http://www.hatena.ne.jp/1092282985#
太平洋戦争中日本軍に徴集され、米軍捕虜の食事に牛蒡(ごぼう)を混ぜたことが理由で戦後国家反逆罪で裁かれた日系米国人の名前を教えて下さい。.. - 人力検索はてな
「日系米国人の名前」と言う条件で、回答としては満足なものではないですが、少し前に読んだ「秘録 東京裁判」(清瀬一郎・中央公論新社)にこれに関する記述があった事を思い出した為、検索してみました。多少のヒントがあると思います。
1.Who Cares about hedgehogs? [09]_01
http://www.path.ne.jp/inukawa/hedgehog/info/
A Few Trivia about Hedgehogs ; index
[09]_01.html
2.過去ログ99/03/16〜
以下「秘録 東京裁判」(清瀬一郎・中央公論新社)54ページから引用
裁判手続き
翻訳問題
ある俘虜収容所では、米人俘虜に雄牛の尾を食わせたということで、問題を起こしたことがある。これは牛蒡をオックス・テイルと翻訳したことより起こったこととわかった。また他の収容所では、毎度スープの内に腐った豆を入れたということで不平が出た。これは豆腐をロツン・ビーンズと翻訳したことに基づくものであることがわかった。牛蒡も豆腐汁も、日本人の感覚ではまずごちそうのうちである。
あれ、逆じゃなかったですか?
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食用にしているのはほぼ日本だけ。他には台湾、韓国で少し食べるくらいです。欧米人は、木の根を食べていると思うそうで、第二次大戦の時、捕虜収容所で外国人兵士にごぼうを与えたところ、「木の根を食べさせた」と訴えられたという話も残っています
その後その兵士は捕虜虐待で処刑されたとか
http://www.path.ne.jp/inukawa/hedgehog/info/%5B09%5D_01.html
Who Cares about hedgehogs? [09]_01
ここにもっと詳しい資料があります
また,先の大戦の終戦後,新潟県の直江津町(現上越市)にあった東京俘虜収容所第四分所(通称:直江津捕虜収容所)の所長と監視員らが受けた告発は,(必ずしも正確にではないが)よく知られている。彼らは捕虜虐待の罪に問われたのだが,彼らの受けた告発の一つに,「捕虜に木の根を食べさせた」というものがあったのだ。戦争末期の食糧難のさなか,収容所側が苦労して調達した野菜の中にたまたまごぼうがあったが,この食べ物を見たことのないオーストラリア人捕虜たちは,これを木の根だと思ったということのようだ(上坂冬子『貝になった男 −直江津捕虜収容所事件−』,文春文庫版 p.136,所長の反証記録)。
終戦後の昭和21年、横浜の戦犯裁判で、捕虜虐待、残虐行為の罪名の元に、捕虜収容所の関係者が、二人が死刑、三人が終身刑、二人が十後年以上の有期刑の判決を受けました。
名前はやっぱり無かったと思いますが、国家反逆罪ではなかったはずです
後、米軍ではなくオーストリア兵捕虜のようですが
村山有(むらやまたもつ)さんですね。
HP文章の「戦時下の信州人移民」前後にその事が記載されています。
おお、バッチリです!
直江津収容所事件は知ってます。
その中の一人か知りませんが、牛蒡を食べさせて裁かれた日系米国人がいたんです。(図書館資料によると)
その人の名前を知りたいのですが。