http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20040804
をご参照になり、この問題を解説して下さい。
DTP系の掲示板で聞いたのですが、答えが返って来ないので。
明日(6日)の午前11時までに解説頂けるとうれしいです。
欲しいのはこの設問への解説です。恥を忍んで質問します。よろしくお願いします。
http://www.shin-nihon.co.jp/service/process.html
印刷工程 | 新日本工業株式会社
この設問の場合、「フィルム」までを作成して、印刷会社に持ち込むことになっています。
印刷会社ではフィルムを印刷するところから始まります。
フチ文字処理などはフィルム作成前までに指定されている必要があるため、サービスビューローに確認となるのだと思います。
CEPS の説明のところにかいてある説明文は
フィルム出力しない場合にあてはまる
つまりここでいう
初期のCEPS以降にあてはまるのだと思います。
(つまりフィルム出力がない)
ABC.com
専門外なので、実際のところはわかりませんが、Yunyさんのダイアリのワークフローの説明によると
受注:「ユーザ」--->「代理店」
DTP依頼:「代理店」--->「DTPディレクター」
製版依頼:「DTPディレクター」--->「サービスビューロ」
フィルム提出:「DTPディレクター」<---「サービスビューロ」
印刷:「DTPディレクター」--->「代理店」--->「印刷会社」
納品:「印刷会社」--->「代理店」--->「ユーザ」
の流れになります。
この流れでは、製版はサービスビューローに依頼することのなっています。
この出題では、成果物が2種類あり、
・製版フィルム
・印刷物
になります。
出題で問われているのは、「製版フィルム」であり、この場合のワークフローは
「DTPディレクター」--->「サービスビューロー」--->「印刷会社」(明記されていないのですが、実際に代理店が印刷を依頼する印刷会社とは異なるのではないでしょうか)
となり、回答の【サービスビューロー】に確認せよになるのだと思われます。
「DTPディレクター」としては「代理店」に納品するのはデジタルデータではなく、フィルムにしたいというところからこのような発想になるのではないでしょうか。
ほとんど、推測ですが、ひとつの回答とさせていただきます。
http://page.freett.com/fumio7/katana/cc8_67.html
67話「サービスビューロのお仕事」
「サービスビューロー」とういのがピンとこなかったので調べて見ました。
トークのURL、面白かったです。
さて。
問題をすべてかけませんでしたが、
DTPディレクターは、印刷物の原稿をデザイナーやライターに書いてもらい、
レイアウトデザイナーからあがってきた原稿を、
サービスビューローに渡してフィルムを作ってもらって、
そのフィルムを代理店に、出力見本等と一緒に提出、
代理店が印刷会社さんに印刷してもらう、という形になっています。
つまり
注文元
↓
代理店 → 印刷会社(製版、出力、加工、製本)*CEPSを持っている。
↓
DTPディレクター → サービスビューロー(フィルム出力、アナログ画像原稿のスキャニング)*CEPSはほとんど持っていない。
↓
デザイナーやライターなど
こんな感じ。フィルム出力会社と製版会社は違うっていう設定です。
CEPSはサービスビューローでは見かけないって習ったのになあ?
と質問されて困っています。
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製版処理を行うのはフイルム出力前なのですから自明です。フイルムを出した後は、印刷会社では刷版を起こして刷るだけなので何もできません。
一般にというところがトラップになっているわけですね。
これで、サービスビューローにCEPSがあり、
とか、たまたま持っている、とかの設定があれば完全納得なんですけど。
うーむ。書いてない。
印刷会社への連絡は代理店を経由することになっているし。
フィルムで原稿はすべて仕上がっていなくちゃいけない。というのは分かります。
あとはそれを版に転写して印刷ですから。
やっぱり、1で書いたことがすべてかな?
印刷会社のCEPSでさらにこういう加工をしますから、それができるようにフィルムを作れますか?
という確認をサービスビューローにする?
でも、まず、印刷会社にCEPSでこういう製版処理をしたいんです、って聞く方が先では?
?????
消去法ですが・・・。私はCEPSそのものは触ったことがないので憶測も混じります。
設問の前提条件としてフィルムをサービスビューローで出力する、となってますので、印刷会社には製版フィルムが入稿する原稿になります。
印刷会社がCEPSで何か後処理を掛けるのであれば、フィルムではなくDTPデータを入稿しなければならないでしょう。この条件では、文字の縁取りがちゃんとデータどおり出力されるかどうかはフィルムセッターのRIP処理にかかってきます。文字の縁取り、例えばイラストレータの文字の線に色を付けて太らせたりするとRIPによっては出ないものもあるので、アウトライン化しなくてはいけない場合もあると思います。
回答の「サービスビューローに確認する」はその辺の出力条件を確認せよ、という意味あいであろうと想像します。
ただし、問い文の「フチ文字処理などの製版処理を、CEPSでおこなう必要がある・・・」というくだりは謎です。フィルム出しまでサービスビューローでやるのであればCEPSはサービスビューローに無くてはならないですし、そうなれば「印刷会社」に何を言っても詮無いことのはずです。
ちなみにCEPSは印刷会社にある、という前提(Yunyさんの調べられたくだりからサービスビューローにCEPSがあることは珍しい)に立つのなら、サービスビューローで製版フィルムを出力する、という行為そのものが間違いになってしまいます。ということで解答から察するに、この設問の前提条件としてCEPSはサービスビューローにある、というのが抜けている(わざとぼかしている?)のだと考えますが・・・。
納得させられたでしょうか?
結論*問題が悪い!
で、終われたら良いんですけどねぇ。質問されている以上、ちゃんと言ってあげたいです。
>問い文の「フチ文字処理などの製版処理を、CEPSでおこなう必要がある・・・」というくだりは謎
そう、これこれ。謎ですよね!
ここのサービスビューローさんが金持ちでたまたまCEPSを持っています。
なら分かる、スッキリします。
書いてないです。はい。やっぱり問題が悪い?
具体的で分かりやすかったです。どうも!
http://www.incunabula.co.jp/dtp-s/otayori/49.html
デザイナーにCEPSの知識は必要?
前提条件を見ると
製版フィルム出力をサービスビューローに依頼し、出来上がったフィルムを代理店に提出。代理店を通じて印刷会社が最終的な印刷、折り加工などをして業務終了、という流れです。代理店は出来上がった印刷物を、クライアントに納品
ということは、印刷会社にフィルム納品なので、製版のことは製版したサービスビューロに確認せよ、ということでは?
製版から印刷会社に依頼していた場合は、印刷会社に確認でいいけれど、
この場合は製版はサービスビューロ、印刷会社にはフィルム渡しということなので、
製版に関わることはサービスビューロに聞いてくださいよ、ということではないでしょうか?
この条件で印刷会社に確認しても、フィルム渡しですからわかりません、となってしまうから、だと思います。
CEPSが一般にどこにあるか、は考えちゃダメ。
フィルムがあがるまでのことはすべてサービスビューローに聞け。
が真実でしょうか?
>この条件で印刷会社に確認しても、フィルム渡しですからわかりません
なるほど。この問題はそう考えた方が良いのかな?
試験会場でそういう思考回路を作れるかは分かりませんが。
2番目の回答の続きなのですが、
問い合わせする:「DTPデザイナー」--->「サービスビューロ-」--->「印刷会社」
DTPデザイナーの問い合わせをサービスぴゅーローが取引のある印刷会社に問い合わせるのではないでしょうか。
DTPデザイナーは直接印刷会社を知らないと考えました。
サービスビューローがCEPSを依頼する印刷会社と、代理店が印刷を依頼する印刷会社が異なるのではないですか?
そんな商習慣になっていませんでしょうか。
>サービスビューローがCEPSを依頼する印刷会社と、代理店が印刷を依頼する印刷会社が異なる
!!!!!
これかな?
これですね、そこをゴッチャにしていたんだ。
納得!!
ありがとうございました。これで説明できます。
もう一件寄せていただいたので、開封しますね。
URLはダミーです
現場ではPostscriptデータからフィルムまで直接出してしまい、こういった経緯がない場合もあるそうです
データ渡しをするのが最もトラブルの原因になるのでサービスビューロに匹敵するくらいの機材自社で持っており、自社で処理してしまい直接印刷会社に持ち込むとのこと
問題の件ですが、この場合、代理店・依頼主は製造方法よりも完成品の完成度のみを問題にするので、CEPS等は拘らなくてよいのではないでしょうか?
製版部門もってない印刷屋さんも多いので、むしろ製版を直接するサービスビューロに確認するべきでしょう
サービスビューロが滅多にCEPSを持っていないというのはちょっと変ですね
持ってないところもありますが持ってるところも結構あります
ただし、印刷の原材料系を触る場合は印刷屋さんに当然問い合わせいといけないです
確かに現実問題として、代理店がうるさいということもあるので代理店を通さざる得ない場合もありますが、印刷会社が実は下請けに通していてさらにその下請けが・・・・という場合もあるので直接交渉した方が望ましいそうです
参考
サービスビューロー[service bureau]イメージセッタやドラムスキャナなど、高価な入出力機を備えている会社。デザイナーが作ったデータをフィルムや印画紙に出力する場合や、ポジフィルムをスキャンしてデータにしてもらうときなどに利用する。出力センター。DTPセンター。
この解答で締切ります。
>サービスビューロが滅多にCEPSを持っていないというのはちょっと変ですね
>持ってないところもありますが持ってるところも結構あります
そうそう、そんなものなのかな? って読みながら思ったんですよね。
VANFUさんとかで出力依頼したことありますけど、すごくお金持ちっぽかった。
参考になりました!
ポイントは納得度で付けさせていただきました。悪しからず。
うーむ。
図が分かりやすいURLをどうも!
この問題、ここにはすべてかけませんでしたが、現代でのDTPの話で、フィルム前提みたいなんですよね。
フィルム→校正→最終的なフィルム、までがサービスビューロー、
フィルム→刷版に→出力、製本、が印刷会社。
だから、フィルムを作るまでの話はサービスビューロー。
しかし、サービスビューローにはCEPSはなく、印刷会社にある。
ということは、印刷会社に確認する前に、
「この部分のフチ文字処理は、印刷会社のCEPSで行いますよ」
とサービスビューローへ連絡すること、というのでしょうか?
たぶんそうなのかな? と思いました。
分かりにくいです。あんまり良い問題じゃないですよね。
色々寄せていただいたので開けて行きます。