キャメロン監督のSF映画「アビス」の小説版をお勧めします。『エンダーのゲーム』等で著名なSF作家オースン・スコット・カードがキャメロンとの綿密な打ち合わせを基に撮影と平行して執筆しました。
小説のみに描かれる主要登場人物の生い立ちは、映画のキャスト陣も役作りの参考にしたそうです。
角川文庫から上下巻で出ていました。新刊書店にはもう置いていないと思いますが、古書店でたまに見かけます。
アビスは昔見たことがありますが、小説は知りませんでした。探してみます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043656017/hatena-q-22
Amazon.co.jp: ユリイカ (角川文庫): 青山 真治: 本
私の一番おすすめは、「ユリイカ」です。
映画は言葉少なく進んでいくので、「自分なりに考える」ということがたくさん出来ます。
映画では泣けなかったのですが、本を読んだときには涙がこぼれ落ちました。
本のほうが、細かい気持ちの描写が多いので感情移入しやすいのかもしれません。
順番としては、映画→本と進みましたが、今は改めてまた映画を見たいと思っています。
はじめてみたときとは、やはり違った見方が出来ると思いますので。
このようにノベライズされると、楽しみ方の幅が増えますね。
面白そうですね。
http://www.swallowtail-web.com/
swallowtail-web.com
「ラヴレター」
岩井監督自身が小説版も書きましたが、どちらかと言えば小説の方が感動しました。
URLは岩井俊二監督の公式ページです。
映画は見ました。小説の方が感動しましたか。読んでみます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HMAR/hatena-q-22
Amazon.co.jp: KYOKO [DVD]: 村上龍, 高岡早紀, カルロス・オソリオ, スコット・ホワイトハースト: DVD
村上龍監督・ノベライズの「KYOKO」なんてどうでしょう。
実質的には映画と小説がほぼ同時に進行してはいましたが、
まずは映画ありきの作品だったかと思います。
今は変に話題の人になってしまった高岡早紀のダンスなんかは見ごたえあります。
高岡早紀のダンスが気になります。
「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン自身によるノベライズは面白かったですね。
写真がたくさん使われていてデザインも綺麗だし、映画とは違った支店でかかれているので、わかりにくかった部分に関して新たな発見がありました。映画のノベライズにありがちなやっつけ本ではないので、映画を御覧になっていなくてもこれ単体で十分に楽しめると思います。
あと、中国映画「HERO」のノベライズも、登場人物の背景が丹念に書き込まれていてなかなか面白かったですよ。
HEROは見たのですが私的にはイマイチでした。ノベライズを読むとすっきりするでしょうか。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue4k-ngt/bnavi/card.html
オースン・スコット・カード著作リスト
オースン・スコット・カード 『アビス』が良かったです。映画もですが、原作も泣けました。
アビスも3件目!
今回は青山真治とカードの痛み分けということで終了したいと思います。
みなさんありがとうございました。
知りませんでした。ありがとうございます。