2000年の記事ですが非不胎化介入のひとつの捕らえ方です。
http://www.kabu.com/tousi/wakaba/default.asp?number=33&week=2
指定されたURLは、存在しません。 : カブドットコム証券
株価と為替の基本的な考え方です。
非不胎化政策の簡単な解説。
ゼロ金利時代に政策としてどれほどの効果を挙げるかは疑問ですが、市場心理には効果がありそうですね。
株価の変動にはさまざまな要因が複雑に絡み合っているので一概には言い切ることはできません。
日銀が市場介入を行うことによって急激な相場の変動を抑えることにより経済への悪影響を抑えて、その結果に株価が上がるということもありえます。
「日銀が外国為替市場で円売り介入を実施すると、介入した分だけ市場の円資金が増え」っていうのがいまいちよくわからないとこなんですよね。
これを読むと
「不胎化」→「金利変わらず&市場資金変わらず」→「株価変わらず」
「非不胎化」→「金利下落&市場資金増大」→「株価引き上げ」
ってことでしょうか?
結局私が、非不胎化以前に為替介入というもの自体をあまりよくわかっていないってことなのでしょう。
バカみたいにお金を垂れ流せば、溢れたお金がちょっとは戻ってきます。外貨準備高を増やす振りをして外国を通して自国の株を買い支えているようなもんではないでしょうか?
ちょっと異常ですね…。どこまで持ちますやら怖いものです。
非不胎化介入で関連の記事を検索してみてください。
下品な説明ですが、笑ってしまいました。
「非」「不」胎化介入なわけですね・・・
’`,、(’∀`) ’`,、
最近よんだ本で、どっかに書いてあったなぁと思いつつハッキリ思い出せません。たぶん、コレだったかと…。
日本銀行
|↑
介入資金||外国為替資金証券(為券)
↓|
日本政府
|↑
介入資金||米国債
↓|
アメリカ政府
という形で政府は青天井の介入資金を得て、それが最終的に米国債に変わるのはわかります。
「政府・日銀は市場で円を売ってドルを買い」ってのがよくわからないんですよね。
「米欧の機関投資家を通じ、日本の株式市場に還流している」ってのもよくわかりません。
なぜ最終的に日銀当座預金残高が増えるのでしょうか?
「通常、日銀が「ドル買い円売り介入」を行った際には、その応答日(資金の決済日、Value Date)に、円資金を市場から吸い上げます。」
ってのが具体的にどういうことなのかがわからないのです。
「多くの市場参加者を巻き込んで、大っぴらに税金を輸出企業に注ぎ込んだに過ぎません。」
というのは同意です。
本については、いまのところ読む気ないです。
わざわざ回答頂いたのですが、私が求めている意見とはかなり違います。
http://www.asahi.com/money/column/TKY200401140261.html
asahi.com : マネー
2回目の回答です。ポイントはいらないょ。
ついに、ドルが110円になりました。105円で外貨預金を損切りしたワシには聞きたくないニュースです。
さて、どうして?という問いに対して、答えは立場によって違うし、コレダ!と言い切るのは時間が立っても厳しいものです。あくまで私の観点です。
円を売ってドルを買うのではなく、円でドルを買っているのです。
日本は日本円を発行できますが、いくらでも刷ってしまうと、
途方もないインフレになってしまいます。
なので、市場から流通している円を吸い上げる必要があるわけです。
本来であれば、そんな事をすれば日本の通貨には信用がない!
ということで、円安になるはずなのですが、
市場はそれでも円を求めて円高になろうとしています。
これは、そんな日本より米国の経済の方が危ない匂いがしているからではないでしょうか?
日本のドル買いは、つまり、ドルを日本政府が買い支える=
米国の経済を支えているということと同義なのかもしれません。
それはどうしてなのか…。私にはわかりませんが、
そこまでして、円高をなんとしてでも食い止めようとしているわけです。
資金が米国から逃げている。
日本円、米ドルだけ見ていると分かり難いですが、
ユーロや豪ドル、NZドルなどの推移を並べてみていると、
米国から逃げてるんだろうなというのが見て取れます。
特に日本には回復の気配があり株価などに底値感があるというのが好材料になっておるんではないでしょうか。
で、本来であれば、資金が流れ込めば円高になり、ドルから円に投資をした場合、
目減りしてしまうはずなのですが、その逃げている流れに力ずくで逆らっている国があるおかげで、
米国の投資家が円高に悩まされることなく日本株式市場に投資できるっちゅぅことなのか?
Σ(゜д゜|||) もしかしてコレはインフレターゲット!?!
http://www.mof.go.jp/1c006.htm
外貨準備等の状況
そして、日本の外貨準備高はこのようになってしまいました。
通貨と国債というのは密接な関係にあります。
税収が40兆、国債発行残高500兆超、利払い9兆円、そんな日本の国債格付けはアフリカのボツナワ以下です。
しかし日本の外貨準備高は50兆円を超え債務不履行などありえない。つまり、ドルをこれだけもっているのだから日本国債は安定である。
日本円はそれだけの価値があると言うものです。
化かしあいが何所まで続くかはわかりませんが、これらのトレンドはいつ急反転して、どうなろうとわかったもんじゃありません。
雄牛は階段をあがるが如く、熊は窓から飛び出る。俺には読めません…。
・・・。なんか長々書いてしまいましたが、俺の言っていること筋通ってるかな?不安・・・。
「円でドルを買っているのです。」とか「市場から流通している円を吸い上げる」というのでどういう風にお金とその対価が流れるのかがわかりません。
どこまで答えになているのか自信がありませんが。『エコノミストミシュラン』(2003年11月7日、初版)のp.100からの抜粋。
野口:まあ、気持ちは解りますが、ただそれだと、財務省さえ動けばいいという話ですよね。それにはちょっと異論がある。仮に財務省がどんどん為替介入をしても - 実際にいまもそれをさかんにやっているわけですが - 日銀がスタンスを変えないとすると、日銀の資産がどんどん外債におきかわるだけです。
日銀当座預金残高の目標はいま30兆ですが、それには日銀の資産の裏づけがあるわけです。財務省が為替介入をするときには、外国為替資金証券(外為証券)という短期国債の一種を発行して、それを日銀に買い取らせて、そのお金で外債を買います。こうして、日銀の資産側には事実上は外債である外為証券が増えていくわけです。他方で、財務省の介入の結果、市場に円が流れ込んでいくわけですが、そこで制約になるのは、30兆円という日銀当座預金残高の目標です。日銀がこれを一定としている限り、介入で市場に流れ込んだお金は、短期国債とか手形といった日銀の持つ他の資産の売却によって、市場から日銀にすべて回収されてしまうことになる。要するに、自動的に介入の不胎化がおこなわれてしまう。ここで、日銀の持つ外為証券を外債とみなせば、そのネット効果は、日銀の持つ国内資産を単に外債におきかえることでしかない。これでは、ベースマネーはまったく増えないわけで、介入の円安効果さえもほとんど期待できなくなってしまう。
「介入で市場に流れ込んだお金は、短期国債とか手形といった日銀の持つ他の資産の売却によって、市場から日銀にすべて回収されてしまうことになる。」
というところからなんとなく整理ついてきました。
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日本銀行
|↑
介入資金の円||外国為替資金証券(為券)
||
↓| 介入資金の円
日本政府―――――――→金融機関→株?
←――――――― ←?
ドルになった|↑ ドルになった介入資金
介入資金||米国債
↓|
アメリカ政府
---------------------
という資金移動の流れがあって、
ここで金融機関が「介入資金の円」を使って
1)外国為替資金証券をはじめ日銀が持ってる債権を買う
→不胎化政策
2)日本株を買う、よってTOPIX&日経平均上昇
→非不胎化政策
てな感じでしょうか?
仮にこれが正しいとしたら、介入円資金から両替することになったドルは元は何だったのでしょう?
一番下に図が出ています。まず、日銀が直接アメリカ政府と取引するわけではありません。「円を売ってドルを買う」というのは、例えば個人が銀行の窓口に行って、円をドルに両替してもらうことをイメージしてもいいと思います。
こちらはもうちょっと詳しい介入事務の解説。要するに日銀のディーラーがどっか他の市中銀行に電話をして、円を売ってドルを買いたいと注文して、条件が合えば約定するわけです。日銀の財布の中は市場ではないので、この結果日銀から相手の銀行へ、つまり市場へ円が渡され、逆に市場から日銀へドルが吸収されます。日銀の買ったドルは置いとくだけではタンス預金と同じで金利はつきません。まさか日銀がシティバンクとかに預金するわけにいかないので、アメリカの国債を買うということになります。
日銀が他の銀行相手に債券などを売ったり買ったりすることをオペと言います。
やはりわかってきました。
書き損じたので再び
---------------------
日本銀行
|↑
介入資金の円||外国為替資金証券(為券)
||
↓| 介入資金の円
日本政府―――――――→金融機関→株?
←――――――― ←?
ドルになった|↑ ドルになった介入資金
介入資金||米国債
↓|
アメリカ政府
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ただ疑問なのは、ドル買い円売り介入って市場からドルが減るってことですよね?
その減った分が米国株式相場に影響与えたりしないのでしょうか?
2ちゃんのこのスレ、3割くらいならわかった程度でした。
でまとめます。
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□□□□□□□□□□□□④資金吸収□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□ ̄ ̄ ̄ ̄←―――――――――――+□□□□□□□
□□□□□□□日本銀行―――――――――――+|□□□□□□□
□□□□□□□①↑|□□□□□□□為券□□□||□□□□□□□
外国為替資金証券||介入資金の円□□□□□□||□□□□□□□
(為券)(FB)||(印刷)□□□□□□□□||□□□□□□□
(政府短期証券)||□□□□□□□□□□□□||□□□□□□□
□□(国債)□□|↓□□②介入資金の円□□□↓|□□□□□□□
□□□□□□□日本政府――――――――→ ̄ ̄銀行 ̄ ̄ ̄□□□□
□□□□□□□財務省_←――――――――外為ブローカー□□□□
□□□□□□□□↑|□□介入資金のドル□□□|□□□□□□□□
□□□□□□□□||□(外貨準備金になる)□|□□□□□□□□
□□□□□□□③||□□□□□□□□□□□⑤|□□□□□□□□
□□□□□米国債||外貨準備金□□□□□資金|□□□□□□□□
□□□□□□□□||□□□□□□□□□□□□↓□□□□□□□□
□□□□□□□□|↓□□□□□□□□□□ 株式市場 □□□□□
□□□□□□アメリカ政府□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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不胎化政策時にやる「④」のオペレーションを意図的にやらない事で
「⑤」が行なわれる事が非不胎化政策ってことですよね?
為替介入+金融緩和を同時にやるってことかな。
これで円安で輸出企業の利益増大と、金融緩和でデフレからインフレに持ってこうって感じか。
これってつまりは円がどんどん価値がなくなっていくのか。。
外貨準備高が高く円建ての借金が多い日本政府は困らないし、
インフレも円安も民間企業は歓迎、
アメリカ政府も自分の財政を助けてもらってるから問題なし。
損をするのは円資産を持っている庶民だけってことですか?
株式投資に例えると、日本国株式会社が第三者増資割り当てをしまくってるという感じかな、
既存株主(円を持ってる庶民)が持ってる株券(円)の価値がどんどん希薄化する。
そうするとただでさえ不人気な日本国債は価値が下がって頭のいい外人に売れないから
頭の悪い国内の庶民に売ろうってことで最近宣伝してるのかな?
ただ未だにわからないのが、市場から外貨準備金としてドルを集めた影響が
どこに出るのかだ。。
藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義の上巻 p.90を参照ください。
「非不胎化」という概念自体が実務とつながっていないと記載されています。
なかなか面白そうな本ですね。。
積読の本がたまってるので買うかわかりませんが、チェックしておきます。
浜田宏一氏の「非不胎可」政策推進論に日本銀行金融研究所が異を唱えるという構図はわかります。内容はなんとなくしかわかりませんでしたが、それ以前に非不胎可政策そのものがこれを読んでも私には見えませんでした。
#余談ですが、2000年の時点では日銀も非不胎可を否定してたんですね。。