旧姓で消費者金融とクレジットカードのキャッシングに借り入れがあります。

審査基準は融資会社によって様々ですし、もちろん他社の借入状況だけが審査基準となるわけでもありません。他社で借入があってもローンを組める人はいますし、借入がないのに組めない人もいます。

他の条件が審査基準をクリアしており、他社借入状況だけで住宅ローンを組めるか組めないかが決定されると仮定して、この借入を完済された場合。

審査は申込時点での他社借入状況を信用情報センターに確認して行なわれますので、その時点で借入がゼロであることが確認できればOKなわけです。これは、その加盟している信用情報機関にもよりますが、早いとこで翌日、遅くとも1ヶ月くらいで最新の情報に更新されるようです。なので、完済後1ヶ月くらい待ってみるか、直接信用情報期間に連絡してご自分の信用情報を確認してみてはいかがでしょうか(多少手続が面倒なようですが)。

あと、完済される場合は、端数を残さずに完済しないと、借入件数で審査される場合に不利になります。解約されるのがベストかと思います。

但し、申込時点で他社借入が完済していたとしても、過去に長期の延滞や代位弁済、債務整理などの異動情報が確認できれば、多くの場合アウトではないかと思います。この異動情報は、異動発生後一定期間を経過すると情報が消滅するということになっています。確か5年だったと思いますが、融資会社の加盟している信用情報機関によって異なるようですので、要確認です。

あと、審査基準をクリアしている場合でも、会社によっては[過去に多額の借入があったのに短期間で完済されている]とか、[他社借入はないものの、同時期にいろんなところで融資申込みをしている]場合などに融資を見送ることもあるかもしれません。

二重回答ですみません。

姓が変わっている場合についてですが、ほとんどの場合、申込時に、過去に姓が変わったことがないかを確認されます。そして旧姓でも信用情報を確認するはずです。旧姓を聞かれない場合や、申告を拒否した場合でも、他の属性によって本人と判断できる(旧姓の)信用情報が確認できることが多いはずです。なので、姓が変わったことが有利とか不利とかはないと思います。

あと、全く逆のケースで、信用情報が全く無いというのも問題です。人間生きてたら何らかのショッピングクレジットやローンを利用したことがあるだろう、という考えに基づき、そういった履歴が全く無い場合、属性の虚偽申告とかいろいろ疑われる場合があります。

つまり、信用情報イコールマイナスの情報というわけでは決してなく、履歴が良好ならば、優良な顧客であることの証明にもなり得ると思いますよ。