【個人情報保護についての質問】

　お望みの回答とは１８０度違うものだと思いますので、ポイントは不要です。

　ＵＲＬは全日本病院協会がまとめたＱ＆Ａパンフレットです。

　結論を先に述べますと、そんな講座は現時点でまずありえません。以下過去の質問から医療関係だと推測して理由を申し上げます。

理由１正解を誰も知らない

　ＵＲＬのパンフレットの解答欄をよくみると「～でしょう」という書き方が目につきます。これだけで回答に自信がないことが分かります。つまり、まだ具体的な個々のケースについて正解がないというの現状です。裁判で何ら判決が出ていないので当然のことです。

　よく１件１人あたり１万５千円というのも嘘でＴＢＣの民事判決が確定しないことには明言できないことです。漏洩した情報で被害が発生した場合、センシティブな情報が含まれている場合の結論は出ていません。

理由２人前で話せない内容が実は多い

　よくＴＶで外国の強盗を写した防犯ビデオの映像が流れていますが、レジの横から写した画像がかなりあります。これはビデオを撮る目的が強盗被害を防ぐ目的ではないからです。あれは店員がレジからお金を盗るのを防ぐために設置したものです。一般企業でも社員の行動を監視するためにカメラを設置する例が増えているようですが、じゃあ看護婦の更衣室に設置していいものか。その場合には？欧米での答えは知っていますが、国内での回答は私も知りません。

理由３適切な情報を持っている講師が少ない

　ＩＴ系：自社の商品コンセプトの押し付け。法律系：判例がなく、欧米事情に疎いので文面の解釈のみ。コンサル会社：一部を除き自社流コンサルの宣伝。

　残るのは海外でも活動しているオフィス系のコンサルタントですが、人材は少ないです。私も一人だけ知っていますが、一般には教育してくれません。特に医療機関を相手にするとなるとまず不在だと思います。