(1)畑正憲氏の「ムツゴロウ云々記」に「夫婦年を重ねてくると顔形(かおかたち)が相似形になる」とありますが、これは性活動により互いの精液を交換しあうからなのか、単に衣食住をともにしているために似てくるのか、もともとこの説に信憑性がないのか、どれなのでしょうか?
(2)安倍公房氏の「砂の女」に「二十歳の男は、観念で発情する。四十歳の男は皮膚の表面で発情する。しかし三十男には輪廓だけになった女が、いちばん危険なのである」(P86) とありますが、具体的にどういうことなのでしょうか?
特に私は「四十歳の男は皮膚の表面で発情する」というところに関心を持ちました。これは若さを失うがゆえの若さへの渇望ととらえてよろしいのでしょうか? お教えください。
ある世代の男が語る女性論は、ほとんど娼婦が対象です。
つまり、売春防止法(19580401)以前の見聞がもとであって、遊郭に
出入りする医師は(感染症の恐怖により)いくぶん少なかったはずです。
石川 達三 作家 19050702 秋田 東京 19850131 79 /
安部 公房 作家 19240307 東京 19930122 68 /籍=きみふさ(北海道)
吉行 淳之介 作家 19240401 岡山 東京 19940726 70 /エイスケ&あぐりの長男
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野坂 昭如 作家 19301010 鎌倉 /歌手、作詞、元参議院議員
渡辺 淳一 作家 19331024 北海道 /和田移植事件
畑 正憲 作家 19350417 福岡 /ナチュラリスト“ムツゴロウ”
扶養家族が増えれば、生活がかかってきますから。
色々ありますね。
安部公房氏は医局員なのでしょうが、インターンを抜けた医師の経験値もこの程度でしょうね。
人それぞれとらえ方は違いますから。私が女性に深入りしないのも、私が多分に女性的になってきたからでしょう。
なるほど、私の性的年齢は中学生なみです。(ただし、女性を除いて36年の社会経験はあります。ただ深入りするのが怖いのです)
20代「理由づけ」、30代「結婚して化粧した水商売の女に騙される」、40代「これまでの失敗に懲りて女性の肌年齢からその女性の若さを見極める」ということですね。安部公房氏は医局員なのでしょうが、お医者さんもインターンを抜けるとさまざまな火遊びをするのですね。
今の私は「去勢された宦官」状態なので、これでいいのです。mone of your business
元々いろんな意味で似たもの同士が夫婦になったと考えれば最初は外見の印象が違っていてもだんだん周囲の目には同じような人に見えてくるんじゃないのかな、と思いました。
その本を読んでいないので抜き出された部分だけで解釈しました。
そっちのほうが正しい気がしますね。男性女性ともに。
人間の脳に「ミラーニューロン」という自分に似たもの
に反応する神経細胞があるそうです。
つまり、人間は自分に似た者に好感を持つように出来ているわけです。
●類は友をよぶ
●同じ穴のムジナ
●似たもの夫婦
●飼い主に似る
・
・
・
などいろいろな慣用句がそれを示しているように思います。
同じ食事をしたりすることで筋肉のつき方とかが
似てくることもあるとは思いますが
基本的には自分に似た人と結婚しているのだと思います。
似たようなことなら、わたしでも思いつきます。
「二十歳の女は、空想で発情する。四十歳の女は化粧の外面で発情する。
しかし三十女には下着だけになった男が、いちばん危険なのである」
(1)この説には信憑性がなく、たんなる雑談のたぐいでしょう。
進化論やメンデルの法則に反します。
精液は男性だけの排泄物なので、交換できません。
(2)吉行淳之介が云えば酒場の艶笑小噺で、野坂昭如なら出まかせの
ハッタリ、安部公房だと寓話的比喩でしょうね。
この種の小説的比喩は、虚々実々の趣向にかぎり、許されています。
なお「若さを失うがゆえの若さへの渇望」は、秦の始皇帝が不老長寿
の薬を求めたこと、ゲーテが《ファウスト》で論じたこと、石川達三が
《四十八歳の抵抗》で描いたことなどで、語りつくされています。
上記の話は(1)についてです
その手の話は、この前、タモリ教授のハテナの殿堂でその話、してましたね。
養子縁組などで、親戚でもなんでもない人どおしが、実の兄弟姉妹のように育てられる事があります。
私の知っている狭い世界の範囲内ですが、そのような兄弟姉妹も、けっこう似ていますよ。
飼い主の人間とペットの犬や猫が、仕草やふんいきが似てくる場合もよくあります。
そのへんから私は、精液的な事ではなく、生活を一緒にしているから似てくるのだろうと推測します。
ライフスタイルや経済状態で太ったり痩せたりとかはペットという家族含め同じじゃないでしょうか。
砂の女の下りは
20代は「顔」で相手を判断
30代は「スタイル」で相手を判断
40代は「相手が若い事」を望む
って事でしょう。
夫婦そっくりだな~と思いました。
まだ若いけど、偶然なのか、何か理由があるのか。
でも、夫婦似ているというのはけっこうよく見ますよね。
女性は10代から20代のロマンチック(夢見る年頃)から、歳を重ねる毎にだんだん現実的になりますが、男は30代後半から40代でようやくロマンチック(愛情込み)を求めるようになります。スキンシップによる愛情、愛おしさがそのムードへの火付け役になるということです。
少なくとも40代男性は「渇望」するほどは若さを失ってる自覚はありませんよ。
生活環境で似てくるのだと思います。
日本人でも外国暮らしが長いとその土地の
人と似てきたりしますよね。
皮膚の表面で発情するかあ・・・
どういう意味なんでしょう。。
解釈が分かれるところですよね。
私は触れ合いだと思いました。
手で触れることによって。
Σ|D<経験豊富というわけではなく乏しい経験の中でお伝えします
(1)夫婦は似てくる
うーん、これは多分考え方とかじゃなくて普段の生活です。
同じ生活をして共通体験が多いと思われるので。トラブル対処方法における行動指針が共通ということは
行動様式についての共通項が得られる。これは会社などの組織にも言えることでよそから見てみると同じような人間が多い、つまりカテゴリ分けすると同一。
夫婦は現在団体構成の最小単位の一つですから、行動様式が似てくる。共通体験が多ければそれは体型等にも現れてくる、つまり似てくる、というわけでしょうね。その年月が多ければ多いほど同一といいますか。
同様に、同じ組織の連中が常に体液をやりとりしているのではないでしょうから、観念的な行動形式ではないでしょうか。同じような言葉に朱に交われば赤くなる、竹馬の友。とかそういう便利な熟語があるかと思います。
ああ、あと異物排除というか、排他的組織ほどその傾向が強いと思われます。
(2)皮膚で恋をする
20代は観念で→これはおそらく「恋愛に対するイメージで」のことでしょうか。
40代は皮膚の表面で→これはおそらく「きれいな人に」でしょうかね。
30代は輪郭に騙されるな→これはおそらく「お金目当てで近づく女性が多いよ」でしょうね。
これも、人生経験の情報量の差だと思います。普通に社会経験がある場合、の限定条件ですから
ひきこもり等には適用されないかと思います。
まぁ、どっちにせよ「異性はミステリアス」であなたの場合も助言が欲しい、つまりは恋をしたい、
という事の表明かと思われます。結婚を前提にしたお付き合いでしょうか。
判断の参考になりましたでしょうか?