多分無理でしょう
第一、ピアノ線がよく切れるということがどこから来たのか・・・
ピアノ線というのは単なるバネの材料ですから、ピアノ線自体は切れにくいだけ、その分細くできるから細いピアノ線だと、相手部材が切れるというだけでは?
http://www.nikkiso.co.jp/d_kenkyu/rd_88.html
研究開発 | 日機装株式会社
このプロセスでできる物質は、ウィスカー状であることからグラファイトウィスカーと呼ばれ、直径が0.1μ〜数μで、長さは数μから数百μの繊維であった。繊維の強度は引張強度が2100Kg/mm2、弾性率が80,000Kg/mm2 と従来の素材にない優れた機械的性質をもち、その他に耐熱性ももち合わせた理想的な複合材料としての素材と考えられ、商品名を「グラスカー」と名付けられた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B...
カーボンナノチューブ - Wikipedia
アルミニウムの半分という軽さ、鋼鉄の20倍の強度(特に繊維方向の引っ張り強度ではダイヤモンドすら凌駕する)と非常にしなやかな弾性力を持つため、将来軌道エレベータ(宇宙エレベータ)を建造するときにロープの素材に使うことが出きるのではないかと期待されている。
強度だけ見ると、十分可能なような気がしますが....
食品廃棄物の処理装置はすでにありますので...粗大ゴミの粉砕には??化と思います。
むしろ、ナノサイズの物質の切断なんかに使えないんですかねぇ...
思いつきの回答なので、ポイントは結構です。
ただ、発想が面白かったので...思わずコメントしたくなりました。
ええ、強度だけみるとできるような気がするのですが、どうなのでしょうか?
粗大ゴミ処理を壊すのが大変なのを見たので、
使えないかなと思うのですが。
さて、
質問自体面白いと思っていただきありがとうございます。もうちょっと回答まってみます。
ところてん方式ですね。
ナノカーボンチューブの強度と、粗大ゴミの上から強烈な圧力をかける装置の2つが揃えば、理論上は粗大ゴミの分子結合を断ち切る装置にできると思います。さすがに、上から粗大ゴミを放り入れただけでミリ角に粉砕されることはないと思いますが。
問題は単位時間あたりの粉砕処理能力と価格でしょうか。現在一般に使用されている粉砕機にはないメリットが必要ですね。
ええ、ところてん方式です。現実的な解は、おそらく、小型の実験装置でそういったことが意味あるか
どうかからはじまるのかなですね。鉄とかガラスとか
顕微鏡の下ですが、さくさく切れると面白そうです。
単純に粉末をつくる技術としても使えるかもしれません。ここらへんの応用はありそうですね。
すみません。次の回答まってみます。
少なくとも現在の技術では無理ですね。
まず、現在作ることが出来るカーボンナノチューブの長さは頑張っても数ミリ程度。信州大学の遠藤教授が量産できるようにしたと言ってもそれは純粋なカーボンナノチューブではなく分子が5角形と6角形で結合されただけのもので、VGCFと呼ばれるものです。材料工学的にたとえば鋼材に混ぜてみるなどの複合材料とすれば飛躍的に強度があがったりするので、現在はもっぱらVGCFが研究対象となっています。
ここからはあくまでも僕個人の考えなのですが、もし長いナノチューブが作れるようになったとしてもあらゆるものを粉砕できないと思います。ダイヤモンドは地球上で最も硬いものといいますが、鉄の板を適度な角度に当てて軽く叩くと割れてしまいます。それと同じで不特定の角度からの圧力により、簡単に切れてしまうことが考えられます。
補足ですが、現在カーボンナノチューブをとても長くしようとする研究はあまり盛んではありません。短いナノチューブを糸を紡ぐようにして縒り集めてほそい糸状の集合体を作ろうというのが一般的な動きようです。そういった集合体が様々な角度からの圧力に対してどれほどの強度を持つのかが興味深いところだと思います。
なるほど、将来的には何かあるかもしれないのですね。極端に細くて、極端に強度のつよい物質を長く
ピアノ線のようにつくることができると、なんとかなるかもしれないというところですね。また、硬度だけではだめだというのはご指摘のとおりです。
無理はわかっているというのか前提の質問なんで、もうちょっとつっこんだ回答よろしくお願いします。