書籍の部分についての質問。章の扉などに格言や引用などが書かれていることがあります。これらは一般的に何と呼ばれるのでしょうか？出版業界用語としてそういうものを表す言葉があれば知りたい。

　箴言（しんげん）“ aphorism ”。

「アフォリズム，箴言，警句，行動原理などの忘備録です」

前付け（まえつけ）ですね。

書かれる内容によっても違うと思いますが、文字どおり「扉文」と言うみたいです。

一般的に扉にその章の抜粋や概要を入れたりするときは「リード」と呼ぶことが多いですね。

自信がないのでポイントは不要です。

各章の扉なので「中扉」ではないでしょうか？

*URLはダミーです*

書籍内の扉のことは中扉といいますが、中扉に書く短い文章は通常リードと呼んでいますね。

ただ、これは引用や格言に限らず前フリの文章もそう呼ぶので、ちょっとお尋ねの内容とは違うかもしれません。

私、書籍編集もやっておりますが、あの類の文章の「正式名称」ってやつは聞いたことないのです。

ただなんとなく、「頭文（かしらぶん）」と言ったかなと思い調べてみましたが、特にコレというのは検索に引っかかりませんでした。

上のリンクを見ると、「扉文」という言葉もアリな感じですね。

普段、作業している時は、「扉の文章、どうした？」などと使っているように思います。

つまりは、（よくそういう引用が載っている海外では分かりませんが）、たぶん「（日本での）正式名称はない」というのが、本当のところかと思います。

編集部、印刷所など、それぞれで、「扉の文章」とか「初めのアレ」とか言ってるのが実情ではないでしょうか。

しかし、確かになにか固有名詞があってもいいようなもんですよね……。

はっきりしない答ですみません。ポイントはお気遣いなく。

（私、個人的には、「頭文」を推したいですね）

日本語じゃなくて恐縮ですが、エピグラフっていいませんか？