外貨預金の場合、為替差益を雑所得として所得計上しなければなりませんが、その一方為替損失も計上できます。外貨MMFでは、為替差益が非課税であるというメリットがありますが、為替差損を計上できないというデメリットがあります。
僕も両方やってみて断然外貨MMFのほうだと思いますが、あえて外貨MMFのデメリットをあげると、上記ページにあるように
預金と違い、外貨のままでも元本は保証されていません。
(安全性の高い投資信託なので「元本保証に近い」とは言えると思います)
という点があります。投資先の国で経済が大混乱になるようなことがあれば元本割れもあり得ますし、予定されたリターンが得られないということもあります。
http://allabout.co.jp/finance/moneyplan/closeup/CU2002033101/ind...
あなたはどっちを選ぶ? 外貨預金と外貨MMF - [マネープラン入門]All About
そのあたりも考えると、最大の差はやはり利回りが決まっているか?決まっていないか?ということになると思います。上記ページに次のようにあります。
一番の違いは、外貨預金は預け入れ時に金利が決まっているのに対し、外貨MMFは後になってみないと何%の金利が得られるかわからない、実績分配型の商品だということです。
こうしたことを考えると確定した利回りを期待したい人は外貨預金のほうが向いているのかもしれません。
ただし、個人的な考えとしては利回りの変動リスクよりも為替リスクのほうが圧倒的に大きいわけで、それほど大きなものでもないとは思いますけど。
http://moneykit.net/visitor/fee/
手数料一覧|MONEYKit - ソニーバンク
あと、ソニー銀行のようにかなり為替手数料を低く抑えているところ、あるいはキャンペーンで高金利をつけるところもあります。この辺りをうまく使えば、外貨預金のほうがおトクな場合もあるかもしれません。
詳細な回答ありがとうございます。
http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_money/w001527.htm
外貨MMF - [マネー用語集]All About
相場の気配によるかと思います。
現状のような軟調な為替相場である場合、MMFのようなより挑戦的なMMFの方が成果を得る可能性は高いです。これは為替相場に限らず金融商品とされるものが上昇傾向にあり、また、それに応じて対日本円レートの為替相場が非常に軟調であるからです。
少なくともいままでの為替相場からすればこのような一日に平気で2円変動するような場気配というものは湾岸戦争が起きたときでもありませんでした。
MMFが利益をあげたとしてもそれは短期的な軟調相場の影響を受けて成果を勝ち得たということに他なりません。これらの運用実績は保証されるものではなく長期的に見た場合その成果が不確定なものであるのは確かです。
現状においては少なくともMMFで運用するのが有利らしいということがわかりますが、その有利であるという状況は将来にわたっても継続し保証されるものではありません。
一方定期預金というものは将来にも渡り利率が保証されています。喩え現状において年利3%の金利しか得られなかったとしても金利引下げなどの国策的要因が発生した場合、当然為替レートにも影響を及ぼしますし、MMFが獲得できる金利というものも変わってきます。
10年後に「あの時は」どちらが優れた金融商品であったかを判断するのは簡単ですが、現状において、どちらが優れた金融商品であるかを判断するのは予測の範囲をでないものであります。
…。
あれ?外貨預金って外貨定期預金のことでいいんですよね???
ちなみに外貨預金も現地口座を利用するなどという方法により国内MMFより有利な金利とかそういう方法もあるっぽ?よくわからないけど。。。
あと、国内地銀じゃ意味無いけど外貨を保有しておくことによりどこかの財政不安定な国において資産を一国の通貨で保持するというリスクから逃げることができます。これは日本円にもどす前提のMMFでは得られないリスクヘッジです。
よく分かりました。ありがとうございます。定期で大丈夫です。
そうなんですか。