理由を教えてください。
「デー」はおそらくドイツ語の発音ですね。
戦前はドイツは近代化の模範でしたし、旧制高校ではドイツ語を使うのが格好よかったので、
皆「アウフヘーベン」だとか何とか言っていたのです。
最近はドイツ語も人気が低下してきているようなので、
今の若者が年をとってもディーはディーのままなのではないでしょうか。
年が関係あるかわかりませんが、
B(ビー)とD(ディー)をはっきり区別できるようにわざと「デー」と言ったりしますよ。
http://www.furainozasshi.com/cubler_saito/saito03.html
�J�u���[�ē��̂����͔[���ł����B
英語のつづりを電話越しなどで説明する際にTとDを説明するのに「ティー」と「ディー」が分かり図らいためにTはそのまま「ティー」、Dは「デー」と明確にしたりする必要が出てきたりすることから、そうした経験が多くなる(=年をとる)につれて自然とDが「デー」となっていくのではないかと思います。
少なくとも私はそうです…。
|| 株式会社ケイケンシステム ||
私の経験談ですが、高校時代から「ディー」を「イー」と間違えることが出てきました。部活動その他で忙しいのと、年のせいで高周波成分の音が聞き取りにくくなった製もあるでしょう。
それ以来、馬鹿にしていた「デー」を意識的に使っています。
ちょっと失礼します。
外来語の書き方は今、上のURLのWeb頁にある、
「外来語の表記」[H.03内閣告示2]
と云う「内閣からの通知」で、こんな風にしなさいよ、と目安が私達国民に示されています。
「ディ」の書き方の部分を抜き出しました。
------------------------------------------------------------------
4 「ティ」「ディ」は,外来音ティ,ディに対応する仮名である。
〔例〕ティーパーティー ボランティア ディーゼルエンジン ビルディング
アトランティックシティー(地)ノルマンディー(地)
ドニゼッティ(人)ディズニー(人)
注1 「チ」「ジ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕エチケット スチーム プラスチック スタジアム スタジオ
ラジオ チロル(地) エジソン(人)
注2 「テ」「デ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 ステッキ キャンデー デザイン
------------------------------------------------------------------
外来語をカタカナ語に変える時は、上のWeb頁の最初の部分に書いて有る通り、
「これは絶対的なものではなく、時代により変化しますし、
専門分野や個人の趣味によって変ってきます。」
ので、例えば、「D」を「ディー」と読まずに「デー」と読んだりする訳です。
蒸気機関車の「D51」を「ディーごじゅういち」と読まずに「デーごいち」と読んだりするのも、そんなのの一つですね。
その昔は外来語のカタカナ語は、殆ど有りませんでした。
御菓子の金平糖も、元はポルトガル語のconfeito(御菓子等の意味)だったのですが、漢字にしちゃいました。
明治になって、欧米系外国人、つまり「異人さん」達が街を歩いているのを多く見られる様になった場所が、幾つか出て来ました。
異人さん達は、異人さんの文化で生活をします。「Spottie」と云う名前を付けた犬を、「すぽてぃー!」と呼んで居るのを見た人が居ます。
「あ、犬は『spottie』って名前がかっこいいんだっ!」と思ったみたいですね。自分が犬を飼った時に犬に名前をつけました。
「ポチ」。
spottieと云うのはspottyの変化した形で、体に点々模様がついた犬に名付ける事が多いそうです。なのに、「ス」が落っこちて「ティー」が「チ」となりました。
当時の人には、「スポティー」は「ポチ」に聞こえたみたいです。そして正に聞いたまんま、を日本語化した訳ですね。
今はスペルも一緒に見たり出来ます。英語にも慣れて居ます。例え「ポチ」って聞こえたりしても、
「『ポチ』って何だ?」
と調べて、
「あ、spottieね!」
と理解する事が出来ます。
ここから慣れた方法で外来語のカタカナ語として日本語化します。
すると、
「スポティー」
等と云う書き方になるし、そう発音する事に落ち着く訳です。本当の処は「sパティー」の方が、より正しいと思いますが。日本語には「s」の音だけを書き表す方法が無いですよね。
また、昔と今では日本語も発音が違っています。
「快速」
どう読みます?
「かいそく」
ですよね。
処が、明治生まれの人の中には
「くワィそく」
と発音する方がいらしゃいます。
言葉の発音を正確に書き表すのは難しい事です。
こんな事も有ります。ちょっと危なっぽい人が、「て」を微妙に「てぃぇー」と発音しているのを聞いた事が有ると思います。ヤンキー発音だと思いますが、その人達は「て」と発音している、と信じ込んでいます。
新人アナウンサーが「が」を「んがぁ」と発音したりもしますね。
「ディー」を「デー」と読む理由の一つには、ドイツ語の影響も考えられています。昔は御医者さんはドイツへ行ってなんぼ、って云う感じでした。御存知、かの有名な森鴎外もドイツ留学してます。今はどちらかと云うとアメリカへ行く人が多いみたいですが。「先生様」達が「デー」と発音している事に、素朴な庶民は影響されました。殺虫剤の名前「DDT」はドイツ語風に読むと「デーデーテー」になっちゃいます。
昔は「ディ」は「ヂ」にもなっていました。「ビルディング」も古いビルの名前に使われている場合は、「ビルヂング」になってたりもします。
こんな感じの色んな理由で、年配の方は「ディ」を「デ」と発音する事が多かったりします。
小さい「ィ」は消え易かったりもします。だから、若い人でも電話等で「ディー」を相手が聞き間違えたりしない様にわざわざ「デー」と発音したりする場合が有るんですね。
まずは御話まで。御役に立てれば幸いです。
http://plaza.rakuten.co.jp/catfrog/
好むと好まざるとにかかわらず 富士山とにゃんこ写真ブログ - 楽天ブログ(Blog)
歳をとるに連れて、というよりは昔は無い発音だった、と言うことではないでしょうか?ディーとかヴィーとかいう音がなくて発音できなかった、という。ディーを発音出来る人が歳をとった場合、やはりそのままディーと発音すると思います。
逆に昔あったけど今は廃れたものとして鼻濁音とかがありますよね。
http://d.hatena.ne.jp/chizaisan/
chizaisanの日記
聞き取り(特に電話など)ディーはビーとまぎらわしいからです。
デーならほかに似たアルファベットがないので。
難しい日本語の文書を作成する部署ではよく、「あらわす」を正しく漢字で伝えるために「表す」を「ひょうわす」、「現す」を「げんす」、「著す」を「ちょす」のようにわざと音と訓を入れ替えた誤った読みを使うことがあります。これで上司が「おまえ、ここはひょうわすじゃなくてちょすじゃなきゃおかしいだろ!」と口頭で指摘できるようになるわけです。
日本IBMによくにたIDMという会社があったらたぶん登記上のよみは「アイデーエム」とすると思います。
「ディー」の聞き取りづらさを知ると「デー」と発音するようになるんですね。
納得です。
URLはダミーです。ダイレクトにお答えします。
ディー と発音して ビー と聞き間違えられた経験を持つと デー と発音するようになります。(これは事実です。私がそうですから。帰りのタクシーで家のマンションが A~D棟まであって私はD棟なのです。)
回答ありがとうございます。
ダイレクトにわかりやすかったです。
http://home10.highway.ne.jp/cwl/phonetics.html
フォネティックコード、和文通話表、欧文通話表、モールス信号
年をとるにつれ、というよりも学習と経験からと思います。
アルファベットそのものを発音するときは大抵IDやパスワードの確認等、その文字が一文字でも誤認されるとよくない状況が多く、
その場合 誤認を避けるために Tをテー、Dをデー、7をナナ などとほかと区別しやすい発音に置き換えることが多くあります。
化学をバケガクと読んで科学と区別するのとだいたい同じです。多分。
>年をとるにつれ、というよりも学習と経験からと思います。
まさにそのとおりですね。
「学習と経験」は大きなキーワードかと思いました。
わかりやすい例を用いて説明していただいてありがとうございます。
まさに
「これは絶対的なものではなく、時代により変化しますし、専門分野や個人の趣味によって変ってきます。」
こういうことですね。