天皇家は「皇室典範」という縛りがあります。ところが、この「皇室典範」というやつ、読めば読むほど奇怪な代物で、はっきり言って「違憲」としか思えない記述があります。
神道以外の宗教を信じちゃいけないとは書いてないし、大昔は仏教を信仰していたこともある人々ですから、神道を信じておられるとも思えないのですが、「皇室典範」上は葬式のされ方まで決まっているので、キリスト教でやってくれ、仏式でやってくれとは、とてもいえないみたい。
天皇家の信教の自由については、他にも上記URLのような書き込みがありました。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~panikku/
パニック障害 戸井大貴の部屋
無いようでありますし、在りそうでないです。無いようであるのは、明治時代廃仏毀釈を行いました。当時神社に観音様が祭られていましたが、神道とその他の宗教を分離しました。昭和になって常陸宮様聖書事件があり、皇族に「他宗教」を持ち込んだと、昭和天皇から大変なお叱りを受けています。(怒られたのは今の美智子皇后ですが)かといって、皇太子は英国のキリスト教の結婚式と葬式に立ち会っています。
しかし、皇族の結婚式、葬式は神道です。
そこら辺のアバウトさは日本人しか分かりません。
廃仏毀釈に関して,神社に仏があったとは知りませんでした.
美智子さんは結構なチャレンジャーですね.
http://list.room.ne.jp/~lawtext/1946C.html
The Constitution of Japan / 日本国憲法
天皇は「国民」ではないので、日本国憲法に保護される立場ではありません。
当然「信教の自由」は保証されないわけです。
皇室典範に縛られるしかありません。
日本国憲法はその始まりからしてキワモノですねぇ.
http://www.inagakilaw.com/asof/html/06x03/060903.html
060903 : 婚姻制度 (皇室典範5)(天皇は国民か?)19
2回目申し訳ありません。ポイントは結構です。
日本国憲法を見ただけでは、天皇が国民であるかどうかは、わかりづらいですよね。
今さら気付きました。バカだ私_| ̄|○
関連ページをあげておきます。
http://www.inagakilaw.com/cgi-bin/msearch146mod/msearch.cgi?quer...
稲垣法律事務所:コラム:検索結果 : 人権 : powered by msearch
天皇は非日本国民ということがわかりやすく解説されていますね.
ありがとうございます.
端的に言えば、皇族である間は縛られています。
なぜなら、天皇というもの自体が、古来より「社稷(しゃしょく)の祠祭者」という位置付けであるためです。
解りやすく言うと神主さんのようなものです。
神社でクリスマスパーティーしたり、教会でコーラン唱えたりしないのと同じじゃないでしょうか。
太田龍が、大分の民間歴史家の著作「天皇のロザリオ」の紹介として本日のコラムでこんなことを書いていました。
(1)昭和天皇は、自己保身のために、米占領軍当局に対し、キリスト教に改宗する気がある意志をほのめかした。
(2)しかし、昭和二十七年四月、日本の「独立」後情勢が変って、皇室の地位は安泰だ、と判断し得るように成ると、昭和天皇はキリスト教を捨てた。
(3)ところが、高松宮、三笠宮、そして常陸宮などは、そのままキリスト教を信奉しつづけた。
(4)皇太子夫妻も同じ。つまり、キリスト教を捨てて居ない。
(5)かくして、昭和天皇が、宮中で、美智子皇太子妃に対して、キリスト教を捨てるよう、猛烈に激怒した事件が起きた。
(6)しかし、美智子皇太子妃は、敢えて昭和天皇の意向と意志、ないし命令を、真正面から拒否し、事実上、昭和天皇に敵対した。
(7)つまり、美智子皇太子妃は、キリスト教(カトリック)を捨てて居ない。
(8)ローマ法王庁は、日本問題については、神道は、宗教ではない、神道はキリスト教に至るひとつの道である、従って、美智子皇太子妃が、キリスト教徒(カトリック)であると同時に神道儀式を行うことは「可」である、との見解である。
(9)ローマ法王庁は、日本のキリスト教国化、の目標を持ち続けて居る。
ローマ法王庁の見解はおもしろいですね.
天皇家はキリスト教を主に信じているという話ですが…。
また、「信教の自由」については、
「信仰の自由はそれが内心に留まっている限りでは絶対不可侵です。ただし、信仰の自由には信仰に伴う自発的な外部表明の自由や布教活動の自由も含まれますが、そのような内心に留まらないで外形的行為となった場合は21条の表現の自由の宗教的側面となり「内在的制約」と呼ばれる一定の制約が課されるのである。」というのが一般的見解です。
つまり、天皇陛下個人がキリスト教を信奉することは全く問題のない行為ですが、「キリスト教を信奉しているからこれこれの国事行為は行えない」となる場合には、その「自由」は認められないということです。
http://www.hatena.ne.jp/1101397776
日本人に天皇制は本当に必要ですか?私は必要ないように思いますし,いわゆる皇族のみなさんも基本的人権が無視されているような気がして気の毒です.元号というものに振り.. - 人力検索はてな
でも、まあこの質問も上記の件と同じく、本質的には「天皇制」というものの矛盾が質問の目的なのでしょうか?
だとすると、あまり良い答でなかったかもしれません。お詫び申し上げますm(_ _)m
国事行為になぜ天皇を挟まないといけないのか理解できないですね.
信教に限らず、天皇家には一般国民としての基本的人権がありません。皇室典範により着衣趣味をも定められています。また、公務員試験や情報処理・税理士などの国家資格や教員免許なども取得できないようです。
皇室典範も日本国憲法の第一章もなくなればよいのにね.
上記URLによれば、
天皇および公家が仏教を積極的に採り入れていた時期もあったようです。
http://home.att.ne.jp/banana/history/Dai09-onnryou.html
新説・日本の歴史第9弾 怨霊思想の真相
ですが上記2つのURLの通り、
日本独自の「怨霊思想」というものが背景にあります。
天皇は、
民衆の不満をなだめるため、
追放・処刑した政敵を鎮めるために、
「宗教」を礼拝装置として使用していると思われます。
仏教伝来以前は主に「神道」、
仏教が国教となっていた頃は「仏教」と「神道」の両方、
明治以降現在に至るまでは「神道」で運用していると思われます。
今後、より適切な礼拝装置があれば、
そちらに乗り換える可能性もあるかもしれません。
昭和天皇の27回忌が済んだらキリスト教に寄っていくかもしれないですね.
日本国憲法を見る限り、
信教の自由は「何人に対してもこれを保証」
することになっています。
したがって、皇族が人でないという認識は
一般にありませんから、
憲法上、皇族も信教の自由は保持されていることになります。
ただ、家訓的に自己にしばりを設けることは、
本人がそれを承諾する限り
信教の自由のひとつの形態と考えられます。
何人ってのもキーワードですね.
ありがとうございました.
皇室典範...おっしゃるとおり奇怪なブツですね.