<参考URL>http://www.hatena.ne.jp/1103466710
なお、今回は漫画に限ります(活字好きの方ゴメンナサイ)。また、漫画をネタにした漫画というのも御遠慮ください。単なる原作を漫画化したものもポイント対象になりません。あくまで、良く知られた小説が基礎にあって、それを知っていると面白い漫画を教えてください。
やはり藤崎竜の「封神演義」でしょうか。
そのまま中国古典の封神演義が元ネタですが、
内容はだいぶ変わってます、特に後半は藤崎氏が暴走してます。
…前半から原作通り描く気はなかったようだけど。
はー、これは原作を読むのがしんどそー。
もうちょっとポピュラーなものを希望します。
ベストセラーで、話題にもなっていますが、井上雄彦の「バガボンド」と吉川英治の「宮本武蔵」。
原作とは切り口が違うので面白いんじゃないでしょうか。
それから江川達也の「源氏物語」。これはむしろ「国語の教科書で原典を読む必要がなくなる」という方が正解かもしれません。
原文もほぼそのまま引用してますし、エロマンガとしての実用性も(ぉ
江川達也の『源氏物語』はちょっと反則ぎみですが、あの読みにくい話をエロマンガ((゜∇゜ ;)にしちゃうと、けっこう読むかも〜と思うと落とせませんね。
「バガボンド」はたしかに新解釈・宮本武蔵で、先の展開が楽しみです。
黄色い本―ジャック・チボーという名の友人 (アフタヌーンKCデラックス (1488))
『黄色い本』は全部で4作が収録されていて、表題作「黄色い本〜ジャック・チボーという名の友人」が『チボー家の人々』を題材にしています。主人公の高校生「田家実地子(たいみちこ)」が図書館で借りたこの本をよみふける様を描いた作品。本好きの心理をこれほどうまく描写した漫画はないんじゃないかと思います。
なお、同じ著者による『棒がいっぽん』(マガジンハウス)には「東京コロボックル」という短編が収録されていて、『木かげの家の小人たち』(いぬいとみこ)と『だれも知らない小さな国』(佐藤さとる)を参照した旨の著者ただし書きがついています。家主(?)の人間について田舎に引っ越すのですが、田舎には田舎のコロボックルがいたりしておもしろいです。
つげ義春が初期に井伏鱒二に傾倒していたことは有名で、題名が同じ「山椒魚」という作品もあります。が、ひなびたユーモアという点では「初茸がり」「李さん一家」「ほんやら洞のべんさん」「長八の宿」などのほうが井伏っぽいです。「峠の犬」という作品は(峠のこちらとあちらとで、違う名前で呼ばれている犬の話)井伏鱒二の「掛持ち」(二つの旅館の番頭として働く男。片方ではやり手としてとおっているのに、片方ではばかにされている)を思わせます。
あと「やなぎ屋主人」の最後に「そうだ誰かの小説に」「猫の足の裏をまぶたに当てると冷たくて…………」とあるのは梶井基次郎の「愛撫」だと思います。
『水鏡綺譚』は「昔の少年漫画のような、素朴でストイックな時代物が描きたい」(角川書店版著者あとがきより)と思って始めたシリーズだそうです。角川書店から未完のまま出版されていましたが、去年ようやく完結編が出版されました。中世説話ものなどを読んでいるとより楽しめるのかもしれません。完結編の奥付に参考文献として『異神』(山本 ひろ子著/4-480-08768-0)が挙げてありました。私自身は『異神』は読んでいないのですが。
わー、これはすごいなー。
chibitさんの本に対する愛情がつたわってきて、思わず( ^^)/ m(..m) m(..m)
漫画だって奥が深いのよ〜っていばれますぅ。
「蒼天航路」です。
色々な三国志があると思うのですが,この本は曹操中心のお話として楽しめます。各小説と各キャラクターの捉え方の違いなども比較すると楽しいですよ。
「お〜い!竜馬」
これを作るにあたって司馬遼太郎の「竜馬が行く」が前提にあったと思いますが,それだけに同じにならないように,竜馬の魅力を描こうとした意欲作です。(作者の対談でそのようなことを言っていました。)
「お〜い!竜馬」ーたしかに、わたしもコチラから入りました。
「蒼天航路」ー人気のある劉備・諸葛孔明でないところが著者のこだわりでしょうか?
上にも『西遊記』ものがありますが、諏訪緑さんの『玄奘西域記』も面白いです。
『西遊記』自体が実在の僧侶玄奘をモデルにした小説ですが、『玄奘西域記』は、その玄奘が主人公です。当時の西域の状況から宗教の問題にも踏み込んでいます。その辺はわりあい史実に忠実とのことですが、サブキャラなどは微妙に『西遊記』の影響をうけていて、虚と実がぐらぐらと混ざってくる感じがおもしろいです。
これはなんとも面白そうですね。もともとの玄奘法師が書いた『大唐西域記』(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582806538/qid=1104...)が元になっているんでしょうか?
そうすると、すごい(『大唐西域記』は未読ですが・・・(^^;)
「隠された十字架」を小説としてしまってよいのかどうか悩みますが、賛否両論ある本ですので、ここはいっそのこと著者の梅原猛先生ご本人を探偵役とした、法隆寺再建のミステリとして推します。
建築物としての法隆寺の七不思議を検証していく過程で浮かび上がってくる謎と、更にその謎を卓越した論理で解き明かす時、聖徳太子という人物がそれまで考えられていた人物像とは違う形で浮かび上がってくるのです。
これに影響を受けて書かれたのが「日出処の天子」だそうです。
正確な出典は失念しましたが、この両著者お二人の対談で、山岸先生が梅原先生にはっきりそう仰っていた記事があったかと思います。
漫画の方は同性愛もテーマになっているので許容出来る方とそうではない方があるかなというのが心配ではありますが、ラストで、全体のテーマの中にその点もきちんと含まれ昇華されているので、出来れば読んでみて頂きたいと思います。
連載終了の後で外伝も描かれていて、これは文庫最終巻に収録されているのですが、「隠された〜」のテーマを更に凝縮しているのはこちらかもしれません。
そういうわけでISBNには文庫最終巻のものを入れました。
ISBNがBK1に無いので、urlで紹介した「ノリ・メ・タンゲレ」は4番の回答者の方に便乗です。
意識のみを過去に飛ばしてキリストに乗り移り、歴史を操作しようとする犯罪者と、キリストの弟子シモン・ペテロに乗り移ってそれを阻止しようとする歴史調査官の心の葛藤。
聖書が素晴らしいSFになってます。
道原かつみさんという名前は初耳。ただ、わたしSF系にもハマッているので、今後意識して捜します。
山岸涼子先生は何か他にもありそうですね〜。
個人的には、いまは『テレプシコーラ』を毎号楽しみにしてますが。
2度目の回答です。ポイントはけっこうです。開封ポイントは一回目分から差し引いてください。以下、長々と書いてしまいまして(語り出すととまらないです……)お許しください。
『銀河鉄道999』
いきなりベタな回答ですみません。はい。宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」が原典ということで。汽車が空をとぶとこしか似てない気もしますけど。ただ、賢治って星とか宇宙とかに興味があった人だし、松本零士の世界とかなり近い部分もあるんじゃないかな〜。潮出版から『宮澤賢治漫画館』というシリーズがでていて(様々な作家が賢治作品を漫画化するという企画。傑作揃い)松本零士が「水仙月の四日」と「グスコーブドリの伝記」に挑戦しています。どっちもばりばりの松本零士ワールドになっていて(「水仙月の四日」では「雪童子」を繰る「雪婆んご」は宇宙船っぽいものに乗っています。いったいどこから来たんだ? 「カシオペーア」か?)しかも違和感ないです。「ブドリ」は両親を飢饉でなくした少年で、様々な経験をしながら一人前の青年に成長します。鉄朗とキャラが似てるかも。どちらも一見の価値あり。今は流通していないみたいで残念!!
SFといえば星野宣之『2001夜物語』は、いきなり題が『2001年宇宙の旅』+『千夜一夜物語』と大きくでてます。私はこのジャンルが苦手なので分かりませんが、エピソードのいくつかには原典がありそうな気がします。全部オリジナルだったらすごいと思う。いやほんと。SF嫌いの私でもとてもおもしろかったです。
『仙人の壺』
日本や中国のちょっと不思議な話が好き。それで近藤よう子、坂田靖子(この人は『ビーストテイル』(潮出版)などの西洋ものも好き)、杉浦日向子などをよく読むのですが、時々原典があるのかどうか気になります。そんなこと抜きで楽しめばいいんですが、活字好きな私としては原典があればそっちも楽しみたいので。南伸坊さんのこの本は、漫画+お話にまつわるエッセイ、そして原典一覧つきです。すご〜くお得な気がする(笑)。中国の不思議な話16篇。原典に忠実な漫画化ではありますが、いろんな文献からよりすぐっているその選択がいいので挙げてみました。(私が持っているのは単行本。現在は文庫版が流通しています。たぶん内容は同じと思いますが未確認)
『正チャンの冒険』
これは原典というか、偶然の一致(なんですかねえ、やっぱり)です。有名なベルギーのコミック「タンタン」シリーズとそっくり(絵柄もだし、仲良しの動物と共に冒険をするという設定も)。しかも「正チャン」のほうが古いです。「正チャン帽」はこの漫画からきてるんだとか。小学館クリエイティブ(
http://www.shogakukan-cr.co.jp/
株式会社小学館クリエイティブ
)のサイトに詳しい説明があります。(Topicsをクリックすると「正チャンの冒険」という項目が出てきます。)
参考URLに坂田靖子さんのサイトを挙げました。この人の描く平安漫画(原典ありも創作も)が好きなんで。
漫画の世界も語りだすと止まらないですよね(^^;)
ところで、『銀河鉄道の夜』ー『銀河鉄道999』の系列は、最近ハリウッドで『ポーラー・エキスプレス』という(予告編だけ見ていても)あきらかにパクリとしか思えない映画も出てきましたね。
『ライオン・キング』もそうだけど、パクられるようになると、その映画は一流ってことなのでしょうか?
日露戦争物語―天気晴朗ナレドモ浪高シ (第1巻) (ビッグコミックス)
司馬遼太郎の『坂の上の雲』と江川達也の『日露戦争物語』です。
江川達也は何かでいわゆる「司馬史観」とは違うものにする、というようなことを言っていましたが、さすがに秋山真之が主人公ということでやはり似ているところは似ています。ただ、意識的に変えようとしているところもあって、秋山真之のキャラクターとかはちょっと違う感じです。
あと、原典とかいうのではないですが、同じ江川達也の『東京大学物語』は宮台真司の本とか読んでいるとより楽しめると思います。
「司馬史観」の呪縛から逃れることはけっこう難しいんじゃないでしょうか?
『東京大学物語』と宮台真司、これは確かにいえるかもしれません。ありがとうございます。
「罪と罰」
古典名作のマンガ化が小説を読破できない人のためのものではなく、純粋な1つの作品だということをしらしめるに足るマンガだとおもいます。群集のシーンの名もなきキャラクター達の書き込みが凄いです。
たしかに、手塚治虫の作品は単なる翻案でなくて、手塚氏独自の味付けがしてありますよね。旧版『ファウスト』のメフィストフェレスもかわいかったし、『新宝島』だって、スティーブンソンの『宝島』を知っているにこしたことはないわけで。『メトロポリス』もそうかもしれません。
手塚治虫には有名な小説を下敷きにしたものが多いようですね。SFに興味をお持ちとのことなので、SFから。
・ブラッドベリ『火星年代記』→鳥人大系
・レム『ソラリスの陽の下に』→緑の果て(短編)
・チャぺック『山椒魚戦争』→ロック冒険記
・ウェルズ『月世界最初の人間』→ロスト・ワールド
・キイス『アルジャーノンに花束を』→ヤジとボク
※「緑の果て」は2編あり、講談社版全集の『SFファンシーフリー』『大地の顔役バギ』にそれぞれ収録されています。
全て読みましたが、『鳥人大系』『SFファンシーフリー』が特にオススメです。
ありがとうございます。私もすべて完読ですが、結びつけてみる努力をしていませんでした。
ご指摘されてみると、たしかにそのとおりで(^^;;
手塚治虫は偉大だな〜
なんていう、罪作りな質問でしょうか。楽しすぎて止まらなくなりそう(^^;)。
竹宮惠子の『嘘つきな真珠たち』。4つの作品からなる短編集ですが、それぞれの作品がなんらかの小説のオマージュになっています。わたしがわかるのは、上記2つ。それぞれマンガでは『高慢と偏見』『オレンジ・ブロッサム・ブルース』というタイトルになっています。他の短編も『愛の妖精』『白梅』と小説のタイトルがついていますが、それぞれ内容はまた別の小説から取っている感じです。
snobbyさんが挙げられた『わたしを月まで連れてって』は、元ネタ多すぎますよね。今マンガが手許に無いのですが、記憶にあるだけでも『冷たい方程式』『何かが道をやってくる』『火星年代記』『虎よ、虎よ』とか、フレデリック・ブラウンあたりのなつかしいSFがいっぱい出てました。
『風と木の詩』は、ストーリーの一部が『椿姫』とイメージ重なりました。
山岸涼子は小説と言えるかどうかわかりませんが、『オデュッセイア』から『キルケー』、『黒のヘレネー』。両方とも山岸涼子ならでは、と思います。
あと、これも戯曲になりますが、『ガラスの動物園』から『ブルー・ロージズ』。これは、『ガラスの動物園』を読んでる方がいっそうおもしろそうです。
前回の質問の時に山岸涼子に多い、って書いたんですけど、案外、「小説」からは少なそうですね、すみません……。
うわー、dadakoさん降臨。少女漫画の世界はきちんと分析すると元ネタのありそうなものが多くて、それだけでサイトがたちあがりそうな感じです(それとも、もうあるのかな?)
興味深い指摘をありがとうございます。
他にもあったら、教えてください。
筒井康隆漫画涜本の方は、一人の作家の小説からこれだけ沢山の漫画家が1冊に描いてる例はあまり無いのではないですかね。
SF大将の方はSF限定ではありますが、原典を読んで無いと分からないネタばっかり。
最後のは蛇足。↑と同作者だけど映画がモトネタです。
複数作者で映画ネタだと「映画マンガ大全集」、歌ネタなら「歌謡マンガ大全集」なんてのもありますねー。
筒井漫画読本→未読なので読みたいです
SF大将→これは原典を読んでないと、何が面白いのって、いわれちゃう可能性大
キネコミカ→こんどは映画ネタでTSUTAYAに進出しようかな!映画も、元ネタを知らないとわからない映画っていうのがイヤというほどありますものね。
http://www.h4.dion.ne.jp/~fukuda/nv/nervous2.htm
NERVOUS BREAKDOWN
NERVOUS BREAKDOWN 1 (ノーラコミックスコンパクト)
すいません、2回目です。
たがみよしひさ「なあばす・ぶれいくだうん」
虚弱体質の名探偵、安堂一意が活躍するミステリーです。各章1〜3話で完結です。
各章のタイトルが、いろいろなミステリーの題名から取られています。URLはそのタイトルの元ネタ解題サイトです。ネタバレ注意かも、です。
あ、だいじょうぶです。わたしはSFのSの方のファンですが、ミステリ系はドシロウトに近いので。
でも、未開の沃野ですね。題名を見ているだけでワクワクしてきました。
諏訪緑の「うつほ草紙」は「宇津保物語」を原作とした漫画です。現在は小学館文庫として発売されています。
この当時は弦楽器の事を「琴」と称していたのを忠実に再現していています。原作では主人公は「琴」を持っているので、漫画では正倉院に収められている螺鈿細工された5絃琵琶を持たせるなど、漫画家による原作の解釈がとても興味深いです。原作を丹念に読んでいると思います。
漫画では日本にとどまらず海外(ベトナムやイスラムあたり)まで話が拡大していき、ファンタジックな内容も盛り込まれています。また、力(権力)ではなく琵琶の音色で淀んでしまった世界を取り戻すと言うところも、とても興味深いです。参考になれば幸いです。
諏訪緑さんってなんかすごそう。ぜひ読んでみたいと思います。
おくればせながら、shampoohatさん、のっかり亀さんありがとうございます。ここ何日かオープンしておきます。
楽しませて頂いてます!
萩尾望都から3冊。どれもが、原作も素晴らしく、漫画の完成度も高いです。ぜひぜひ原作と共にどうぞ!
■「ウは宇宙船のウ」
SFの巨匠レイ・ブラッドベリ原作。
透明で美しく、静寂に満ちています。読後の余韻を静かに楽しんで欲しい1冊。
■「百億の昼と千億の夜」
光瀬龍原作、日本SFの名作中の名作。漫画も壮大で深く、美しい。
■「恐るべき子どもたち」
ジャン・コクトー原作。素晴らしくどろどろして不気味。
ほんとは、ひとひねり入った漫画が対象なのですが、萩尾望都さんは『11人いる!』からのファンなので、しかも光瀬龍の大ファンなので、オーケーです。光瀬龍の「宇宙年代記」シリーズを漫画化してくれる人いないかなあ・・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150401519/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 地球最後の男 (ハヤカワ文庫 NV 151 モダンホラー・セレクション): リチャード・マシスン, 田中 小実昌: 本
bk1では書影が出ないので、AmazonのURLで『地球最後の男』、および「文春文庫 アンソロジー人間の情景 6 奇妙なはなし」から『たんぽぽ娘』
漫画の方は石ノ森章太郎氏の「龍神沼」に収められた作品のうち、『きのうはもうこないだがあすもまた…』−これは、『たんぽぽ娘』の設定と似ています。ラストはハッピーエンドじゃないです。『きりとばらとほしと』−これも『地球最後の男』にすごく似ています。
『サイボーグ009』もシオドア・スタージョンの『人間以上』の設定を拡張したものであることは余りに有名ですよね。
手塚治虫氏に限らず、トキワ荘の人々とSFとの関連は切ってもきれないものと感じます。
どれも入手困難なものばかりで申し訳ないのですが・・・。
「龍神沼」は名作ぞろいみたいですね。古書サイトでも結構高値で出ています。
『たんぽぽ娘』は評判を聞いて何とか手に入れました。そ、かー。
『龍神沼』買おうかな〜。
金田一少年の事件簿第一作目の「オペラ座館殺人事件」はその事件名の通り「オペラ座の怪人」をモチーフにしていて、犯人もファントム(怪人)だったりします。
「オペラ座の怪人」の台詞も漫画に出てくるので、これは該当するかなと。
質問の解答とは異なるかもしれませんが、金田一少年の事件簿第二作目の「異人館村殺人事件」の方は、某有名ミステリ作品のトリックを丸パクリしたという事で週刊誌に取りざたされたこともあります。
そういう意味では、小説の方を先に読んでしまうと逆に面白くないかもしれません。
リンク先はそのパクられた方の作品です。(ネタバレのため、ここでは作品名は書きません。)
(o^-^o) URL見たいけど見ないでーす。『金田一少年の事件簿』未読のため。
http://www.lares.dti.ne.jp/~hisadome/dennou_nao_san.html
『電脳なをさん』元ネタ・リスト
これも割と知られた定番で、「なあばす・ぶれいくだうん」と同様に一話単位で元ネタが完結しています。
ただし、なあばすとは異なり、こちらはまともな本よりは、特撮などのマニアネタが多いのが特徴でしょうか。
以下の久留さんのサイトに、元ネタ一覧があります。
久留さんは、他にも、先ほどにも挙がっていた「西遊妖猿伝」などの諸星作品の元ネタも収集しているので、両方をあわせて読むとより楽しめるかと思います。
以下の久留さんのページに、各
『電動なをさん』−これは初見。ぜひ読んでみたいです。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
「アンドロイドはミスティー・ブルーの夢を見るか」
という短編です。
小説は「ブレードランナー」という映画にもなりました。
とり・みきさんの『SF大将』にも、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のパロディが出てきましたが、いまいちわからなかった。
これは、面白そうですね。
さて、「bk1はてな」から質問を終了してくださいというメールがきましたので、自動終了にならないうちに終了とします。
回答者のみなさま、ありがとうございました。
ごめんなさい、「漫画をネタにした漫画」はだめなんです。