バス停(京都バス)やビル名称、通り名の数え歌などに今も残っており、一般的なことは分かってきたのですが、なぜ「三哲」というのかの核心部分がわからずにいます。グーグル検索もしてみましたが…。由来、語源、歴史など詳しいところを知りたいとおもっています。
結論から先に言ってしまうと、ネット上で「三哲」の由来を見つけるのはやはりかなり難しそうです。私もかなり探しましたが、肝心の由来についてはどこでも触れられていませんでした。
ご紹介したページからの抜粋です。
通りの名前の数え歌について触れている部分ですが・・
「・・・その次の六条(ろくじょう)、三哲(さんてつ)から、通りの順番が南北に並んでおらず、三哲は七条(ひっちょう)の次なのでは。京都駅前からバスにのると、すぐに三哲のバス停がありましたっけと思い出すほど、三哲と八条(はっちょう)は近く、どう考えても六条ではなく、七条の南にある。この三哲自体、どういういわれのある地名なのかが分からない。なお、三哲通りとは、今の塩小路のことだそうだ。」
と、あります。
http://glin.jp/arc/arc.cgi?N=211
京都の街と通のつながり 〜京都市街地の特色ある住所表記〜
ちなみに、数え歌の中での「三哲」の位置がおかしいのではないか、という議論はここでもなされています。
それさえもあやふやだということですね。
http://chimei.hp.infoseek.co.jp/chi-tankyu2.htm
『地名探究』 第二号 京都地名研究会の第二号 巻頭言 吉田金彦「広域方言地名の調査」、 講演 上田正昭「平安京・京都そしてカモ」フォーラム「京の古代史と地名」上田正昭・吉田金彦 司会 井上満郎。発表論文、研究論文、研究ノートおよび、手記、平成十五年度活動報告、京都地名研究会役員 。
質問の答えになっていなくて大変申し訳ないのですが、やはり専門家に聞いてみたほうが早そうです。
こちらに「京都地名研究会」の連絡先がありますので、一度メールをしてみたらいかがでしょうか。
くまなく探してくださり、感謝いたします。丁寧な回答に、回答者rabitt23さんの良心とお人柄をしのぶ思いです。ほんとうにありがとうございます。
由来は、やはりWEB上では難しい様子ですね。図書館などでまた折に触れて探求してみたいとおもいます。ありがとうございます。