http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20060315/1142435727
【JISかな入力の「欠点(質問)」と「それに対する反論(回答)」(不完全版→完全版に修正)】
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20060304/1141403164
【親指シフトの「欠点(質問)」と「それに対する反論(回答)」】
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20060104/1136314762
の3記事を記述してみたのですが、いまいち納得がいかず困っています。
「これは自分が使っている入力方式を蔑む記述だ!」とお感じになる部分がありましたら、ご指摘いただけますでしょうか。
本件は「各入力方式それぞれの擁護をする」という目的で記述しているものであり、「どれが優れているか」「どれが普及しているか」などという「主観的な話」についてはご遠慮ください。
特に、「ローマ字入力が良いか、かな入力が良いか」という質問でたびたび繰り返されている言及に関しては「一切」必要としておりません……既存の該当質問に関する回答例を提示しておきます。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=390012&rev=1
http://q.hatena.ne.jp/1082253402
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1072055
忌憚無きご意見をお待ちしております。
私は、本当の意味で選べるなら(後述)、親指シフトでローマ字入力を使いたいです。
ローマ字入力ならJISでも同じではと思われるでしょうが、英字と仮名入力の切り替えが簡単にできたんですね。
私が当時作っていた文章は見積書でも提案書でもFMという英字が必ず入っていました。その切り替えが親指は簡単にできました。
かな入力は覚える暇がありませんでした。学生時代にFortranのPGに始まり、英字入力に慣れていたからで、仮名を覚える必要がありませんでしたからね。
会社員になってすぐの頃、OASYSは全て親指シフトキーボードでした。共有のFMRも4割方親指の機種がありました。
ただし、親指で入力していた人種には共通点が一つありました。
学生時代にキーボードを触った経験のない方々です。管理職を含めた高齢の方々、後プラザのOASYS担当女性インストラクターですね。中堅クラスはどのキーボードを与えられてもローマ字です。
私は使いやすさから、希望できる場合は親指シフトを希望していました。しかし、ある時からJISに変更しています。Windows上の何かのソフトと相性が悪かったからだと記憶していますが、今となってはそれが何だったか覚えていません。
結論ですが、大勢を決めたところで、個人にとって一番いいのは使い慣れたキーボードです。そして、それは最初に触ったキーボードと同義語ではないでしょうか?
個人のキーボードの特性を変えるのは容易ではありません。でも、必要だと感じさせれば簡単にとまではいいませんが、変えられるものだと考えます。
親指シフトは親指を酷使する。使用し続けると腱鞘炎などにかかるのではないか?
どんなキーボードを使っていても腱鞘炎になります。
ローマ字入力もかな入力も親指以外の指を酷使します。
適切な自己マッサージをすれば、腱鞘炎になどなりません。
腕を触りながら親指を動かせばすぐに筋が分かります。
その筋をほぐしてあげるだけでも腱鞘炎にはなりません。
私は、物書きをやっていますので言われている親指を酷使されている人間ですが、
全く問題ございません。
JISかなと違って文字の並びがバラバラ!どこに文字があるのか分かりにくいよ。
親指シフトキーボードではローマ字入力やJISかな入力ができないではないか。こんなキーボードは導入するべきではない。
親指シフトキーボードはそもそも、キーの配列を最適化して、
さらに親指を効果的に利用することによって、打鍵の効率をあげることを図っています。
そのため、平均打鍵数は格段に少ないですし、慣れればスピードは圧倒的です。
本来なら、日本語入力にはこのキーボードを全て導入すべきだと思いますが、
マーケティングで失敗しているため、または誤解のために使われていないだけです。
「無変換」「変換」キーなどいらない。あんなもの消えてしまえ
→親指を効率的に使える素晴らしいキーです。
手持ち無沙汰になりがちな親指ですが、JISかな入力では、
ちょうど左親指が無変換、右親指が変換キーに自然と触れていて、
大変変換が楽です。いちいちファンクションキーを使っている方が信じられません。
私はSEもしくはプログラマです。ゆえに普通のローマ字入力の方が有利でしょ?
インターネットのURLやメールアドレスなど、英字を入力する機会は多い。ゆえにローマ字入力を覚えるべきだ!
→私はSEもやっていますが、全くかな入力で困ったことはありません。
第一に、ローマ字入力は全ての英字キーを打鍵するわけでもなく、
パターン的に打っているのに過ぎません。英字入力が早くなるわけではありません。
英字には英字の練習をすれば、少なくとも日本で活動するならば、
かな入力の方が効率的です。
それに、ブラインドタッチまでなれる間に、キーボード上の配列は覚えられて一石二鳥です。
広く打鍵面があることで、全ての英字打鍵も実は早くなっています。
風の噂で聞いたのですが、「かな入力はそのうち消え去る」のでしょうか?
そんな、まさか。JISキーボードの配列見直しがあったとしても、かな入力そのものを消すことに、
意義がありません。消え去るというのはローマ字入力に取って代わられると云う意味でしょうか。
そういう意味でも、親指シフトキーボードがなかなか手に入らない現状から顧みるにかな入力の方が優れている面の方が多いですからあり得ないでしょう。
かな入力って、格好悪くないですか?
かな入力をしていると、周りから馬鹿にされるのですが
かな入力はボタンの範囲が広すぎるので効率的ではないと聞いたのですが。
日本語をわざわざローマ字に直して打鍵している方がよっぽど、
おかしい話です。日本語なのですから、直接日本語で入力する方がナチュラルでしょう。
キーの範囲が広すぎるといいましても、別に格段困ることはないです。
むしろ四段を上手く活用することができれば、打鍵数は減りますし、
実際使っていて、この四段組が非効率的に感じたことはありません。
学校やパソコン教室ではローマ字入力を勧められます。つまりはローマ字入力の方がよいのではないですか?
勧められないからです。私はパソコン教室の教師をやったことがありますが、
かな入力を勧めます。ただの講師の力不足によるものだと思います。
別にみんなが親指シフトで入力する必要はないと思います。
できない人はローマ字でもいいんじゃないでしょうか?
みんなが小説を書いたり、新聞記事を書いたりするわけでもないし。
たまにしか文字を入力しない人は、ローマ字でもかなでも
いいと思います。
もう一つのアンケートで、ローマ字変換入力をしている者として回答していますが、特殊な立場で答えます。漢字かなまじり文を書くためのフロントエンドでなく、日本語をローマ字で書き表すときに、いわゆる「ローマ字変換入力」に慣れていると思わぬところでつまづきます。それは、助詞の「を」「へ」「は」は、ローマ字変換入力でwo, he, ha と入れるのですが、ローマ字で書く場合は、単に o, e, wa だからです。