いくつか「はてな」で質問している内に、勉強不足に気づきました。(私にとって再読でもいいので、)どの「本」の何処が「新撰組」の肝になるか教えてください。
★理由つきでお願いいたします。
<お願い>
①例えば:子母澤寛の「新撰組3部作」というおおまかないい方ではなく、子母澤寛の「新選組始末記」のように、本が特定できるようなご紹介をお願いいたします。
②エピソード集の場合には「第何巻」と書き添えてください。例えば、「新選組銘々記」第何巻といった具合です。勿論、ストーリー物の場合には何巻とは書かないで結構です。
③ぼんやりと作家の×○の一連の作品集は全て面白い的な物もお断りいたします。
※面白いではなく、肝です。「肝」をお願いいたします。
色々と注文をつけてしまいましたが、その分回答された方には丁寧に対応したいと思います。(出来る限りですが、、。)
よろしくお願いします。
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=01998173&introd_id=Xmo...
セブンアンドワイ - 本 - 燃えよ剣 上巻
新撰組の肝の土方の生涯を
描いた燃えよ剣は最高です。
上下とも私は好きで、どちらか
一方は無理です。土方はやっぱり
私の中ではヒーローです。
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Amazon.co.jp: 劇画近藤勇―星をつかみそこねる男: 本: 水木 しげる
水木しげるの劇画「近藤勇-星をつかみそこねる男」。
実は本で今、手元にあるのは(それも今探したら見つからなかったり(笑))、これしかないんですよ。
レビューにも出ていますが、実に淡々と近藤がのし上がってすぐに落ちていくさまを語っています。全然ヒーローじゃない。
手元にないので正確な表現が確認できませんが、最後の、打ち首になるところで「ただ、けもののように『死にたくない』と思った」というような表現がしてあり、NHK大河とは対極で、実際にはこの本に描かれているように彼は「ちょっとえらくなっていい暮らしがしたかったという単純な動機」で動いていたのかもしれないなあ…なんてことを考えたりします。
人は無明に生まれ、無明に死にます。どんな複雑な人生も実は(はたから見れば)この程度に単純で、かつ自分ではどうしようもなく流されていくようなものなのかもしれない、などと思ったりもします。
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Amazon.co.jp: ほんまにオレはアホやろか: 本: 水木 しげる
オマケ)
水木先生もすさまじい人生を送ってこられたのでそれもあわせて読むとこういう表現をされた理由がわかるかも。
Kumappusさん
勿論持っていますよ、この傑作。漫画では、おそらく最高傑作ではないでしょうか。
近藤勇は偉くなりたくはなかった。この考え方。私は逆に、「新選組!」の脚本は、この本からの盗作(そりゃ言いすぎですけど)ぐらいに思った事があったほどです。
Kumappusさんの「人は無明に生まれ、無明に死にます。どんな複雑な人生も実は(はたから見れば)この程度に単純で、かつ自分ではどうしようもなく流されていくようなものなのかもしれない、などと思ったりもします。」とういお言葉は、実感される方は多いと思います。
うーん。素晴しいご回答、ありがとうございます。
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Amazon.co.jp: 新選組血風録: 本: 司馬 遼太郎
短編集みたいなものですが、新撰組の人や事柄別に描かれています。
新撰組隊士の人間的なものが読めるところが肝?
そうそう。この本ですよね。
「血風録」なくして、新撰組は語れない。
何回読み返しても、飽きません。
macopinさん。ありがとうございます。
このような、一人の人物にフォーカスしているものは。上巻、下巻に分けなくとも結構です。
分けていただきたいのは、人物エピソードが、一つ一つ分かれているような本です。だって、その人が好きか嫌いかで、興味は変わりますでしょ。そこも、「肝」。
で、komiyatakunさんの回答は素晴しい回答です。でも、新選組の肝=土方はわかりますが、土方の中でどこ、なに、いつ、が肝かお聞きしたいのですよ。
江戸?京都?会津?函館?
他の人も同様でございます。
ここのところ、はしょらずにお願いいたします。
komiyatakunさんには、説明の出しに使ってしまってお詫び申し上げます。