先の対戦では、英仏等はドイツにやられた被害者的な部分もありましたが、アジア・アフリカにやってきたことなんかは、日本以上の非道っぷりの加害者という部分もあります。
彼らの帝国主義覇権がそもそもの問題というように思わないでもないわけですが、
実際に彼らの国では、侵略しまくりの自国の歴史をどのように教わっており、今後どのようにすべきだと教えられているのでしょうか?
(できれば、アジア,アフリカ等の旧植民地国に対する扱いとかも)
※日本が自分のことを棚に上げてよいとは思いませんが、こういう問題は客観的な事実を多方面から見合うことと、それぞれが今後望むビジョンを話し合うことでしか解決できないと思っているので。
ほかのは知りませんが少なくとも、イギリスはアジア(中国)に対して行ったアヘン戦争の話は授業で教えていない。と塾で世界史の教師から教わりました。(驚きました)
…ふざけていると思うのは自分だけでしょうか。
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Amazon.co.jp: 歴史教育と教科書―ドイツ、オーストリア、そして日本: 本: 近藤 孝弘
こちらの本と
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Amazon.co.jp: 世界の歴史教科書―11カ国の比較研究: 本: 石渡 延男,越田 稜
こちらの本は比較的に客観的に比較をしています
http://www.bund.org/interview/20040805-1.htm
ドイツは戦後責任を認め、EU共通の歴史認識に達した
アフリカに関する記述はないですが、なぜEUでアジアよりも成功に歴史問題に取り組めたのかを説明してます
1番目と3番目はすこし視点が違います。
独伊墺の敗戦国側ではなく、戦勝国側の問題について知りたいのです。
基本的に敗戦各国にファシズム政権が発生した時点で、英米仏などはアジアアフリカに対して、侵略をしていましたよね。
奴隷化や虐待、虐殺というのは、日本の教科書にも書いてありますが、当の本国ではどのように書かれているのかということです。
2の本は参考になりそうです。できれば、詳しく教えて頂けると助かります。
http://books.livedoor.com/item_detail&isbn=4902928000&ri...
ライブドア ブックス(本):アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書―EJ対訳 - 新刊・中古本同時購入可能
「欧米」の歴史教科書とあるので。アメリカです。
現地校で「WE THE PEOPLE」という教科書で学んだのですが。
ちょっと異なった視点から作られていました。人権思想的観点から作られていました。
つまりその時代ごとに人権上言及すべき人について深く掘り下げるという手法を取っていたと思います。
例えばアメリカでは第一次大戦後に女性の選挙権が認められたがなぜか→男が徴兵に行っている間女が軍事兵器を作って「なんだ女でも鉄を扱える、一人前じゃんか」ということになって一人前の人として権利が認めらるようになった、その前に選挙で投票して死刑になった何とかっていう女性もいるなど(誤解を恐れず雑に表現しています)
禁酒法が制定されたときシカゴがギャングで荒らされた、このとき注目された制度は→適正手続きの保障
アヘン戦争や東インド会社の記述もありましたがさらっとした感じだったと思います。そのときアメリカは西部開拓で忙しくそこまでさほど関心がいってなかったんじゃないかと。
もっともアメリカインディアンで最後まで勇敢に抵抗したチェルキー、ナバホ、ハワイが植民地化されるところなんかは詳細に書かれていました。負の遺産っていうやつです。アメリカの場合アフリカから奴隷で大量に人間を連れてきてたりするのでそういうのに正面きって直視して向かっていかないといけない。間違っても逃げたりすると大変な市民運動に発展するので。
おお、こういう意見を待っていました。
日本の歴史で不満なのは、点と線の史実をぽつぽつと覚えていくのではなく、どういう未来を希望し、それについて過去を教訓にしていくかを教えて欲しいと思います。
Prentice Hall
Prentice Hallは比較的にアメリカの高校や大学で使われている教科書出版者の一つです。
私は高校をアメリカで過ごしましたけれども(9th~12th)、個人的な感想ですけれども、まずアメリカでは先生ごとに教える範囲が違います。先生によっては気に入らない歴史の部分があれば、試験対策程度に必要だけな部分を教えてくれる先生も居ました。帝国主義覇権については、アメリカは今直も正義の味方という観点をしているので、私が実感した限りではアメリカに反対する側の意見をほとんど考慮していない立場で教わりました。ただし、テキスト自体は日本と違いものすごく分厚いもので比較的に第3者の立場上で書かれていますが実際に教える教師ごとで内容の捉え方がまったく異なりました。
ちなみにアメリカに居たのは1999-2003年前後でテキサス州ですので、イラク戦争で多少変わったのかは分かりません。
大変に参考になります。
日本でも、社会科については結構先生によって、
差が激しかったと思いますが、最近は受験の絡みと
教育委員会からの圧力である程度均一化をされているようですね。
社会科って、文系ですが、思想哲学やら文学とかと違って、もっと科学的なものだと思う。
(受験用の)知識や教養と捕らえる場合には、
愛国なり自虐なりの思想的な意味合いを
持たせようとするのも理解できますが、
歴史を学ぶ価値はそこにはないと思いますね。
みなさんありがとうございました。
中国なんか、イギリスのほうがよっぽど食い物にされてますよね。
日本なんか遅れてきた間抜けという感じ。
うまくやったってこなんですかね。