IISメールサーバのエラーメッセージについて。

URLはダミーです。

メール送信における遅延メッセージです。

要するにAさん宛てに送ったメールは遅延してますが再送信する必要はない、ということです。

送られてきたエラーメッセージの内容をよく見てください。

Reporting-MTAが報告してきたMTAで、Received-From-MTAに記述されたサーバーが報告元です。

これを見れば、どこのサーバーで問題が発生しているかがわかります。

同様にWill-Retry-Untilに再送信を試みる予定時刻が記述されているので、再試行時にエラーがなければいつごろ届くか、の目安になると思います。

こういうのが発生する原因としては、要するに相手サーバーでメッセージ渋滞が発生してるなどで、昨今ではSPAMによるメッセージ集中などが挙げられます。

hotmailなんかではよくあるそうですよ。

＞ こちらのサーバの問題ではなく、相手サーバの問題という認識でよろしいでしょうか。

こちらに挙げた例に載っているように、Reporting-MTAとReceived-From-MTAがhotmailサーバーであるならば、それで確定ですよ。

まあ・・・可能性は高いような気はしますが、是非確認してみてください。

こういうメッセージには原因分析のための情報が記載されてますから、きちんと見ておくと今後にも役に立つと思います。

余談ですが・・・

＞ ちなみに、Aさんのメアドはhotmailでした。。。

業務であれば、hotmailアカウントは使用を見合わせるようにAさんに連絡するべきかもしれませんｗ

メッセージ遅延障害もそうなんですけど、サーバー自体が重くて閲覧に時間が掛かったりするなんて話もよく聞きますよ。

（プレミアムサービスだと違うのかな？）

そうですね。相手側のサーバが 450 などの「一時的エラー」を出したので

再試行しますよ、ということだと思います。相手の都合です。

もちろん相手サーバの設定によっては

「この人のサーバは spam を送ったことがあるから、

いつまでも一時的エラーを出して意地悪してやろう」

と言っている可能性もありますが、hotmail なら大丈夫でしょう。

一部では greylisting あるいは「一見さんお断り方式」を使う SMTP サーバもあります。

これは一度「一時的エラー」を出して、再送されたら許可するという方法です。

この場合、二度目以降は「この人なら大丈夫」と認識される方式が多いので、

最初だけ遅延することになります。しかし hotmail はこの方式を使っていないはずです。

なお、このエラーメッセージは DSN というものだと思います。

サーバ側では RCPT コマンドを発行する際に NOTIFY=DELAY というオプションを付けると

遅延に関してもユーザへ通知するようです。

これを防ぐ方法については、わかりませんでした。