PHP4.3とPHP5の違いが知りたいので、実際に両方使ったことのある方のご意見が聞きたいです。

もしあなた自身がPHPを使って開発を行うのであれば、PHP5にする意味は非常にあると思います。いままではオブジェクト指向関連の機能が弱いとされてきましたが、PHP5ではその部分が非常に強化されています。実際に自分がPHP5で開発を経験してしまうと、PHP4にはもう戻りたくないと思いました。そのほかにも simple_xml などの使える機能なども多く追加されています。

しかし、ただ配布されているスクリプトを設置するだけというのであれば、メリットよりデメリットのほうが大きいかと思います。PHP5でそのまま動く保証がないからです。(PukiWikiなどはPHP5では動かなかったために、PHP5対応版を改めて出すというようなことを行っています)

PHP4 と 5 では互換性が保証されておらず、実際色々と問題があるので現行のスクリプトは 4.3 系で動かすか、5 系に乗り換えざるを得ない場合は PHP4 互換モードで十分にテストを重ねるべきです。

4.3 系もメンテは続くので何が何でも PHP5 に移植しなければならないという事はありません。

> 4.3で動くものが5で動かなくなるのは、何故

内部処理系の ZendEngine が変わった、オブジェクトのコピー/参照ルールが変わった その他。またその変遷に伴い幾つかのライブラリやエクステンションが変わり、それを利用したスクリプトは当然問題が出るワケでして。

海外だと雑誌で動作検証やってますね。ilohaMail (重大な欠陥があるので利用自体はお勧めしませんが) のようにベタに書いた物は動作しやすいようです。

> オブジェクト指向の考え方が苦手で、PHPでも関連する関数は使った事がない

という事なので wintersnow さんの書いたスクリプトがそのまま PHP5 で動作する確率は高いと思います。

で、お仕事でやってらっしゃるなら勉強や研究の中心は PHP5 にさくっと切り替えるべきです。

PHP4/5 の差分は英語が読めるなら

辺りをお勧めします。

プログラマなら兎に角手を動かしてどんどん体験していきましょう。喰わなきゃ味は分からない訳で。

オブジェクト指向も分からないならスキップすりゃいいんです。オープンソースのコードから上級者のコードをパクって呪文と思って使えばいいんです。

Java と違って PHP は寛大なのでルーズさを受け入れてくれます。

で、バランスよく色々な知識を積み上げていけばそのうち分かるようになります。多分。

ちなみに

> 5は標準DBがSQLiteになる

はダウト。

正直なところ、オブジェクトに興味がなく、レンタルサーバを使用する

(自分でコンパイルしない)ならば、全くと言っていいほど気にしなくていいと思います。

機能が増えているので変えたほうがいいとは思いますが。

理由を書きます。

１．PHP5のウリの一つがオブジェクト指向

PukiwikiがPHP5で動かなかったのもクラス関連のようです

２．二つ目のウリがデータベース

デフォルトでMySQLをサポートしていませんが、レンタルサーバなら関係ないです。

３．Zend2による効率化

これもサーバのリソースを考える必要がないでしょう。

といったところです。

開発時に気にするところは、一つ目の参考URLを

チェックしておけば問題ないと思います。

ちなみに、我が家のサーバでは、Pukiwiki(PHP5対応)、phpMyAdmin、Squirrelmailは、快適に動作してますよ。

それよりか、4.1.xくらいで、デフォルトのregister_globalsがoff になってあせった記憶が。。。。

蛇足ですが二つ目のURLも役に立つので読んでもらえばいいと思います。