昨年頃から我々の間で、活動を安全に進め、また特に新入生などを事故から守るために何をしていくべきなのか議論があり、その一環として、ヘルメットの着用を義務化も含めてもっと推し進めるべきではという意見が強まりました。
そこで、この機会にヘルメットの効果を今一度はっきりさせるために、被ったことによってどういった怪我がどの程度防げるのか・死亡事故などは減らせるのか・正しい被り方はどうでそのように被らないとどれだけ効果が落ちるのか・古くなって損傷したヘルメットは効果があるのかといった、ヘルメットの効果を直接的に示してくれる論文などの資料、それと諸外国の事例など、着用した方がよいことを間接的に裏付ける情報を探しています。
いい情報を提供してくださると有り難いです。
Helmets: Bicycle Helmet Safety Institute: Bike Helmets
私はアメリカに住んでいる者です。アメリカでは、自転車のヘルメット着用が義務付けられております。このURLはアメリカの自転車ヘルメットの安全性研究所のものです。英語のサイトなのですが、彼らの統計の結果を簡単に訳します。
-アメリカの自転車に乗っている人口は8500万人です。
-毎年800人の人が自転車事故で亡くなっています。
-540,000人の人が毎年事故で病院に運ばれており、そのうちの67,000人の人が頭に怪我を負っています。
-自転車事故で死亡している人のうち、2/3は脳傷害で亡くなっています。
-脳障害は45%〜88%、ヘルメットにより防ぐことができます。
-ヘルメットを着用していないライダーの怪我の治療費は、年間およそ8100万ドルかかっています。
-2000年に自転車事故で死亡した人の90%は、ヘルメット未着用でした。
以上簡単にまとめたものです。他にも興味深い情報が色々と載っているので、英語でよければ見てみて下さい。
英語でも構いません。かなり詳しいですね。すばらしい。
日本の事例があるとさらにうれしいです。
http://www.itarda.or.jp/info39/info39_1.html
info39 二輪車事故とヘルメット
着用、非着用について、またヘルメットの種類についての簡単な統計があります。(バイクに関する話ですが。)
事故を起こした際のヘルメットの画像もあります。
バイク等死亡事故の場合、損傷する部位は
「頭部」が61%でトップ。
続いて「胸部」が15.3%、頚部が13.9%だそうです。
自転車用ヘルメットについてのページ。
ヘルメットは4〜5年で買い換えるべきなのだそうです。ご参考まで。
バイク用ですが、説得力がありますね。
・自転車用
・国内データ
・公共機関等による客観的なデータ
以上の条件を満たす回答だとうれしいです。
もう少し、客観的な情報だと有り難いです。