EDLデータなるものを書き出したのですが、
たくさん文字があって、読み方がよく分かりません。
EDLデータの読み方をやさしく、詳しく教えて下さい。
ちなみに今回書き出したのは「汎用EDL」です。
EDLデータとは何か?という解答は不要です。
詳しい読み方が知りたいのです。
EDLが何なのか知らない人は、遠くから見守っていて下さいね。
もしかして・・・。
そのファイルを、Windowsに付いている、ワードパッドで開いてみてください。inpointやoutpointがリスト表示されているはずですが。
今回Premiere6.5で書き出した「汎用EDL」は、こういう書かれ方をしていないのです。
後、EDLを扱うのは初めてなので、例えばリンク先のEDLの中にある、「EFF-6」という文字が何を意味しているかも分からないんです・・・。
頭の悪い私にも理解できるようなどんぴしゃ回答を下さった方には200ポイント差し上げますので、どうかどうか・・・・。
http://www.roseavenue.com/premiere/roughcut.html
Preparing a Rough Cut with Adobe Premiere
それぞれのラインは、ひとつの作業をあらわします。
全体で、作業の流れになります
たとえば
001 UND008 VA C 00:00:10:00 00:00:16:00 00:00:00:00 00:00:06:00
ですが、
001 はシーケンス番号(順番)
UND008はリール名
VAは V(Video)とA(Audio)を使用する。Vならビデオのみ、Aならオーディオのみ
次のタイムコードは、最初の2つが必須で、このコマンドのソースから読み出す開始時間と読み終える時間。だから上記は、10秒から16秒まで読み出す。
Cはカット
次の2つは累積時間です。EDL全体からみた開始時間と終了時間。例では、0から始まって、6秒間録画するということです。任意指定部分で、手書きする場合は記す必要がない部分です。EDLを書き出すのがプレミアのようなアプリケーションなら、勝手に計算して、書き出すのですが、これが指定していない場合、通常は、読み込み側で、EDLのコマンド順に認識するので必要ない。
UND008のV(Video)とA(Audio)を10秒から16秒までを使用(Cut)して0から6秒とする。
次の例
# dissolve of 25 frames 25フレームディゾルブ
#
002 UND008 VA C 00:00:16:00 00:00:16:00 00:00:06:00 00:00:06:00
003 UND007 VA D 25 00:00:35:00 00:00:37:00 00:00:06:00 00:00:08:00
UND008を16秒目でとめておいてUND007の35秒から37秒に25フレームディゾルブし、6秒から8秒までとする。
004 UND007 V FO 00:00:48:00 00:00:50:00 00:00:08:00 00:00:10:00
フェードアウトする
005 UND007 A C 00:00:17:00 00:00:19:00 00:00:08:00 00:00:10:00
音声のみをとりだす
<EditMode>: ’V’ | ’A’ | ’VA’ | ’B’ | ’v’ | ’a’ | ’va’ | ’b’
Video, Audio, Video_Audio edits (B=VA, b=va)
次はエディットモードで、ビデオかオーディオもしくは両方。
<TransitonType>: ’C’ | ’D’ | ’E’ | ’FI’ | ’FO’ | ’W’ | ’c’ | ’d’ | ’e’ | ’fi’ | ’fo’ | ’w’.
Cut, Dissolve, Effect, FadeIn, FadeOut, Wipe.
タイプはCカット、Dディゾルブ、FOフェードアウト、FIフェードイン、Wワイプ
[num]: TransitionType が Wipeのとき ワイプナンバー 通常は’W0’または’W1’
[duration]: TransitionTypeがCut以外のとき, effect durationを設定する. 単位はフレーム.
[srcIn]: Src in. これがない場合ビデオの最初のフレームか、イメージパターンの最初のフレーム. これがない場合,srcOut, recIn, recOut の指定はできない。
[srcOut]: Src out. srcOutを指定しない場合, ビデオのラストフレーム、または、イメージパターンのラストイメージ. これがない場合,recIn, recOut の指定はできない。
[recIn]: Rec in. これがない場合, EDLの全体から計算される。
[recOut]: Rec out.
srcIn, srcOut, recIn, recOut,では値はtimecode, frame number, seconds, mps secondsで指定。
SMPTE timecode では hh:mm:ss:ff
frame number
sec : 後ろに’s’をつける 例5.2s
mps : 5.2mps Windows MediaPlayerの秒と同じ
EDLはデジタルノンリニア以前の編集システムを前提につくらたので、プレミアの作業すべてがEDLに入れられるわけではありません。
たとえば、
Audio levels. ボリュームレベル設定、フェードイン、アウト、EQは別途、行わないといけない。
Filters. プレミアで適用したエディットは再度かけなおす必要がある
Unusual transitions. 標準的なトランジションであるカットやディゾルブは自動でおこなわれるが、その他のものは別途インサートする必要がある。
ありがとうございます!
「汎用」は結局、恥ずかしながら
私の頭では解読できなかったです。
それ以外の設定で書き出したEDLは、表っぽい読みやすいテキストになるので、それを、
教えて頂いた読み方で解読することにしました。
詳しく教えて下さってありがとうございます。
ご面倒をおかけしました。勉強になりました。
はい。ファイル自体は開けるのです。
文字化け等もしてないです。
ただ、恥ずかしながら読み方がよく分からんのです。
例えば、書き出したEDLを元に、全く別の場所で
一から編集する場合、どういう風に読めばいいのかなぁと。