キリスト教徒の死後、遺影等はどのようにして自宅内に置かれているのでしょうか？

キリスト教は家庭での先祖供養はしませんので全ての家がやっているわけではありませんが、カトリックには家庭祭壇というのがありますので、十字架やマリア像などと一緒に遺影も飾られることがあります。

聖パウロ会のショップでも、家庭祭壇の使い方として“ご先祖の崇敬”をあげています。

プロテスタントは祭壇などは使いませんので、遺影を飾るとすれば普通の写真と同じように飾ります。

キリスト教の友達にききましたが、やはりそのようなものはおいてないそうです。仏壇のようなものはないほうがよいそうです。どのようにするかは、家族、親族が話し合って遺影のおきかた等をきめるそうです。これをしないといけないということのきまりはないそうです。毎日遺影にむかって仏教でしたらお経を毎日いうように、ミサをうたうことは忘れてはいけないみたいです。

私の親戚の家では、（和室の）仏壇を置くような場所に写真を置いています。九州の親戚の家では、はっきりとは覚えていませんが、小さな宗教画や十字架などが置いてあったはずです。

実家の祖父が３年前になくなりました。

わたしの両親も、亡くなった祖父もクリスチャンです。

お葬式の時に使った写真（遺影）が本棚の上に置いてありますが、それだけです。おそらく葬儀社が持ってきた写真枠に入れてそのままたててあります。飾り付けはありません。

単なる写真です。

キリスト教では一般に偶像崇拝を禁じているので、写真を拝むようなことはない、と思います。