実際にどのくらいの国が、そしてどのくらいの人々が、このシステムを取っているのでしょうか。地理や国の事情などにお詳しい方、お教え頂ければ幸いです。
ないようですねぇ。
p33の
>世帯概念の議論
>⑤一夫多妻制下の社会において西洋的な世帯概念を取り入れていないか
>⑥シングルマザーや同棲、ゲイ・レズビアンカップルなどの事例を世帯に入れているか
p38の
>表1‐2 定性的指標の一例
>一夫多妻制
と、まだ統計の前の議論の段階のようです。
国連によるジェンダー統計は徐々に整備され、1980年代後半から1990年代にかけ
てデータベースWistat(Women’s Indicators and Statistics Database)を順次出版し始めた。
とあるので、このDBを探せば何かあるかもしれません。とりあえずここまで。
Comprehensive source for information about modern polygamy.
女性の方が人口が多い、だから結婚できない女性がいる。だから一夫多妻にしよう、ですって。
ちなみに百科辞典から。
一夫多妻婚
いっぷたさいこん
polygyny
1人の夫が,社会的に認められた2人以上の配偶者をもつ婚姻形態。夫のもとに妻たちとその子が同一家屋内で同居共食するタイプと,アフリカに多く見られるような,妻たちがそれぞれ自分の子どもと共に,屋敷内の分離した家屋に住み,かまどを別にし半独立的生計を営むタイプがある。後者では1人の夫を中心に,数個の夫婦家族が集まった家族形態をとるのに対し,前者では複数の妻たちが同一世帯を形成するため,妻たちの関係はより直接的になり,組織化が必要となる。いずれの形式においても,妻たちに婚入の時期や,年齢,出身階層により序列がつけられ,役割に差のあるのが普通であるが,ユーラシア大陸では,前者のタイプの結果として,妻,妾といった形で区別が明確になっていることが多い。例えば,旧中国では妾を迎える際には花嫁用の轎(こし)を使わず,その後の身分差を明確にしていた。しかし,本人はこのような低い身分におかれていても,その息子が嫡子と同等の相続権を与えられるので,単なる愛人関係とは異なり配偶者の一種と考えられる。イスラム社会の一夫多妻も有名である。コーランの4人までめとってもよいという規定から,男子本位の一夫多妻が一般的なように思われているが,実際には数%で,しかもそのほとんどは2妻である。妻の扱いも公平が規範として強調され,夫は妻を順に訪れねばならず,旅への同伴者をくじ引きで決める例さえある。夫の側に妻を平等に扶養する義務の課せられている点にも注目する必要があろう。 多妻の目的には,男性の性的欲求の充足やその社会的威信の誇示だけでなく,家族内労働力の確保,子ども(とくに後継者)をできるだけ早くかつ多く得る,姻縁による紐帯を増やす,あるいは未亡人を亡夫の既婚の親族が引き取る(レビレート)など多様である。このように一夫多妻婚は,政治的・経済的要因と結びつき,上層でとくに顕著に行われる傾向がある。一夫多妻が夫の地位をさらに高める手段となっている例は,トロブリアンド島にも見られる。ここでは,その主要作物であるヤムイモを大量に姉妹の夫に贈る慣習と結びついて,時には数十人の妻をもつ首長のもとにヤムイモが集積し,彼の権力の重要な経済的基盤となっている。一夫多妻婚が,このように一部の階層のみに限らず多くの人々によって行われている社会では,戦争などにより男の人口が女に比べ著しく少ないか,婚姻年齢を男子に高く女子に低くすることによって,そのつりあいが保たれている。
http://www.cc-net.or.jp/~onelove/laby1.htm#nazo
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一夫多妻制は主流ではないようですね。
現在はやはり一夫一婦制ですよ。
このサイトは解りやすいかもしれませんが、地域や統計的なものは載っていませんでした。
Welcome to the Official Website of Idea Marathon System
上記はダミーです。
私は過去、アフリカ、中近東、東南アジア、南西アジアの国々に20年間生活しました。
一夫多妻制には3種類あると思います。
(1)宗教的に(合法的に認められている一夫多妻制)
これはご存知のように、イスラム諸国です。4人まで奥さんを持つことができます。それらの奥さんには誰にも公平でなければなりません。このイスラム諸国でも、一夫多妻制は徐々に減ってきているのではないでしょうか。最初の奥さんが他の奥さんを貰っても構わないと認めたらもらえるという約束事があると聞いています。同居する多妻製と一人一人が別の家に住む場合もあります。
同居する場合は、意外にも、第一、第二の奥さん方の間には、友情のようなものや、信頼感ができることが多く、すごくなごやかな雰囲気も観たことがあります。
別々に住む場合には、家も家具も、洗濯機も、テレビもすべてその台数を揃えるのと、訪問を次々に日ごとに、あるいは時間帯で訪問をすることから、父ちゃんは非常に忙しくなります。しかし、一夫多妻制で、力が尽きてしまったという男性は見たことがありません。現実にたくさん奥さんをもらうことは、この時代、トラブルも増えてきているのと、一夫多妻の3番目、4番目はChangeable(すなわち交換可能部分)としている男性もまだ多いのです。
面白いのは、一夫多妻制のどの妻も、「私の主人」というときには、どうどうとしています。
(2)社会の風習としての一夫多妻制
これはアフリカなどに多くて、4人とは限らず、何人でも構わないという国は、多いのです。パワーの問題です。アフリカの部族の有力者は、見初めればいくらでも、奥さんを増やすことが可能です。奥さんに畑を持たせて、そこに種芋を渡して、開梱させ、収穫を自転車で厚めに回るのも旦那の大切な仕事です。
(3)三番目は、社会からは認められていないが、公然とおめかけさん制度として存在する一夫多妻制です。これは東南アジア、インド、中国などでは珍しいものでは有りません。日本もその文化圏に入るでしょう。
さらに、王室などが持っていた、数十人単位のおきさきさんというのは、だんだん数が減ってきています。
一人の奥さんでも十分な重圧があるのに、よく一夫多妻など、大変なことと、私は思っていました。ご苦労様という感じです。
あはぁ…。
もうすこし具体的に、概算でもいいので「そのシステムに与する人口はこのくらいいる」というものがあれば幸いでした。
20年間いらっしゃったのであればぜひお聞きしたいのですが、そうすると具体的には、世界人口の内どのくらいがこのシステムなのでしょうか?
一夫多妻は非イスラム圏であるアフリカ諸国などにも見られますが、
さらに注目しなければならない悲しい事実も存在します。
ご紹介したページの中ほどには、
カンボジアは識字率や就労において男女差が大きく
女性は一人で自立して暮らしていけない、
大量虐殺によって著しく男性人口が減少したため、
地方によっては一夫多妻制が黙認されている、
といったことが記されています。
この傾向は今なおまだ続いていますし、
武力紛争が長期に続く地域が存在する限り、
今後も新たな地域で同様の事態が発生する可能性は十分にあります。
世の中にはこういう一夫多妻制もあるということ。
知っておかないといけませんね。
はい。あの。それはそれで勉強にはなったのですが。
私が聞いているのは、人口とかパーセンテージとかで…。
http://plaza.rakuten.co.jp/foot001/7020
世界の人口を100人とすると - ■サッカーサイト foot001■ - 楽天ブログ(Blog)
世界の、約20%がイスラム教徒、約30%がキリスト教徒、約10%がヒンズー教徒、約5%が仏教徒です。
単純にいえばキリスト教徒が一夫一婦制をとっていると考えても(全ての宗派がそうでないにしろ)人口比の観点から言って80%が一夫多妻とはいえなそうです。
どういう統計の取り方をして80%といっているのでしょうか。
どの単位を一つの文化圏と見ているか、一夫多妻とみなす基準は何か、とか。
ありがとうございます。
今までの中では一番回答として成立していると思います。
もっと具体的につっこんだデータなどあれば、より幸いでした。
本当にありがとうございました。
上記はダミーです。
追記しますが、「世界の文化圏の80%には、一夫多妻制を取っている」という表現は、「文化圏の80%の中では、一夫多妻制が宗教的、暗黙として、半ば公然と認知されている」ということで、アラビア人でも、一人の奥さんの人は多いです。特に奥さんの学歴が高い家庭では、一夫多妻制を避けているようです。また、一部の一夫多妻制では、第一婦人と第二婦人が子供を作るが、第三、第四には認めないというのもあります。
ふむむ。ありがとうございます。
そして同じですが、もっと具体的なデータがあれば幸いでした。
はてなでは確か2回しか回答できなかったと思うので、2回目にデータが少なく、少しだけ残念でした。ありがとうございました。
http://www.arsvi.com/0s/0207r.htm
2002年度前期レポート
世界中の849の民族社会を調査した結果、一夫多妻制が83%を占めるとのこと。このレポートに一部の地域や国が示されていますが、中東からアフリカにかけて一夫多妻が多いようです。
すごい!
これはすごい!
おそらくこれこそがそのものズバリ!のデータなんでしょう。ありがとうございます。大感謝です。
感想などではなく単刀直入なデータ。素晴らしいです。痛み入ります。
ちなみにこれは「民族社会を数えた」のでしょうか…。
すなわち、たとえば「日本」の1億人くらいは、ひとつの民族として数えられたのでしょうか…。
そうすると、「人口」としての絶対比率ではなくなるのでしょうか…。
むずかしいとは思うのですが、これに関してもしお分かりになれば幸いです。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20040503ddm00...
「MSN毎日インタラクティブ」の提供終了のお知らせ
アメリカのユタでは
現在も5万人以上が多妻結婚を実践してるようです。
全てモルモン教信者だそうです
ははぁ…。
ありがとうございます。
ユタというとケントデリカットでしたっけ…。
とても参考になりました。
ワールドワイドで他にもデータがあれば幸いです。本当にありがとうございました。
また個人的に調べてみて、
http://www.mirai-city.org/wakana/family.html
を見つけました。
種類では、83%は確かなんですね。
しかし人口では、一夫一妻が多数だと。
この人口比率が分かれば幸いです。
アフリカ何人とすると…みたいな概算でも構いません。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478770107X/hatena-22/
Amazon.co.jp: 社会構造―核家族の社会人類学: 本: G.P. マードック,George Peter Murdock,内藤 莞爾
出展はここのようです。
ちと高いですが・・・
ありがとうございます!
ネット上だけで分かれば幸いではあるのですが…。
感謝致します。
書評的には、これが一番かかれていますが、データについてはやはり読んでみないとわかりませんね
ありがとうございます。
とてもとても参考になりました。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | ![]() |
2回 | 1回 | 0回 | 2004-07-17 11:40:40 |
そうですね…。
面白くはあるのですが、肝心な部分には触れていないので、回答としてはちょっと外れています。申し訳ありません。