では、何もないところから0と1だけを使って音楽(人の声)などを作ることは可能なのでしょうか?
可能であることは可能です。ファイルのヘッダーとかを除けば、自由にバイナリデータを作ることはできます。
忠告は2点。
一つは、MP3、WMA、OGGのような圧縮された形式ではなく、WAVEなどの直接的な形式でないと、自分の思ったようにはできないということ。
もう一つは、容量の問題。普通のCDに収録されている曲をそのままWAVEで取得すると、50MBほど。1Kを1000として考えると、50MB=50,000,000B=400,000,000b。つまり、1曲作るのに4億もの0と1を入力しなければなりません。
思ったように0と1で音楽を作るのは、実質無理ってことですね。
Yahoo! JAPAN
URLはダミーです。
出来ます。
人間の声も実はいくつかの単純な音の波の重ね合わせで表現することができるので、
そのパターンを解析し(例えば『あ』の音は何ヘルツの音と何ヘルツの並をこういう割合で組み合わせて・・・といったように)、
コンピュータ上でいろんな波長の音を適切に合成してやることで、
人工な人間の声を作ることが出来ます。
シンセサイザーの音色も、こうした音の波の組み合わせで人工的に作り出したものです。
MP3とは 【MPEG Audio Layer-3】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
URLは、ダミーです。
理屈でいえば、可能でしょう。
mp3がどのようなバイナリデータ(0と1の表現)で構成されているかのフォーマットがわかれば、バイナリエディタで書くことが出来ます。
ただ、mp3は圧縮形式なので、手書きするのであれば、圧縮されていないwavの方が簡単な気がします。
http://www.apple.com/education/accessibility/technology/text_to_...
Apple - Education - Text-to-Speech
AppleのMacintosh用OSである、Mac OS Xには標準で英語テキストを読み上げてくれる機能が提供されています。読み上げる音声は20以上用意されています。この中の半分以下は、実際に人間の声をサンプリングして作成した音声ですが、残りは、デジタルでつまり0と1だけを使って作成されたものです。
ちなみに、シンセサイザーの音源の多くも何もないところから作られています。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se306183.html
楽SpeechS(Windows95/98/Me / 画像&サウンド)
「何もないところから」とはリッピングするCDやマイクのような入力装置もないということでしょうか。
その場合に思いつくのは音声合成です。URLにあるのは音声合成ソフトウェアの一つ「楽SpeechS」です。
http://www.ntt-it.co.jp/goods/vcj/voice/tts_ad.html
NTT-IT +++ 音声合成とは +++
声のパターンと、文章データがあれば音声合成エンジンを利用することで人の声を作ることができます。カーナビなどの音声にも利用されています。人が直接しゃべるより若干違和感があるのでわかるかもしれません。
http://www.pc-view.net/Help/manual/0194.html
PC View: 用語解説 音源,FM音源,PCM音源,MIDI音源
音楽を作るには、音源を利用します。例えば、原始的なFM音源では、数種類(定常波、のこぎり波、サイン波、コサイン波など)の音を生成する電気回路を持っており、これらの波を合成して楽器の音色を再現しています。最近主流のPCM音源では、楽器の出す音の波形をそのまま記録して、その波形を変形(振幅を変えたりなど)して、音楽を演奏することができます。
http://www.pc-view.net/Help/manual/0964.html
PC View: 用語解説 2進法
0と1を2進法の要領でたくさん組み合わせれば
0~∞を表現することができるので、
相当な表現力があります。
PCMとは 【Pulse Code Modulation】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
符号化の1つであるPCMのしくみです。
Last.fm - The Social Music Revolution
データというのは決まりごとを定義した上で復元できるように保存したものですから、たとえば、mp3のしくみとは全然違っちゃいますが以下のようにするというのも手法の1つです。
000=ド
001=レ
010=ミ
011=ファ
100=ソ
101=ラ
110=シ
111=ド
以上の決まりごとを作っておけば、「000001010」が「ドレミ」であるということになります。
もっと桁数を増やして、「ドレミ」のようにざっくりとしたものではなく、音階を細かく刻んでいけば、どんな音でも表現可能です。
http://www.adtec.co.jp/glossary/digitalaudio/
用語集 デジタルオーディオプレーヤー : 株式会社アドテック
URLは用語集として参考に...
結論から言うと、「何もないところ」から、作るのは無理です。
mp3形式の音楽ファイルでも、音楽CDでも、物理現象である音の波形をデジタル化して記録していることには変わりありません。デジタル化した波形は、記録媒体上には、0と1の羅列で記録されています。
では、適当に作った0と1の羅列を作れば、それが音声として再生できるかというと、音声をデジタル化するための記録方式に従った形式になっていなければ、再生できません。この「音声をデジタル化するための記録方式」が定められているから、音声をデジタル化して記録(エンコード)し、記録したものを再生(デコード)出来るのです。
逆に言えば、適当に作った0と1の羅列であっても、「音声をデジタル化するための記録方式」に従って加工すれば、音声として再生する事は出来ます。従って、数値データである円周率を、1桁ずつ波形の振幅に割り当てて音を鳴らす事はできますし、日々の日経平均株価の変動を音にする事も可能です。(数値データは、2進数すなわち0と1の羅列で表現できます。)
ただし、出来上がった音が、聴く人に不快感を与えない様に、波形の振幅や周波数に制限を設けて調整する必要はあります。
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20115753
TSUTAYA online / MUSIC - DAWN CHORUS
任意の0と1の羅列ではありませんが、このCDでは、天体の周期的な活動(変光星の光度曲線など)を元に音源を作るという、おもしろい試みがされています。
http://www.hatena.ne.jp/1124294662
人力検索はてな - パソコンに保存されているmp3などの音楽データは、0と1だけで構成されいているんですよね? では、何もないところから0と1だけを使って音楽(人の声)などを作ることは可能な..
可能です。
http://nagasm.suac.net/ASL/sound04/
Sound Generation
結論からいうとリアルな楽器音や音声も全く0から合成は可能ですがものすごく手間と時間がかかるので今は何か録音(サンプリング)したものを加工して使うことが多い、ですね。
このURLに書かれているのは正弦波などの基本的な音をコンピュータで作って合成していって好みの音を作る例です。初期のシンセサイザーのやっていたことをコンピュータでやってみたようなものです。
http://www.ntt-it.co.jp/goods/vcj/voice/tts.html
NTT-IT +++ 音声合成ソフトウェア +++
これは音声合成の例。あらかじめ話し言葉の断片をたくさん録音しておき、それを適宜つなぎ合わせたり加工したりして音声を合成します。
無論、最初のURLの方法で「あ」に聞こえるような音、などを0から作ることも可能でしょうが、おそらくこのURLにあるように9万通りもデータを作るとなるととてもやってられないでしょうね。
http://homepage1.nifty.com/office_s/w_knowledge.htm
楽しむ実用MP3講座(オーディオ技術の基礎知識)
ここのwaveファイルの記録方式でも明らかなように細かく見ると1と0の羅列ですね。
というわけでヘッダ部分(ファイルの先頭部分)の規則さえ守ればあとは自力で1と0を並べれば音がなるファイルが作れます)
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