たとえば、アクターAがシステム上で処理Bを行う際、必ず処理の途中で、遠方のアクターCをシステム経由で呼び出して(非同期です)データに専門の加工D(時間がかかる)を行ってもらい、Dの結果が返ってくるのを待ってから処理Bの続きをやるといった場合、これを全部まとめて一つのユースケースにすべきなのか、分解するべきなのかが判らないのです。
全部まとめると、一続きの処理であると判りやすくなる代わりに、シナリオの記述が膨大になり、シンプルにまとめるべきというユースケースの考え方に反します。
かといって、・アクターAによるシステムでの処理Bの開始・システムからアクターCへの処理Dの開始要請・システムからアクターAへの処理Bの再開要請、のそれぞれでトリガされる3つのユースケースに分けると、一つ一つはすっきりしますが、この3つが連続する1まとまりのものだと直感的に表せないのでちょっと違和感を感じます。
この辺の繋がりの表現は、ユースケース図上ではユースケースの事前条件などに突っ込むもんなんでしょうか…。
どう考えるべきか、教えてください。
http://www.mamezou.com/tec/design004.htm
ユースケースの書き方[豆蔵]
個人的な考えですが、纏めてしまった方が良い気がします。
図が何枚もあるのは私も好ましくないと考えます。
また、ユースケースではあまり同期や非同期のことは言及せずに基本系列、前提条件、事後条件を明確にするだけにとどめた方が良い気がします。
そうなるとシナリオは単純になると思われます。
同期・非同期の表現は別の図(例えばシーケンス図)で表現すべきだと考えます。
http://www.gihyo.co.jp/magazines/SP/contents
Software People
Webページじゃなくてすみません。ユースケースの使い方が記事にでている本です。かなり唸らせる内容になっていますので、本屋で立ち読みでもいいので読まれるといいと思います。↓この記事です。
・ユースケースはなぜ使えないのか……井上樹
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