「吉田ドクトリン」をなるだけわかりやすく教えてください。

この冷戦構造の中で日本が軍事的になにかやらかすのは無理だ。日本は経済大国として発展する道を選ぶ。日本の復興そして経済発展を実現するには、できるだけ軽武装で、つまり軍事費にあまりお金をかけないことが重要だ。この吉田茂の考えを吉田ドクトリンといいます。

「日本の安全保障を米国に依存し、日本はもっぱら経済成長に専念するという国家戦略」とありますが、どうでしょうか？

こちらのサイトの説明では

「吉田政権の方針を後に吉田ドクトリンと呼ぶようになっただけでこれが、吉田ドクトリンという宣言などはないが、内容としては、反共・親米・軽武装路線により経済発展を優先させるもの。戦後日本外交の柱となったが米国に依存しすぎるがゆえに自主性を喪失することにもつながった。」

とのことです。あとから呼ばれるようになった言葉みたいです。

保守における六十年安保の呪縛〜戦後政治史を紐解く〜

の部分を参照されたし。