京王電鉄の新車が都営新宿線に入れなかったのはVVVFインバータ制御による周波数が信号機器に影響を与えるからだったらしいのですが、信号に影響あるものが医療機器に影響ないのですか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20020827/1/
ペース・メーカーの利用者には事実を伝えるべきだ - 記者の眼:ITpro
実証済みですが、すごく近接させないとダメだという結果でています。
今の規制根拠は「マナー」です。
こちらにまとめられています。
ちなみに、京王電鉄の新型車両が新宿線に入線できないのは、保安装置の関係でVVVFは関係ありません。
それは、どっちでもいいのですが、知りたいのは電車の装置が医療機器に与える影響なので。
医療機器には携帯電話よりも電車のほうが危険だということはいろいろ言われていることは聞いたのですが、詳しく知りませんので。
http://www.kozupon.com/musen/kikishogai.html
Kozupon.com - 電波による機器障害(心臓ペースメーカーへの影響)!
電圧がある以上、電解があり、その影響というのは受けますが、ペースメーカーの場合、周波数に電磁波の強さと周波数に関係しているみたいです。
携帯電話というのは、電波の指向性よりも撒き散らすような電波の飛ばし方をするので、ある程度、電波が強く、周囲に影響を与え易いです。
電車のインバータの周波数は低く、あまり問題にはならないのでは無いかと思われます。
先ほどは失礼しました。
先述しましたのは、最も危惧されている身近な電波発生機器でさえ、極めて近付けなければ影響がない、という意味でご紹介しました。
まず、京王電鉄広報部に確認したところ、
「電圧器・計器等から発生する電磁波による人体に対する影響については、現在検証は行っていない」とのこと。
「乗客・他電鉄各社さんで問題となれば即時対応します」ということでしたので、検証は後追いになりそうです。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020702_3.html
総務省|掲載期間終了につき転送します。
続いて総務省(総合通信基盤局電波部電波環境課)に確認したのですが
「携帯⇒ペースメーカといったことに関しては、公示しているように検証済みですが、
電車自体の電気機器、無線LAN機器(2.4GHz帯)、および周辺環境の電波状況等に対しては、
検証は行っていない、行う予定もない」ということでした。
各種電波の人体への影響については懸念すべきである、ということについては把握しているようでした。
従ってkyattle_dさんへの回答としては
「影響は実証されていない」、
「影響は懸念されている段階で、影響がないとは明言できない状態」であるといえます。
hinopさん既出URLによれば、VVVFに関しても有害性は否めないでしょうし、
それ以外の機器についても同様のことが言えます。
結局は、乗客を含む世論がより大きな声で「電波の人体に対する影響」を叫ばなければ
影響の有無を検証してもらえない現状のようです。
やはり実証されてないんですね。
危ない可能性のあるものはちゃんとちゃんと調べてほしいものです。
自身の危険性を調べることは、どの企業もしたがらないのですね。
こういうことまでちゃんとしてもらえれば、使用しなくても優先席で電源を切るというお願いも説得力あるものにあると思います。
携帯電話による影響ではなくて、電車の装置による影響です。