筒井康隆の「時をかける少女」のように時間がテーマ（というか仕掛け？）になっているドラマ、小説を教えてください。

広瀬正の小説は如何でしょうか。

タイトルの付け方がヘタなのか、あまり面白そうでなく感じるかも知れませんが、読み始めると止まりません。

本当にお勧めです。

ちょっと昔のドラマですけどなかなかおもしろいです。

以下紹介

　人生をやり直したいと思っていた、大学生・堀上篤志、キャバクラ嬢・室井蒔、大学教授・黛裕介の３人が2000年の1月1日午前0時に謎の流星群の襲来と共に心臓がとまり過去に戻ってしまう。何度も人生を繰り返しながら、2000年を迎えられる方法を探っていく。

タイム・リープ―あしたはきのう 上下巻です。

クラインの壺 講談社文庫

岡嶋 二人 (著)です。

石田衣良「エンジェル」。

メインのテーマは時間ではありませんが…。主人公が殺され埋められるところから物語は始まります。幽霊である主人公が自分を殺した犯人を探すんですが、冒頭部分において、霊魂となった主人公が、自分の過去において重要だった幾つかの出来事をなぞる部分があります。そうやって時間を経て現在に辿り着くんですが、死ぬ２年前からの記憶が欠落していて、という話です。時間旅行、というテイストではないのですが。

これは、オススメ。「ライトニング」です。こちらはもう時間旅行というか時空を越えるというか、そういうカンジですね。

流行作家として活躍するローラ・シェーン。彼女には危機的な状況に陥るたびに、どこからともなく現れて救ってくれる騎士がいた。そのたびに空には閃光がきらめき……というお話です。時間に関係する話であることがわかるのは割と後半になりますが、それに関係しない部分も非常に読み応えがあり、面白い作品です。

ミヒャエル・エンデのモモは、子供から大人まで楽しめます。

古来より、タイムマシーンを扱った小説が、多数出ています。

東野圭吾『時生（トキオ）』

ネタバレは避けたいので感想は書きませんが、一読の価値はありです。

野沢尚『呼人（よひと）』

おもしろいですが、お求めのものとは少しズレるかもしれません。その場合は申し訳ありません。

お役に立てば幸いです。

あまり述べるとトリックにつながってしまいますので…。

下のレビューの中にも、ネタバレにつながるものがありますので、もし興味を持たれたのなら、真っ先に実物をお読みください。

「リプレイ」とか

「ふりだしに戻る」とか

再度回答になって申し訳ありません。

もう1冊、おもしろい本を思い出したので紹介させて頂きます。

井上夢人『クリスマスの4人』です。

表紙の絵の怖さと内容のミステリアスさの相乗効果（？）で、臆病な私は読んでる間中かなりドキドキしていました。

すごくおもしろかったです。

原作は漫画ですがドラマもありましたので。

『リプレイ』 ケン・グリムウッド 。これは、外せないのではないでしょうか。

北村薫のシリーズ、『スキップ』『ターン』『リセット』はいかがですか？

どれも、佳品です。

　あとは、あとは原田康子の『満月』。

これは原田知世と時任三郎共演で映画化もされています。

　東野圭吾の『秘密』は『リセット』の逆パターンで比べて読むとおもしろいかも知れません。

北村 薫 《時と人》シリーズ三部作です。順に、

　・時間がすっ飛ぶ。気が付いたら歳を取って、結婚までしていた

　・時間が繰り返す。誰もいない世界で、24 時間後には全てが元に戻ってしまう

　・時間を魂が超える。求め合い、強く望む想いが時を越える

というお話です。

# 個人的には『ターン』が一番好き

北村薫の、、「時と人」シリーズ。

主人公の時間が巻き戻るたびに、殺されてしまう祖父を助けるために奮闘するミステリーです。

ドラマ作品「彼女との時代」98年作　この二つのURL見てもらえばストーリーは、わかると思うので申し訳ないですけど省略しますけど。ウッチャン、ナンチャンのウッチャンのテレビドラマ初監督、脚本の作品ですが。かなり、いい感じの作品で

切なく、哀しいファンタジーな作品で、結構、この作品が好きな方も今でも多いです

個人的にも再放送のとき録画をしており、今では保存版として保管しております。

　話しの最後で、水野美紀ちゃん演じるアキは亡くなってしまうのですが、彼女と主人公の接点がハッキリするあたりは涙もんです。

幕末高校生というドラマがありました。

武田真治さんが主演していました。

現代の高校生が幕末にタイムスリップする話です。

宮部みゆき「蒲生邸事件」

受験生がタイムスリップして、2.26事件に直面、みたいなお話でした。

ちょっと前に放送していたテレ朝のドラマ

「終わりに見た街」

家族で昭和19年にタイムスリップします。

質問を拝見して真っ先に思い出したのは、眉村卓の「時空の旅人」です。

小学生の頃から推理ものやＳＦものの小説が好きで、この本も読んでいました。

ストーリーは、タイムマシンが作られるようになった未来から一人の少年が現代にタイムスリップしてきて、現代の高校生数人と出会います。

この少年は歴史を変えるために戦国時代へ行きたいという目論みがあり、高校生達も巻き込まれて戦国時代に連れて行かれるのです。

タイムスリップ先は本能寺の変の少し前で、高校生達と少年は織田信長に出会い、触れ合ううちに、「これから起こること（本能寺の変）を伝え、信長を助けたい」という気持ちが芽生えるのですが、歴史を変えたら未来も変わってしまうと、苦悩するのです。

淡い恋心や、歴史やなど盛り込まれていて、ものすごく夢中になって読んだものです。

今から１０数年前にアニメ映画化されたあとは「とらわれたスクールバス」と改題されました。

更にその少しあとにＲＰＧか何かになったようですが、こちらの出来はひどかったと、原作ファンの間では言われています。

ベタで申し訳ございません。映画化するらしい、浅田次郎さんの名作です。泣けます。昭和情緒がたまりません。

「リプレイ」。これで決まりでしょう！

バリントン・J・ベイリー「時間衝突」

時間は本当に一方向に流れているのか? もしや別の世界では別の方向に時間が流れているのではないのか? もしやその二つが衝突することもあるのではないか? で、... という超おバカSF。でも大真面目。

グレゴリー・ベンフォード「タイムスケープ」

諸悪の根源は60年代以降の環境破壊が原因だ。ならば、過去を変えよう。と、奮闘する物理学者たち。タキオンを利用した過去への通信を試みる...。少々リーダビリティが悪いのを覚悟してから、どうぞ。

ケン・グリムウッド「リプレイ」

さまざまなバリエーションを生んだ、人生やり直し物の原点。

## 蛇足ですが、すでに前の方が挙げられている「ライトニング」。私も大好きな作品ですが、絶対に登場人物紹介、帯の紹介文を読んではいけません。何なら後半100ページ分も糊付けしておきましょう。見ると絶対後悔します。まぁ、クーンツの作品はどれもそんなもんですが :-P

北村薫の時3部作というのがありますよ。題名は”スキップ””ターン””リセット”です。

同じ筒井康隆作品として「七瀬シリーズ」は読んだことがありますでしょうか？

２冊目「七瀬ふたたび」にて主人公が時間旅行能力を持つ女性と一緒に危機を回避するために時間を超えます。パラレルワールドについても言及があった記憶があります。

「戦国自衛隊」半村良

タイムスリップものの有名作品ですが、最近話題になった福井晴敏ではなく半村良の方です。

・・・『時』は俺たちに何をさせる気なのか？

最後まで読めば、歴史・SFというより、まさに時間がテーマになっている作品だとわかります。

十年愛