グランツーリスモ４のフォトモードで製作したフォトに対して、著作権的にフォト製作者はどういう立場になるのかなるだけ詳しく教えてください。

アドレスはＢＬＯＧです。一般的にはＢＵＹ ＯＵＴ（買取）と思います。例えばＣＤだとジャケットやアートワークの作者に著作権が発生しないように、全ての権利を買取で、その後印税などは無いのが普通です。つまりアルバムが10枚売れようが、100万売れようが、ジャケット・デザインした人はお金はもらえません。ですので製作者の立場は「下請け」です。アニメの背景と置き換えると理解しやすいかもしれません。ただし、そのフォト製作者がよっぽど「この人でないとこのゲームは出来ない！」という場合、最初の契約時にそうした印税契約を特別に結ぶことはあり得るでしょうが、ほとんどないでしょうね。

リンク先の Photo → アルバムから印刷・保存 の下につぎのような文章が掲載されています。

※当社の承諾なく印刷した写真やUSBメモリに保存した画像を営利目的で利用すること（販売、出版、放送、ホームページなどインターネット上を含む公共の場所への掲示を行うこと）を禁じます。

ホームページに乗せちゃうだけで（あまりに悪質な場合だと）逮捕されちゃうみたいです。

SCEは著作権をまったく放棄していません。

以下参照

(C) Sony Computer Entertainment Inc. All manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game are trademarks and/or copyrighted materials of　their respective owners. All rights reserved．Any depiction or recreation of real world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties

なるほど。ではこういうことでしょうか。ゲームの内容を編集したものに権利が発生するかですが、ほとんどの場合発生しませんが、著作元のＯＫがあれば発生すると思います。著作元（ＳＣＥ）が許可して、例えば「片山右京監修名レース集」とかの映像作品をリリースをした場合、何らかの権利は発生するでしょう。ただ全体で言うと非常に少ないポーションと思います。印税のほとんどはオリジナルの著作者に行くでしょう。

音楽にたとえると、コンピレーション・アルバムを編集しても編集者には権利が発生しないのと一緒で、ただ例外として有名人や有名ＤＪなどが選曲した場合、そこがセールス・ポイントとなるので、若干の（本当に若干です）印税が発生することもあります。（上記の片山右京と一緒ですね）。ただバイ・アウトの場合も多いです。原則権利元は余計な権利を発生させたがらないので。