仮に、USDのロングでロスカット¥80に設定すると、4倍のレバレッジ(ギアリング?要は資金効率と言いたい)となり、55円/1万USD/1日の受取 という今日のレートで計算すると税引き前7.9%の利回りでした。ちなみにレバレッジ4倍でAUDだと15.8%でした。
http://www.arena-fx.com/market/column-swap.html
この記事が気になります。
詳しい人おしえてくださーい。
http://resort.fc2web.com/jump/
年利50%以上!? 外国為替保証金取引のすすめ
アリーナは手数料が安いので私も利用しています。レバレッジから考えるとFXCMが全通貨1万単位あたり保証金が2万円なので1単位100円以上の通貨はFXCMを使ったり、長期用に手数料が高くてもスワップポイントの高い所を使っています。
質問のページの件ですが、私も、一応、読んだのですが、結論は「この考え方に賛成ではない」です。株の投資でも「底値で買う人」「上がり始めたら買う人」と色々なやり方があり、自分にあった投資の仕方をしたら良いと思います。
「外国為替保証金取引」の魅力は私は「スワップポイントによる高利回り」と考え、「日々の上がり下がり小銭稼ぎ」をするという考え方です。参考の U.R.L. は私が作っているメールマガジンですが興味があったら、こちらに書いてある E-Mail address にメールを下さい。メールマガジンの方は、最近、ネタ不足であまり発行していません。
ご質問に「詳しい人」とありますが、実のところ、私自身は、この種の取引をした経験がありません。残念ながら、マクロ経済が専門でもありません。言葉の説明だけさせて頂きます。
私はこの「受取スワップ」という言葉が、そもそも誤解を招き易いのではないかと思います。具体的な契約内容は分かりませんが、おそらく、おっしゃっている「受取スワップ」というのは独立した商品の名称では『ない』でしょう。為替証拠金取引などで用いられる「受取スワップ」という言葉は、単純に購入時の「通貨間の金利差」という意味に理解すべきではないでしょうか。したがって、それだけを「ロング」できるようなものでもないと思います。
為替証拠金取引では、証拠金の何倍もの『現物通貨』が売買されることをイメージした方が正確です。実際に現物が動くわけではありませんが、現物通貨の売買と同じように、もろに為替リスクをかぶります。
もちろん為替差益が発生することもあり、それに金利差益(受取スワップ)が加われば、その分だけ有利な取引のようにも思われますが、そうとも言い切れません。メディアが構造化されていることを捨象すれば、情報は一瞬で伝わっていくという今日、通貨市場を充分に「流動性」のあるものと仮定することは、理由のあることだと思います。お示しになったページには「金利が高いことが有利であるならば、価格が下落することで平準化されます」とありますが、ここで言われているのは「金利差益が大きく見込まれるような取引には、その分だけ、為替差損が発生し易い」ということでしょう。
10年や20年も、建て玉を維持することが有利であるとは思えません。そのような遠い未来のことはきっと誰にも分からないでしょうし、その間、ずっと資金は凍りついたままです。さらに、建て玉を維持するためのスワップ取引で金利差益分は『調整』されて行きます。為替リスクというのは、基本的に大きなリスクです。多少の金利差益があったとしても、為替レートがちょっと大きく変動すれば、そんなものは吹き飛んでしまいます。早い時期に売却をはかるのが賢明ではないでしょうか。
個人が投資する対象として、為替証拠金取引を見た場合、その最大の魅力は、レバレッジであると思います。レバレッジが高いということは、少ない資金で大きな取引ができるということで、「大もうけの可能性」があるということです。ただし、この場合、それはシナリオによっては見事に大損するということでもあります。
※回答者の条件に合致しませんので、ポイントは不要です。
ご回答ありがとうございます。
「金利差益が大きく見込まれるような取引には、その分だけ、為替差損が発生し易い」これの論拠が知りたいと思って質問をたてたのですが、これってなんでですかねえ。
いくつかホームページを見ると、金利の高い通貨は自然と安くなる作用が働くという経済学説があるように思われますが、その出典(論拠)が知りたいです。金利が高い通貨というのは自然と売り圧力がかかるのでしょうか?であれば、その「自然」の理屈とはなんなのでしょうか。という質問です。
このページの「2−(3)短期的な為替予測の決定理論」にある「マネタリー・アプローチ」というのが、その学説ではないでしょうか。
「2)実質金利格差」のところで金利格差と為替レートの比較があります。
間違っていたら、ごめんなさい。m(_ _)m
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%BC%E8%B2%B7%E5%8A%9B%E5%B9%B...
購買力平価説 - Wikipedia
先ず、外国為替相場は理論的には購買力平価説で相場が立証できる、ということを理解して頂きます。
単純化のため、現行の円相場が$1=¥100とし、ドル金利が10%、円金利が20%とします。ここで、チョコレートが1枚$1でも¥100でも買えるとします。1年後$1は10%の金利で$1.1となります。一方100円は20%の金利で120円となります。1年後も同様の購買力平価であるなら、1枚のチョコレートの値段は$1.1で¥120となり$1.1=¥120が成立し$1=¥109.09・・・となります。
円は金利が高い分通貨価値が下落するのです。
現行の金利水準からすれば、0.01%程度がいいところでしょう。一方為替相場の変動は激しいときは10%低緯度変動します。現に今は円高に10%程度去年より進んでいます。要は、この為替相場の触れが大きいと、金利差が一気に飛んでしまうということなのです。
Yahoo!ファイナンス - 外国為替情報
現行の円レートは103.65。10%程度の変動は一般的なのです。金利の10%の変動は、超インフレでもない限りありません。そこを言いたいのではないでしょうか。
なるほど。
購買力平価説では4の人の言うとおり金利高=通貨安
3の人のマネタリーアプローチでは、金利高=貨幣需要(資産需要)の減少=貨幣の超過供給の発生=物価の上昇=通貨安
ですが、フローアプローチの場合は、金利高=資本流入で通貨高
ということで、「金利の高い通貨を買うと通貨安圧力が自然と働く」というのは絶対そうなる!というほど堅いモデルではないという理解でよいのでしょうか。
特に購買力平価説は投機を考慮していないようなので、為替市場の現況にあってないですよね。また、マネタリーアプローチの金利高=貨幣需要(資産需要)の減少というのは、自国通貨建てで経済活動をしている人が多ければそうなりそうですが、AUDやNZDのように、外国が天然資源を買うためにそれらの通貨を購入するのが通貨需要の多くを占めるという場合はその影響が薄いような気がしますがどうなんでしょう。
こちらに、購買力平価の限界について記載がされています。仰せの通り、購買力平価は投機需要を考慮していないこと、そのほか、貿易が完全自由であることを前提としていること、移動手段にコストがかからないことを前提としていること等、スキーム上の問題があります。よって現行の経済では、為替相場の理論は確立したものがないような状況です。
→購買力平価説を出したのは、該当HPの説明根拠として記載しただけです。
金利の変動率と為替相場の変動率を比較した場合、為替相場の変動率が明らかに大きいため、為替がぶれると金利差のメリットをはるかに上回る損失が発生するということでしょうか。
ご回答頂きありがとうございます。だいたいのところは理解できたのでしめきりとします。
ご回答ありがとうございます。引き続きマクロ経済専門の方、業界の方からの意見を募集します。