また、どう引用しているのかについて、簡単で結構ですので解説をお願いします。
以下のふたつ以外でお願いします。
・矢作俊彦『ロング・グッドバイ』
・舞城王太郎『煙か土か食い物』
あまりにアバウトで曖昧な回答なので、ポイント不要です。
曖昧な記憶によると、BL小説作家の花郎藤子(はないらつ・ふじこ)さんのコラムか後書きで長いお別れについて触れていた気がします。
それを読んで、自分もレイモンド・チャンドラーの作品を読み漁った記憶があるので…。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575508454/250-4648566-...
Amazon.co.jp: ハードボイルド・エッグ: 本: 荻原 浩
『ハードボイルド・エッグ』 ( 双葉文庫)
荻原 浩 (著)
フィリップ・マーロウに憧れ、マーロウのようにいつも他人より損をする道を選ぶことに決めた私立探偵のユーモア・ミステリーです。でも最後には泣けます。
「警察にさよならを言う方法は、まだ発見されていない」の台詞があります。
それからなんと言っても有名なのは原リョウ(リョウは機種依存文字での「僚」の人偏を除いた文字)の探偵沢崎シリーズでしょう。『さらば長き眠り』はタイトルからして『長いお別れ』とチャンドラーへのオマージュにあふれていると思います。
一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))
高橋源一郎の一億三千万人のための小説教室に詳しいのですが、村上春樹の羊をめぐる冒険は長いお別れへのオマージュに満ち溢れています。
僕が鼠の手紙を受け取るシーン⇔ぼくがテリーの手紙を受け取るシーン
などなど。
ありがとうございます!
エリック・ガルシアの「鉤爪」シリーズは、主人公がハードボイルドの探偵でありながら、実は人間世界に隠れ住む恐竜という馬鹿げた設定のパロディハードボイルドです。といっても、面白さは一級品で作品のあちこちでこれに限らずフィリップ・マーロウの著作の引用がなされています。
ありがとうございます!
とても参考になりました。ありがとうございます!