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官僚限定ではないのですが、ドイツのNGOが各国の汚職・腐敗度指数というのを出しています。これによると日本は24位で多の先進国に比べると低い、つまり汚職や腐敗があるということです。ただ、あくまでもこれは政治家なども含めたものです。
純粋に公務員の収賄ということになるとなかなかデータがないのですが、平成10年度の犯罪白書に
5 公務員犯罪
平成九年における公務員犯罪の検察庁新規受理人員総数は二万七百四十八人(前年比五・六%減)となっており、これを罪名別に見ると、自動車による業過が総数の八五・二%と圧倒的に多く、以下、職権濫用、偽造の順となっている。
平成九年における公務員犯罪の起訴人員総数は三千八十一人(同二・六%減)であり、起訴率は一四・九%(同〇・三ポイント増)となっている。これを罪名別に見ると、収賄が八七・六%と最も高く、以下、詐欺、窃盗の順となっている。
という記述があります。
この数字から計算すると平成9年に収賄で起訴された公務員は400人くらい、ということになります。
ちなみにこれ以降の犯罪白書には特に公務員の収賄に関してのデータはありませんでした。
なるほど、ぴったりくるのはないですが、なんらかの評価基準はありそうですね。