>巨大なパーティションからはOSをブートできない、という場合もあり得ます。
>いったんブートしてカーネルがHDDの容量を正しく認識すれば、BIOSがどうであろうと関係ない
パフォーマンスといわれると、正直つらいですね。
気が付いたときには前の質問が終了していたので黙ってましたが、ブートパーティションとシステムパーティションを分ける最大の理由は、ブート可能領域の制限だと思います。
これはAT互換機のマザーボード(というかBIOS)の問題なので、ディスク容量が増えるたび、(OSを問わずに)回避策が繰り返し検討されてきました。
Win2KやWinXPはサーバーでの使用も考慮されたOSです。ブート+システム領域が必ずしもブート可能領域に有るとは限らないので、このような機能が付加されたのではないでしょうか。
(開発機やテスト機では、NT4とNT3.51とのデュアルブートで苦労した覚えもあります)
http://www.ijournal.org/IT/nt.htm
Windows NT編
UNIXの場合、1ドライブで構築する場合にもSWAP領域やUSER領域、System領域など、一旦設計時に確保するので、USERファイルの操作により断片化が生じてもそれほど著しいパフォーマンスの低下には陥らないということを忘れてはいけません、ところが、Windowsの場合デフォルトで仮想メモリ領域が動的に動くようになっているので、仮想メモリ領域が断片化すると深刻なシステムパフォーマンスの低下に直結します、デフラグという作業があるのはご存知だと思いますが、この仮想メモリ領域がOSの行う処理によってなかなか進まない、またはとまってしまうなどの状況が、深刻な断片化が起こったWindowsシステムにはよく見られます
よってシステムのパフォーマンスオプションで
仮想メモリ領域を初期サイズ=最大サイズにして別領域に取ることによって仮想メモリが連続的な1領域に取れるので、断片化が発生しなくなります。このときに論理ドライブではなく物理ドライブで別パーティションに割り当てられているならば、処理中のハードディスクのヘッダ位置が通常のファイルアクセスとシステムアクセスで別々に行えるのでシーク時間が大幅に短くなります
(2つのファイルを順番にこぴーする時間より2つのファイルを平行して同時にコピーしたときの時間の和の方が大幅に大きくなる原理と一緒です)
パフォーマンスの問題とはまた異なりますが
Cドライブ以外をSystemパーティションにすることによって%WINDIR%などを見ないで直接c:¥Windowsのフォルダを探してくるWormや
Virusも少なくないので偽装的な意味合もあるかもしれません
UNIXの場合は再起動しなくても、システムの更新が可能ですが、Windowsの場合はWindowsが使用中のファイルを更新したり、バックアップ空復元する場合直接操作できないことにも理由があります、パーティションをわけて別パーティションから起動することによってアクセスできるようにしてやるわけです。
1ドライブのシステムが多いのは、システムの構築が簡単、デフォルトの設定のままであるので楽であるといった理由からなので、パフォーマンスを追及するなら自分でシステムを構築した方が良いかと思います(^^;
さらに 作業用のパーティションを作るとファイルの断片化が起こりにくくなるのでパフォーマンスアップになりますね
>パフォーマンスアップになりますね
ありがとうございます。 どれくらいアップするものなのでしょうかね。
>最大の理由は、ブート可能領域の制限だと思います。
なるほど、ありがとうございます。