高齢者の長期入院ついて質問があります。現在、病院で長期入院をすると、補助金の関係だと思うのですが3ヶ月(90日)ごとに、病院側から転院を勧められる(これは強制なのでしょうか?)ようですが、90日以上同じ病院にいることは不可能なのでしょうか。可能だとしても、病院からこのように転院を強いられていることが現状のようなのですが、これらの回避方法というのはないのでしょうか。
また、A病院->B病院->C病院->A病院 というように、昔いた病院に戻ることなども可能なのでしょうか(A病院が受け入れて入れるかどうかも含めて)
また、それらを相談できる窓口などあれば教えていだだきたいです。宜しくお願い致します。
現在、祖母が転院を繰り返さないといけない状態なのですが、転院後の病院がとても暮らし辛いようなので、前の病院から本当に転院するしか方法が無かったかどうかを疑問に思い質問させていただいております。
病院に戻る事は可能なのですが、180日を越える入院は特別療養費が点数に付加されますし、基本的にその病院の医事課が取る事は少ない様に感じます。入院によってある程度病状が固定されているとすると介護保険で要介護度を取得されて長期療養型入院を目指されるのが良いと思いますが、転院などの相談はまずは病院のソーシャルワーカーなどに相談されるのが良いと思います。
内容が複雑ですので、要点を箇条書きにして見ます。
1、入院の医療費には実際に行った処置に対する金額と入院していることに対する金額に分けられます。ホテルにたとえると最初の金額はホテルで食べたり飲んだり買い物した金額で、あとの金額は宿泊代に当たります。病院によって細かいところは違いますが、この宿泊代に当たる部分が入院基本料といいますが、入院日数が長くなるほど安くなっていくように定められている病院が多いです。(そう定めたのは厚生労働省ですが)。特殊な病棟で長期間入院しても入院基本料が低下しない病棟も存在しますが特殊です。しかも、90日以上入院できない決まりになっている場合もあります。そのため、一般には90日を越えて入院させてもらえることは少ないです。ということで一般の病院で90日以上入院を継続するのは困難と思います。
2)1)にも通じることですが、厚生労働省は一昔前の老人病院と呼ばれていたような高齢者を長期間、入院しておくような体制をなくしてそのような高齢者は介護保険を利用して介護施設や自宅介護を行うように方向転換しようとしています。そのため、長期のことを考えると長期入院可能な病院を探すのではなく、長期入所可能な介護施設を探すのが賢明です。
3)そのような施設を探すためには病院によって名前は違いますが、総合相談室や地域支援室と言う部署やソーシャルケースワーカーという職種の方がいる場合がありますのでそこで相談できると思います。そういう方のいない病院はかかるのを止めてもいいかなとも思います。
4)転院を繰り返して元の病院に戻ることは制度的には可能です。しかし、根本解決にはならず90日毎の転院をこれから続けていくのはご本人にとってもいいこととは思えないので可能であっても勧めません。
5)それと病院によっては平均在院日数といって入院患者さんの入院期間の平均を決められている場合があります。(これも決めたのは厚生労働省です.)短いところでは14日です。これがクリアーできないと病院がつぶれてしまうほどやばいことになるんです。すると90日の方が1名いると2日ぐらいで退院する人が7人以上いないと平均で14日にはなりません。そういう点でも長期入院は困難になってきています。
ご回答ありがとうございます。たしかに転院を繰り返すことは本人にとってよいことではないですよね。たいへんありがとうございます。
http://www.hatena.ne.jp/1104335821#
人力検索はてな - (すみません。間違って終了させてしまったので、再度質問させていただきます) 高齢者の長期入院ついて質問があります。現在、病院で長期入院をすると、補助金の関係だと..
入院する病院を選ぶときに、病院の医療ケースワーカーに質問して、納得のいく回答がされてから、転院先を選んでください。
緊急入院ではないので、選択できる時間はあると思います。
老健や介護つきホームを視野にいれたら、かがでしょうか。
ありがとうございます。
はい、いわゆる急性期疾患対象の病院では、特にその様なことは起こるはずです。病院(色々ランク、特色あり、国が定めています)今のあなたの病院のランク、種類は不明ですが、とりあえず急性期型の病院では無いようです・・?うまく病院の連携が取れていれば(めったになし!)そのトライアングルを活用可能です。
まず結論「医療相談室」(ちゃんとした病院ならあります!)に相談してみてください。無かったら、もう駄目病院ですよ。
ただ言えることは現場の医師としてお上から「年寄りは早く死ね、治癒する見込みの無い患者は早く、治療費の掛からぬ病院へ送り込め」と言う事なのです!
私、マルマル党系の病院医師では有りませんが事実はそうなのです。
ありがとうございます。
医療に関する法令ならびに、病院事業に関わる規則を確認した中では、患者に転院を強要する条文は見当たりません。
→恐らく病状が回復せず、長期間入院をする場合、医療ミスがなくても症状が悪化した時の責任を問われるのを避けるため、転院を勧めているのかと思われます。
転院を強要する根拠を確認されては如何でしょうか。
こちらの公共団体の場合は、患者からの転院の申し入れがあった場合に、病院が回答する責務を明言しています。立場が逆ですね。
(病室の転換)
第25条 主治医は、入院患者から病室の転換の申出があったときは、看護部長又は総看護師長若しくは看護師長と協議のうえこれを決定し、その結果を当該患者に通知し転換させなければならない。この場合入院料に差異を生じたときは、その日から入院料を更正する。
ありがとうございます。
http://dir.yahoo.co.jp/Health/Long_Term_Care/In_home_and_Institu...
介護 > 在宅、施設サービス > 地域別 - Yahoo!カテゴリ
これは老人保健法の中で3ヶ月以上の入院に対する保険点数が下がってしまうことに原因があります。
転院してもとの病院に戻ることも可能ですが
家では見られない状態でしたらまず、市役所の介護保険課に相談することをお勧めします。
そこで状態を話して介護保険の認定を受けて要介護状態だと認定されれば療養型病床群(俗に言う老人病院)に入所できます。
そうすればもう転院の心配はありませんよ。
ありがとうございます。いろいろ勉強してみます。
http://www.enjoy.ne.jp/~h.simizu/cyouki.html
長期入院にかかわる入院料の一部自費負担化について
現在のご祖母の入院理由は何なのでしょうか?
長期に入院されていらっしゃるようですが、コメントを見る限り意識が無いなどの症状ではないと推察します。
一般に社会適応入院と呼ばれる状態なのでしょうか??
個人が90日以上入院をしていると(一般病院の場合)、その患者の診療報酬が下がるという問題があります。この場合、基本治療料(いわゆる入院費)が下がるだけでなく、治療に要する薬や検査の費用が定額になってしまうので、検査を十分に行いにくくなる(できない訳ではないです)などの問題点が出てきます。
それと同時に全体の在院日数が下がると、その病院全体の診療報酬が下がってしまうという問題も発生します。
このため、病院側としてはできるだけ長期に入院する患者さんを減らさなくてはならなくなります。
が、これ自体には強制力が無いので、転院を拒否して居座り続けていれば入院をすることは可能です。ただ、その病院との関係は悪くなっちゃいそうですが・・・
残念ながら、直接的な回避法はないのですが、この長期入院に関しての減額を除外できる方法があります。
それは、重度の意識障害がある場合や、抗がん剤等の治療を行っている場合などです。
この場合は長期に入院していても、治療費の減額が無いので、同じ病院で90日以上おいてくれることもありますが、これもあまり長くなってしまうと先ほど書いた病院全体の報酬が下がるため、抗がん剤治療も定期的に行うだけ等になってくると、やはり転院を強いられると思います。
(個室など差額料金を払うなら継続入院可能かもとコメントがありましたが、大きな病院の場合個室から埋まることもあるので、それだけでは難しい(というか無理)と思います。町の病院など小さな病院などでなかなかベッドが埋まらないようなところなら、その条件なら大丈夫かもしれませんが・・・)
また、A病院→B病院→C病院→A病院と戻れるかということに関しては、A病院の立場(?)によるかと思います。
A病院が地域の中核病院のような場合では、急性期の患者さんが多く来るため、長期入院の患者は受け入れてくれないことが多いです(が、絶対ではない)。
この辺の受け入れの有無については直接聞いてみるしかないと思います。
一般病院であれば、受け入れてくれることも少なくはないと思います。
一般に長期の患者さんの長れは、「急性期病院」→「一般病院」→「一般病院」→・・・「長期療養病院」となっていくことが多いようです。
現状では、これら転院について相談に乗ってくれる施設は無いと思います。
在宅の介護に関しては、地域の在宅治療の相談所などで対応してくれますが、転院については国が勧めていないので、そのようなサービスはありません。
これも大きな病院ではソーシャルワーカーなどがいてくれるので、相談可能ですが、病院規模が小さくなるとあまり望めないかと思います。
回避方法といわれ、具体的なものは見つかりませんが、一つは在宅での介護の道を検討することでしょうか?
病状的に安定していて、薬を飲むだけで良いというような状態なら、長期療養病院や一般の施設(病院ではない)に入所するなども検討事項になると思います。
後は病院の要求に屈せずにそこの病院にとどまるかだと思います。
あまり具体的な回答でなく申し訳ありません。
いえいえ、大変勉強になりました。
病状は高齢(92歳)のため足が弱くなってトイレなどが一人で行けなくなっているだけで、食欲など旺盛でとても元気な状態で、自分で車椅子を操縦できるような感じです。いろいろ材料をあつめて時間をかけて考えさせていただきます。
返答が遅くなりたいへん申し訳ありません。勉強になります。