http://www.myvoice.co.jp/voice/enquete/4104/index.html
マイボイスコム定期アンケート(消費者金融のイメージ)
美徳となっているのは一部の消費者のみで、必ずとも美徳になっていないようです。
その一方で消費者金融は知名度を上げるのに必死になっているようです。
行系消費者金融は、個人の銀行に対する敷居の高さを和らげる目的があるようです。
(もともと銀行は金貸し業ですよね。個人に対する融資というのは住宅ローン等でありましたけど、無目的の場合は、借りにくいという現状があったんでしょうね)
銀行系消費者金融も厳しいようで、ターゲットは30代から、段段と低所得者層を
ターゲットにしてきています。
(融資に対する条件は、消費者金融より厳しいのですが、ターゲットが似てきているんでしょうね。そういわれれば、CMのカラーも、消費者金融のそれと、変わらなくなってきているような気がします)
http://www.myvoice.co.jp/voice/enquete/4704/
マイボイスコム定期アンケート(銀行系ローンのイメージ)
消費者の銀行系消費者金融に対するイメージです。
消費者金融関連ニュースの一部です。
ニュース自体は2000年とちょっと古いですが、採算の合わない事業を撤退したり、
経営環境は常に上向きではないようです。
銀行系消費者金融の実態に関する記事です。
(元記事がすでに無かったため、Googleのキャッシュです)
銀行のサラ金に対する金利はわかりませんでしたが、法人に貸しづらい状況の今、銀行は、個人にターゲットを向けているといった感じになるのでしょうか。
金利は業者によって様々ですが、年利で30%位です。酷く高くここから借金して倒産した会社あります。法定金利は10万円までのものなら20%、50万円くらいまでなら18%、それ以上で15%です。然るに不当に水増しの金利を取っているのは法律違反で、もし借金でトラブルが起きたら弁護士事務所に行って相談すべきです。
まあ、弁護士に依頼するにもお金がかかりますしね。「利息制限法」についてはけっこう多くの人が知っていてそれよりも高い金利で借りてるかというと知らない人もいるみたいですね。
Yahoo!ファイナンス - ローンセンター
ローンの金利はここで詳しく見れます。
カードローンの所を見てもらうとわかるのですが、10%以下から29%まで金利は様々です。
でも、金利が高くなると、消費者金融になるのが一目でわかります。
http://www.0101.co.jp/company/pdf/2002g.pdf
マルイ - marui website -
丸井の財務諸表です。いわゆるローンでの金利での売上が8%となっています。
仕入れも在庫も必要ないとなれば、どれだけ旨みのあるか分かるというものです。
昔は、「月賦の丸井」と自ら称して、中野のしがない百貨店だったのが、
クレジット、ローンという曖昧な横文字にとって変わると共に、企業規模を拡大
していったそうです。
http://www.jcb.co.jp/goriyou/oshiharai.html
お支払い方法|JCBカード
JCBの利率表です。2回払いまでは、無金利(これは法定だったと思います)
それ以上の分割は、12%(消費者金融の半分以下)
毎月一定金額に、支払いをまとめるリボルビング払いは実質15%程度です。
普通にデパート等で高額なものを買うのであれば、消費者金融にお世話に
ならなくてもよいでしょう。
(他のカード会社も同様の利率だと思います)
http://www.satsuben.or.jp/html/01lawyer/la04006.htm
URLエラー:札幌弁護士会
ATMの存在で若者の意識が薄れているようです。
自己破産の件数等の推移です。ここ数年で急激に増えているのがわかります。
原因としては、ギャンブルよりも生活費なんですね。意外です。
自殺者の原因の3割が借金苦によるものだそうです。
貸し倒れという面で、
金融機関の倒産件数。件数自体は、製造等に比べると少ないですが、それでも
毎月3〜4件はあります。
Web search
取立人から見たいきづまっちゃった人たちというテーマの
コラムです。
私は確認してできていないのですが、夜逃げの現場等の写真があるそうです。
借金苦相談室
かなり困っている方がいらっしゃるので、実態はこちらを見ていただければ
よくわかるのではないかと。
書籍です。面白そうで、今回の部分をだいぶカバーしているようなので、
参考まで。
最後の書籍はかなり興味があります。近いうちに探してみようと思います。
ところで何でこんなことに興味を持ったのかが自分でも不思議なんですが・・・
(借金もないし仕事も全く関係ない分野だし)
消費者金融について、詳しい解説、比較などされています。
多重責務の体験談。
なんでさり気なく「ろうきん」がサラ金を批判してるのかはわかりませんが参考になりました。
ありがとうございました。
日々雑感 2002年度
2002/1/18
「先日ある金融機関のお偉いさんが治療にいらした。とても良い方で、いろいろ話して下さいました」
「『先日富士宮に所用で行ったときに駅前通の消費者金融の看板とC・Dの多さに驚きましたね』と話掛けた」
「すると『現在、あらゆる業界の中で、唯一業績が良いのが消費者金融なんですよ』と言うではありませんか」
「銀行は5〜6%の金利で消費者金融にお金を融資し、消費者金融はそのお金を26%で消費者に貸すのだそうです」
「テレビを見ていても消費者金融のCMばかり、大手銀行が不良債権で苦しみ、名前をコロコロ替えて、何が何だか分からなくなっていると言うのに、消費者金融の不良債権は1%以下だそうです。これは『借りたモノはカエス』という日本人個人の律儀さを表しているのかも知れませんが、大手銀行に比べて不良債権の額の少なさに驚きます」
(略)
「……生命保険は加入後1年を経過しないと保険金が下りないため、消費者金融は一年を過ぎてからの自殺を待っているのだそうです。どおりで、昨今の自殺者数が交通事故死者の三倍を越える訳です。年間32,000人ですよ。それも40代50代がその大半と聞くと人ごとではありません」
「金融庁で情報公開されている、消費者金融利用者、個人企業を含めて800万人以上。その納める利息年間15兆円以上 消費税は10兆円。驚いて開いた口が閉じません」
「警視庁の統計では、この利息元金不払いが原因とみられる自殺者1日平均25人以上。消費者金融業界の広告費年間8,000億円。銀行が消費者金融に貸す担保は、消費者金融の顧客名簿とのこと」
(略)
「阪神大震災、今年で7年目という事で、各地で慰霊祭が行われた様ですが、直接震災死5,600名、9/11のテロ、約6,000名、サラ金返済を苦に自殺10,000名、アフガン・パキスタンでの年間飢餓、病死者300万人。アメリカの報復による死者1,000人以下、日本の交通事故死者10,000人前後」
金融機関のお偉いさんの雑談話。銀行の金利は「5〜6%」だそうですが、どうなんでしょう? 雑談ですから証言としては価値が低いかも……。
ただここで、「消費者金融の不良債権は1%以下だそうです」という証言はチェックしておく必要がありそうです。大手銀行はどこも大量の不良債権を抱えてアップアップ、だからいまや日銀までが大手銀行の保有株を買おうとしている。大手銀行救済に走っているわけですよね。それにしても気になる金利……。
儲かってません(某消費者金融社員)2001.3.20
「貸付金がすべて自己資本であれば、利息分が儲けになります。
実際は、多くの債権者側は外国資本や他金融機関から資金調達をしているわけで、
その金利を年利7.3%、返済を1年単位で計算した場合、
債務者が完済するまでの期間の利息は、¥170,000。利息収入の半分近くです。
(利息収入−返済利息)÷完済までの期間→¥7,700-/月額
ATM用カードが1枚約¥30、ATM稼動コスト1回につき平均¥100、御客様への督促などの電話代、店舗や本社機能の諸経費、その他雑費を削ってくと、人件費なんて幾らもでないわけで、会社の収益なんて限りなく低いわけで。
まぁ、わかりやすく言えば、100万円を28ヶ月投資して、月額千円単位(場合によっては百円単位)しか利益が出ない仕組みなのです」
小数点以下の数字まで出ていて「年利7.3%」。匿名の内部告発みたいな投稿ですから、数字を捏造しても告発者にとって何の利益もありません。ですからこれが妥当な数字ではないでしょうか? ただ、消費者金融にもランクがあるはずですから、上位の会社と下位の会社では、全然違ってくるかもしれませんが。
ところで、愚痴は続きます。
「だから、破産とか和解元金割返済に限らず、法定利息引きなおしなんかでも債権者側は損してしまうわけで、儲かるのは、弁護士と、消費者金融に融資している他金融機関や外国資本だけって理屈なんです」
「債権者から債務者にかける督促の電話料金はただじゃない。集金にいく交通費もただじゃない。調停とかの印紙もただじゃない。債務者は嫌な思いをされてるでしょうが、督促・集金している社員の人件費もただじゃないんです。だって、一般電話から債務者の携帯に電話して約1時間会話、どれだけD社(通信企業)が儲かってるか想像できます?これは、債権者側の経費です。そんなお客様からの利息収入はいくらでしょう? ばかばかしくって嫌になります」
まだ続きます(笑)。
「おそらく、金があってゴールデンタイムを買った訳じゃないと思いますよ。TV局側も他のCMが集まらないから、CM枠を空けないように消費者金融のCMを契約どおりに流してるだけだと思います。(←身内に放送業界が2人いるので多分、間違ってない実情と思います。)」
「国も債務者も、消費者金融潰しを考えると、T社を基準に考えますが、あそこは特別です。自己資金一兆円ってことは自己資金で経営が間に合うわけで、私のメールで話した資金調達の金利が0で済むのですから儲かります。T社を弱体化させる規制をしたら生き残る消費者金融は3社も無いでしょう」
う〜ん。「ばかばかしくって嫌にな」るほどコストがかかって、実際は儲かっていない、と言いたいようです。そりゃそうでしょうとも。上の計算には、踏み倒された(焦げ付きの)債権が入っていないわけですしね。業界内部からの証言は貴重ですよねえ! 匿名でも。
確かにそう言われてみると世間が思っているほど儲かっていないかもしれない。でも、さきほどの証言に「消費者金融の不良債権は1%以下だそうです」というのがあったのは確か。では経営実態はどうなんでしょう?
この10年(読売新聞サイト)
消費者金融長者7人が番付ランク入り 業界健全化へ責任増す(解説)1994.05.07
「国税庁が十六日、発表した平成五年分の高額納税者番付には、大手消費者金融会社のオーナーや家族が昨年の株式の店頭公開ラッシュを反映し、続々ランク入りした。かつて「サラ金地獄」という言葉もあった同業界の健全化に向けて、消費者金融業者の責任が増したことを番付は語っている」
「今回、株式の店頭公開に際する『創業者利益』などで百位以内に番付入りした消費者金融会社の関係者は、『プロミス』の神内良一名誉会長(三位)を筆頭に五人。番付トップで、将来の株式公開を目指す業界最大手『武富士』の武井保雄会長兼社長ら二人を加えると計七人となる」
「大蔵省の資料では、全国約七千七百社(平成四年三月末)ある同業界の融資残高は、約四兆一千三百億円。うち、融資残高五百億円以上の大手はわずかに〇・一%の十社にとどまり、業者間格差は極めて大きい」
なるほどね、大手消費者金融(上位10社)の寡占状態のようです。ただしこれは1994年の数字ですから少々古い。では、消費者側のイメージはどうなんでしょう?
これは tamu さまの一回目のご回答の一番目(2001年)と五番目(2002年)【マイボイスコム定期アンケート(銀行系ローンのイメージ)→
http://www.myvoice.co.jp/voice/enquete/4104/
マイボイスコム定期アンケート(消費者金融のイメージ)
など】をご覧ください。
12パーセントが利用経験ありといいますから、相当普及していると見ていいでしょうね。イメージ上では上位5社の寡占状態のようです。
回答者のコメント(4104)を見ると、
「10万円までしか借りれないキャッシング。安心感がある」
という回答がある反面、
「サラ金という悪いイメージをまず払拭して欲しいです」
「社会に認知してもらうことがまず先決」
「駅前ビルの店、どこも同じ、下品な感じ」
「サラ金の暗いイメージを払拭でき、気軽にお金を借りれる……」
「ちょっと恐いというイメージがまだあると思うので、銀行との提携業務をもっと前面に」
「収入に見合った以上の借り入れをしたい人には、ブレーキをかけてくれるような会社だったら」
これらの証言から、まだ「借金は美徳」にはなっていないことがわかります。やはり借金をするのは後ろめたくて暗いイメージがあるのは確か。だから、もっと敷居を低くして欲しいという声があるんでしょう。考えちゃいますよね。明るく借金できればいいということ?
4704 のコメントを見ると、
「サラ金の柄を良くしただけであり、借金することに変わりはない」
「キャッシュローンには、銀行系であろうが消費者金融系だろうがよい印象はない」
などの意見は見られるものの、
「銀行のローンということで、イメージは明るそう」
「イメージは良い。実際金利も安いし審査も厳しくなかった」
「金利が安くて、借りても罪悪感を感じない」
「普通の消費者金融よりも安心して利用できそうなイメージがある」
「口座を持っていると、急なときに、すぐ使えるのは、便利そうに、感じている」
「硬いイメージだけど、取立てとかは安心できそう」
なんと! やはりこのイメージというのは大事なようです。銀行だとこんなに敷居が低くなる!!
先ほどの読売新聞の記事と考え併せると、大手の消費者金融は、「明るく」「安心」というイメージを売り物にし、限度額を10万円に抑えるなど、営業努力をしていることが見て取れます。でも、そういうイメージ持たれているのは上位5社だけ。残りの五千〜八千社(?)は、まだまだ認知されず、サラ金の暗いイメージが残っていると考えられます。「明るく」「安心」な営業に努める上位十社、そして銀行系は好印象を持たれているようです。
このあたりのイメージの変化が、テレビのCMに反映しているんでしょう。
しかし、中小の消費者金融は旧態依然で「暗い」「不安」「恐い」という実態があるのかもしれません。そのあたりは、しっかり見ておく必要があると思います。
どこが儲けているか? そりゃ上位の会社(特にT社!)と銀行系でしょう。テレビコマーシャルのイメージもアンケートで見ると上位五社の独占状態ですよね。なるべく焦げ付きが少なくなるよう上手に立ち回っているのではないでしょうか。
もちろん、「明るく」「安心」というイメージばかりではありません。
銭ゲバ消費者金融を止めろ!
こちらは怒りの声です。ごもっともな意見ですね。でも、以上見てきたことを考え併せると、銀行系や寡占する上位社と、そのほか大多数を占める中小の消費者金融とをごっちゃにしてしまうのは考えものですよね。
消費者金融(The!キャッシング アラカルト=YOUYOUサイト→
http://homepage2.nifty.com/YOUYOU/
我輩は、長野に来た。
)
●消費者金融とは?
●消費者金融業界の歩み
◆無人(自動)契約機について
●近年の好業績の要因
◆顧客側の借入ニーズの増大
◆消費者金融業者の経営戦略
◆社会的認知度の向上
◆サービス提供体制の整備
◆フォローの金融環境
◆貸出残高の伸び率鈍化
◆リスク管理状況
◆おわりに
●消費者サイドの意見
このような分析もありました(ホームページの設計に難あり)。ここは業者さんのサイト? それにしては冷静な分析です。また、
http://www.mof.go.jp/zaimu/40nenn/main/020401.htm
第4節 金融事務 1.最近10年間の金融動向
第4節 金融事務
1.最近10年間の金融動向
「昭和53年からの10年間は,我が国の金融機関の歴史にとって……
これは財務省のサイトにありました。少々古いんですけど政府による公式見解と、これまでのサラ金から消費者金融への歩みを知るためには、一読の価値がありそうです。
新しいものとして、
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10.html
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
就職四季報Web 学生のための業界早わかり(2002年5月28日)東洋経済サイト
[第10回] 金融業界(全2ページ)
1)金融の再生を阻むもの→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10.html#kinyu01
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
2)日本の金融を歪めた間接金融偏重→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10.html#kinyu02
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
3)バブル発生の背景に金利体系の歪み→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10.html#kinyu03
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
4)無視された円高の警告→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10.html#kinyu04
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
5)「住専」処理問題の本質→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10.html#kinyu05
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
6)政府による住専処理の誤りが金融健全化を遅らせた→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10.html#kinyu06
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
7)なぜ母体行の責任が問われるのか→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10.html#kinyu07
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
8)農協系統金融の免責→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10b.html#kinyu08
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
9)住専処理は不良債権問題の入り口に過ぎなかった→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10b.html#kinyu09
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
10)自立した経営が求められる時代に→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10b.html#kinyu10
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
11)加速する生・損保相互の参入→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10b.html#kinyu11
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
12)完全自由化で金融グループに組み込まれる証券→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10b.html#kinyu12
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
13)再編統合で巨大金融グループが次々に誕生→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10b.html#kinyu13
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
14)多岐にわたるノンバンクの展開→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10b.html#kinyu14
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
15)金融業界の企業名一覧→
http://job.toyokeizai.co.jp/gyokai/gyokai10b.html#kinyu15
学生のための業界早分かり−就職四季報WEB
こちらも、上記のように見出しごとにリンクがつけられているサイトになっているおかげで、ちょっとした事典代りに使えそうです。
サラ金(川内市街地研究所)
これはサラ金の簡単な解説。こんなにコンパクトによくまとまっていると思いませんか。
また、二番目に挙げた匿名の投稿のようなものではなくて、現役サラ金社員を自称する方のサイトも挙げておきます。
サラ金勤務日誌
いずれにせよ、金融業界は生き残りに必死のようです。
ところで、tamu さまのご回答の二番目、最後の本の紹介は痛かった。これこそズバリですものね。おかげで方針転換に時間がかかりました。
続く(予定)
方針転換ですか。続きを楽しみにしてます。
アコムの今期連結純利益、株式公開来初の減少(nikkei.co.jp, 2002.9.18.)
ここ数日間をみても消費者金融関連ニュースの動きが激しいようです。たとえば上記。
このように貸し倒れが激増している。さらに今朝の新聞には「全国ヤミ金融対策会議」(代表幹事・宇都宮健児弁護士、tamu さまが挙げられた『消費者金融 実態と救済』の著者→
)が20日に少なくとも17都道県で計2000業者以上を告発したとか。このヤミ金融業者の利息が、もう、すごいんです。10日で4〜5割(年利1000%を軽く超過)。取り立ても「殺す」「家に火を付ける」などと暴力的、脅迫的で、被害が深刻化しており、1980年代にサラ金が全国的な問題になって以来の事態なんだそうです。業者は生き残りに必死のようです。
超高利業者・暴力金融(トイチなど)(うさぎ法律事務所→
うさぎ法律事務所
)→
といち巡り(支払いを済ませた体験談)→
50歳代で上場企業を退職→
わたしのイメージでは高利貸しというと「といち」。 「といち」というのは10日で1割の金利を払うという意味で、とんでもない高利の代名詞だったはずでした。 ところが最近の高利貸しはなんと10日で5割! つまり10万円借りると、10日後には15万円返す計算。 当然複利なので利子を全然払わないと、20日たてば借りた金額の約2倍以上(22万5千円!)を返済しなければいけないことになりますね。
閑話休題(それはさておき)、今回は日本人のサラ金に対する意識や関わり、その歴史的背景を追求してみようかと思います。
庶民金融のはなし
「私には長い間疑問に思っていたことがあります。どうして日本には庶民金融がないのだろうか、と。江戸時代にはありました。昭和の初めぐらいまで在ったように思いました。しかし戦中の混乱と戦後の超インフレで消し飛んでしまったのかと考えていたのです。戦後、貯蓄に励む熱心な国民性が植え付けられて、庶民金融は存在の意義を失ったのだろうか、とも」
「消費者金融があるだろうって? お客様、それは誤解でございます。庶民のための庶民金融が年利20〜30%なんて暴利で貸すわけが無いじゃないですか。消費者金融は、真っ当な金融機関が貸してくれない相手に高リスク高リターンで資金を貸すのです。彼らは顧客から絞れるだけ絞って、最終的に顧客が破綻しても損はしないようにできています。庶民を思いやる気持ちは、サラサラありません」
「??」という文章なんですが。「いつの時代から借金が美徳になったんでしょうか?」というご質問に答えようとしてさがしていて見つけた、少々意味不明の文章。
それにしても just さまのご質問はごもっともだと思いました。洪水のように溢れるテレビコマーシャル。実は何年か前に電車に乗ったとき、ふと車内の広告を見ると半数以上が消費者金融のものだと気付いてびっくりしたことがありました。気になって残りの広告はと車内を一周してみたら、ブライダル産業とホテル・観光業のもの、それに週刊誌の広告だけでした。
この筆者は「どうして日本には庶民金融がないのだろうか」「江戸時代にはありました」な〜んてサラリと書いています。江戸時代の庶民金融っていったい?
わたしが知っていて江戸時代からある庶民金融といえば、それは質屋です。
岩田質店
質屋の歴史・雑学のほかいろいろ。ここで「歴史・雑学」を見ると、
「質屋700年の歴史と申しますがそのルーツは、貨幣経済が発達してきた鎌倉時代よりとするのが一般的のようです。物々交換から貨幣経済に移行してくると、どうしても、お金がある時と無い時が出来るのは世の常です。それゆえ、貨幣経済の発達とともに、質屋の重要性も増してくるのですが、歴史の授業で習ったとおり、幾度かの戦乱の世を経て、貨幣経済が全国津々浦々まで浸透した江戸中期、元禄時代に今の形に落ち着いたものと思われます」
東京質屋協同組合・青年部→
TOKYO-78.COM
左側のメニューで「質屋さんマル秘テクニック」が出てきます。
ところで、江戸時代というと大昔ですので田舎というイメージを持たれるかもしれませんが、江戸時代において「江戸」は世界一の消費都市だったんです。寿司、天麩羅、蕎麦は大都市「江戸」で生まれたファストフードだったんですね。→
http://www.nagano-cci.or.jp/tayori/650/ibukuro.html
ターグ・ターケン氏の考える胃袋
江戸の暮らし(電通 古今東西広告館→
)
江戸は消費都市? 生産都市?
「江戸の町の特徴といえば武士が多かったこと。武士は何も生産しない消費階級だった。また、江戸の人口の大半を占めていた商人も物を売り買いするだけで生産はしない。このため、江戸は巨大な消費都市であったといわれている」
江戸に住む住民は、生産に直接タッチしない消費者が大部分でした。文章の後段には。その消費者をささえるため江戸市中の近郊農山漁村で生鮮食料品などをさかんに生産することが書かれていますが、それでもやはり巨大な消費都市であったようです。とすると、消費者金融はどうしても必要になります。そこで発達したのが質屋だったんですね。いろいろ調べてみると江戸庶民の生活は、それほど物価も高くなく暮らしやすかったようですが、やはりちょっと現金が必要になる時もあったんでしょうね。
質が金に変わる洒落看板/質屋→
「看板が目立ちすぎては困るが、さりとて客に分からなくては意味がない。そこでできたのがこういう洒落看板だった」
質屋も発達しましたが、やはりお金を借りるのに人目をはばかる風潮も、すでにあったようです。高利貸しもあったでしょうし、
樋口清之博士の県別にみる日本人診断(
県別にみる日本人診断
)東京都→
1、江戸は人の掃き溜め
「『伊勢屋稲荷に犬の糞』といわれたほど伊勢出身の質屋が多く、酒屋は三河屋、湯屋は越後屋など江戸に店を張る商家の屋号は全国の地名に及んでいる」
このように、質屋=「伊勢屋稲荷」=「犬の糞」と、庶民にとっては必要であるにもかかわらず、嫌われものの代名詞にされてしまっている。
江戸時代にさかのぼってみたのは、消費都市と消費者金融とは切っても切れない密接な関係があるのではないかと考えたからです。質屋が今の形に落ち着いたのは江戸中期、元禄時代だというところから考えるとそう思えます。
「Q 私も妻も全くの利息オンチ。借りている金利や預けている預貯金の利息すら知りません。簡単にわかるように教えてください。(歯科医 37歳)」
「A サラ金が社会問題となったのは1970年代後半ですが、江戸時代から高利で融資する庶民金融はありました。無担保で借りやすいのですが、高い金利をとって返せなくなると、強い態度で催促します。現代のサラ金と類似した問題が見られたのです」
「この当時の庶民金融は、年利にすれば1割5分が法定利息でした。しかし、年率3割から10割に達するものも少なくなかったそうです」
この江戸時代の構図って、現代の消費者金融の実態とよく似ていると思いませんか? 無担保の高利貸しがすでに存在していた。「法定利息」というのもありますから利息制限法みたいなものもあったようです。
「利息のほかにも、礼金や筆墨料という名目で元金の1割くらいを貸すときに前利息として徴収してしまいます。返済期限の月末ではなく20日か25日にして、この期日までに返さないと月末までの残りについても1カ月分の利息を払わせるどういう仕組みもよく用いられたといいます」
前利息を徴収する(つまり百万円を貸した証書をつくって、利息分四十万円を引き、六十万円しか渡さない)というやり口、現代のヤミ金融も利用しているところはありますね。
続く文章も読んで下さいね、just さまと似たような指摘が出てきますから……。この文章は1999年に書かれたもののようです。
さて、では江戸時代から一気に昭和に飛びます。
まず、この年表(平塚七夕まつりサイト)の第17回(昭和42年=1967年)のところを見て下さい→
美濃部亮吉さんが東京都知事に当選し、そしてベトナム戦争が拡大、また吉田茂首相が死んだその年(1967年”3C”: ColorTV, Cooler, Car)に「質屋に代わりサラ金時代へ」との記述が見られます。東京オリンピック・東海道新幹線開通の年(三種の神器:テレビ、洗濯機、冷蔵庫の時代)から3年後です。消費花盛り。このころは、ベトナム特需に沸き、高度経済成長路線を突っ走り始め、東京が大消費都市へとふくれあがろうとする、まさにその時期にサラ金が質屋に取って代わったわけですね。そしてその約10年後……、
10/12 (1978年)
「警視庁が初めてサラ金被害実態調査を発表する(1〜8月分で自殺者130人、家出・蒸発1502人、売春を強要された女性13人、しかし年間では自殺者180人、家出・蒸発2203人、そのほか夜逃げや一家離散などは数知れず)」
これが、いまでいう消費者金融の前身「サラ金」についての初の実態調査だったようです。ロッキード事件のころ、キャンディーズが解散した年でした。71年にドルショック、73年に石油危機と、経済成長にかげりが見えてきた時代です。
もちろん、警視庁は、よほど問題が深刻化しないと動きませんから、この調査も遅れに遅れた調査だったことだと思います。
70年代の年表→
全国サラ金問題対策協議会が設立される→
1977年「サラ金被害者の会」結成総会(大阪)/1978年「全国サラ金問題対策協議会」創立総会→
http://www.cre-sara.gr.jp/rekishi.html
被連協:被連協の歴史
そのころ人格形成をしていたのはどういう層なのでしょうか……、
http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/02number/199804/04toku3.html
読売ADリポート ojo:adv.yomiuri
ニューシルバー登場の背景
「この世代は、戦後の民主主義、男女共学、六・三・三制のなかで生まれ育ち、集団就職や受験競争を経験し、“全共闘運動”と呼ばれる学生運動の中心的役割を担った。自分たちの手で世の中が変えられると信じていた最後の世代である。
日本が高齢社会を迎える前から人口ピラミッドの形を崩していたのもこの世代で、常に妙に目立つ出っ張りとして存在していた。ベビーブーマー、ハイティーン、ヤング、ニューファミリー。団塊の世代は、常に大量消費のメーンターゲットとされてきた層であり、テレビ、自動車、マンションを次々と購入し、消費者として日本の産業を支えてきた世代だ」
かの全共闘世代だったんですねえ。
バーゲンに思う(『女の気持ち』毎日新聞)
「昭和40年代から50年代にかけての日本は、消費が美徳とされ、右肩上がりの活気にあふれた時代だった。定年後は、退職金とその利息、年金で悠々自適の生活が送れると思っていた」
「ところが今、その人生設計が根底から覆されている。バブルがはじけ、今までの価値観が通用しなくなっている。景気回復の兆しは一向になく、閉店、閉鎖、倒産、リストラ、給与カット等、厳しい現実が身近に迫り、我が家もその例外ではない」
「消費は美徳」ときたもんだ。
Mainichi INTERACTIVE [これから]浮惑の時代に(そのころ物心が付き育った世代の世相の略年表)→
【1966】ビートルズ来日。カー・クーラー・カラーテレビの3C時代へ。ミニスカート、過疎
【1967】核家族
【1968】昭和元禄(元禄!)
【1973】オイル・ショック
【1976】日本人の90%が中流意識
【1978】家庭内暴力、窓際族、サラ金地獄
【1979】ウサギ小屋
【1984】マル金・マルビ、くれない族
【1986】地価高騰。家庭内離婚
この時代、すでに政府も消費者保護の必要性を検討していたという資料がありました。
◆第1次 国民生活向上対策審議会(昭和36年6月24日〜昭和38年6月23日)答申→
(国民生活審議会→
)
消費者の権利と消費者保護→
消費者保護の必要性
(消費者はきわめて侵害されやすい状態におかれている理由として)
1、「消費者はきわめて多数でありながら未組織であり,しかも,毎日の生活を続けるために商品サービスの購入・消費を止めることができないという弱い面をもっていることである。そのために,生産・販売者の側において,違法な価格協定が行なわれたり,不当に独占的な色彩が強まるような場合には,多数でしかも未組織である消費者が不利な地位に立たされる」
2、「消費者は非常に多数の商品やサービスを購入・消費するため,すべての商品やサービスについて充分な知識を得ることが困難になったばかりでなく,さらに生産技術の進歩によって個々の商品やサービスの品質,性能などが複雑化したため,これを充分に理解することが困難になり,購入に当って必ずしも合理的な行動がとれないことである」
3、「消費者が心理的な弱点をもっていることである。現実の消費者は,合理的な精神と合わせて射幸心,虚栄心,非科学性などをもっており,取引の場において合理性のみを発揮するとは限らず,しばしば,射幸心や虚栄心に基づいて行動する。この弱点は一部の巧妙な生産・販売者によって利用され易いものである」
射幸心や虚栄心で消費行動する。大手の消費者金融は「『明るく』『安心』というイメージを売り物」にしているわけですね。つまりそのイメージの実体は虚栄だとはいえないでしょうか。恐ろしいことです。身も蓋もなく言えば単なる借金にすぎない。なのに虚構のイメージ(演出)で誤魔化されてしまい、テレビCMの「明るい」イメージにつられて、つい借りてしまう。銀行系にしても「サラ金の柄を良くしただけであり、借金することに変わりはない」んですね。
このようにして、つい借りてしまう層が80〜90年代を通じて、どんどん増えてしまった結果、消費者金融は肥え太る結果になってしまいました。
94年の高額納税者・全国 →
消費者金融長者7人が番付ランク入り 業界健全化へ責任増す(解説)
バブル経済→
「バブルは「泡」という意味で、実態の価値以上の評価(泡の部分)が生じている経済状態のこと。具体的には株、土地、建物、絵画、宝石など各種の資産価格が、投機目的で異常に上がり続け、その結果、それらの資産額が膨らみ、大きな評価益が発生しているかのように見える状況のこと。最近の日本では1980年代後半から1990年代初頭までが相当する。1980年代後半の金余りを背景に、地上げによる土地や財テクブームに乗って、地価や株価が高騰。東京株式市場の売買額が世界一になり、ノンバンクも含めた土地関連銀行融資の激増、リゾート法の改正などが相次いだ。このバブル経済は、その後の金融引き締めや不動産融資規制により、1990年頃には地価の下落、株価の下落へと向かった」
そしてその後、このようにバブルは崩壊してしまいました。
高田公理著『「流行」の社会学』(PHP研究所 1985年)
「流行」と「サラ金」の共通性に注目
「本書で最も重要であるのは4章と5章である。ここで著者は『消費者金融』とそれの隆盛をもたらした『日本における高度大衆消費社会の成立過程の解明』を行なっている。消費者金融は日本の『近代化』から『現代化』の推移期にともない普及した。つまり高度経済成長期であり所得の増大と共に消費者の欲求も増大した時期でもあった」
「さらにその欲求は『機能的効用』から『象徴的効用』へと変化していった。いわゆるブランドが流行したのがその典型で、『記号性』の強調したものに対する欲求の極限の肥大を示している」
この「欲求の肥大化」が社会を変えていきます。家族制度の崩壊とか……。そういった変化によって新たな不安が生じてきますね。その不安の解消や自己顕示(ブランド!)などを満たすために消費者金融に行き着く、と分析しています。
「5章ではお金に関する実際の調査結果が中心に進められているが、そこでは『底の浅い豊かさ』や『みごとな中流意識』そして『際限ない消費欲求』が露呈している。またイメージに関しては『サラ金』は最悪で、消費の信用経済化が進んでいるにもかかわらず否定的なイメージが根強いことが注目される点である」
「本書は1985年に出版されたものだからもう10年経つ訳だが、現在『サラ金』は長者番付にのる程の隆盛ぶりである。又その背景としてブランドといった『記号性』は相変わらず大変な需要であるし、著者の指摘には納得させられる。『サラ金』を巨大な生産力によって支えられる『流行』現象としてとらえ、『流行』と『サラ金』の金銭消費のタイプの同一性を指摘し、この両者の『うさんくさい』という共通のイメージを表す事で、改めて日本社会そのものを特徴づける発想はとてもおもしろく興味深かった」
この描写は今でも十分通用するように思います。
消費者金融市場の動向(成長著しい消費者向け無担保ローンの現状を、利用者に対する調査と、消費者金融各社へのインタビューで探る)日経リサーチレポート 1997−Ⅰ号(1997.3.15発行)→
「もうひとつの財布」の感覚
「もちろん生活費や銀行残高など埋め合わせという比較的深刻な理由もみられるが、多くはあたかも『もう一つの財布』という感じで手軽に利用している。そこで各社は競ってCD・ATM機をショッピング街や主要ターミナル駅などに設置した。利用時間をなるべく長くし、土日も開けるようにしている」
このように、「借金が美徳」とまでは言えないにしても、生活にしっかり定着してしまっている人もいる、ということではないでしょうか。
イメージとはおそろしいものです。
冒頭に挙げたように、あちこちで反撃の狼煙は上がっています。
▼全国クレジット・サラ金問題対策協議会▼
全国クレジット・サラ金問題対策協議会(同じページ→
)
全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会→
全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会
クレサラキャラバン→
クレサラ・商工ローン・破産用語辞典(弁護士便利帳→
)→
「そもそも金利で儲けるってどうなんでしょう」というご質問が残っていますが、それにお答えすると、ここまで書いた何倍ものスペースが必要になりそうなので、これで打ち止めにさせていただきます。
これで回答になりましたでしょうか?
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資料:
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法律相談:借金地獄で破滅しないためにはどうしたらいいか→
(運輸労連サイト→
運輸労連ホームページ
)
「弁護士が委任を受ければ、すぐに受任したという通知を業者に送ります。この通知を送れば貸金業者は本人への直接交渉はできなくなります。業者の催促で眠れないということはなくなります。今まで苦しんでいた業者からの督促が止まり平穏な日々が戻ってきて、皆さん夢のようだなどと言われます」
「ただ、暴力団まがいの『といち』(10日に1割の利息の意味)の超高金利の業者などは、稀には通知後も督促をしたりということもありますが、弁護士が強く抗議などするとほとんどはそのようなことは止まります。よくいわれる拉致されたり、暴行されたりということは弁護士が介入すればほとんどありません。万一そのような場合は、弁護士が警察出動要請・告訴などの法的手段をとりますのでやはり心配はいりません。脅しを受けたりしたときは、テープ録音をするなど後で証拠になるものをとっておくことも重要です」
お金教書 −お金は嘘をつかない−(情報マーケット→
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1回 こんなひとはお金を借りてはいけない→
2回 もし貧乏になったとき その1→
3回 もし貧乏になったとき その2 アンケートのすすめ→
4回 貧乏でもお金持ちに見せることができる→
5回 貧乏からの脱出法→
6回 お金十戒 その1→
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9回 借金生活が始まる(その1)→
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11回 お金を借りるということ→
12回 利息を知っておこう→
13回 金利は高くても借りる?→
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消費者金融徹底比較サイト→
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消費者金融徹底比較サイト
(消費者金融の貸出額が過去最高を更新し続け、社会的に認知された今、金利・返済方法・営業時間・キャンペーンなどを比較しています)
金利比較、店舗・提携先等比較、営業時間等比較、返済に関する比較、キャンペーン等の比較、インターネット店比較、高限度額商品比較、事業者向け商品比較
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(全国クレジット・サラ金問題対策協議会事務局長・弁護士 木村達也)
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知るぽると:金融広報中央委員会
)→
・用語解説→
下に挙げたのは、サンプルです。
・・ノンバンク(non-bank)→
「銀行法で定められた銀行などの金融機関以外の融資を行う金融会社の総称。信販会社、クレジットカード会社、消費者金融会社などの消費者向けノンバンクと、事業金融会社、不動産関連金融会社、リース会社などの事業者向けノンバンクがある。銀行などの金融機関は貸付と同時に、預け入れ業務を行うが、ノンバンクは預け入れ業務を行わない特色がある。1980年代後半のバブル期には貸付額が大幅に拡大したが、バブル崩壊後とくに不良債権をかかえた事業者向けノンバンクは厳しい状況に置かれた。また1990年代末には中小企業向けの商工ローンの悪質な営業活動が国会で問題にされた。ノンバンクは銀行、保険会社、農協その他から資金調達を行うが、社債発行が資本金10億円以上の企業に認められるなど調達先も多様化してきている」
・・財テク→
「ハイテクノロジー(高度先端技術)の略語であるハイテクをまね、財産を殖やす意味でつくられた造語。手持ちの資金で高収益を得ようと、バブル経済全盛期により有利な金融商品の選択、株式投資、土地・不動産への投資等その内容は多様化した。しかし、バブル崩壊によって多額の不良債権をかかえる結果となった事業者や個人も出た。現在、銀行、証券、保険会社をはじめ郵便局も新商品を次々と発売し資金運用をよびかけているが、有利なものほどリスクも高いという原則を認識して資金運用を図ることが大切である」
おまけ:
季刊総合雑誌『批判精神』創刊にあたって→
「ソ連が崩壊して10年、資本の論理が大手を振って世界を駆けまわっています。その結果、富の偏在は目に余るほどひどくなっています。消費が美徳と言わんばかりに、人びとの欲望をかき立てるイメージ操作がなされ、形も中身も存在しない空疎なものが商品化されています」
ああ無情!
膨大なコメントありがとうございました。
「金利で儲ける」についてはまたの質問と言うことで。
ところでなぜかクレジットカードか作れそうです。
(既出の質問「住所変更をしてない」より)
郵政事業庁関連だからおおらかなのでしょうか。
「調達金利の実態」ありがとうございました。
「金が金を呼ぶ」って感じですかねえ。
必要でない人や返せる見込みのない人は借りない方がいいと思うんですけどね。
みなさんありがとうございました。
さっそく回答をありがとうございました。
とてもよくまとまっていて参考になりました。
まあ、CMなんかの費用は金利に上乗せされるのは当たり前なんでしょうがそもそもいつから日本人(個人)は担保も無く「現金」を借りるようになったのかも不思議なところです。
「銀行系消費者金融」が3年以内の黒字が微妙というのもなんとなくはわかる気がします。
現金で買った場合とローンで買った場合の具体的な試算などがありましたらお願いします。
あと「貸し倒れ」や「夜逃げ」「借金を苦にしての自殺」などもありましたら。
借金が理由の自殺者って真面目な人が多いんでしょうか。
いろいろ注文が多い質問ですが宜しくお願いします。