論理的には、男女を入れ替えても結果に違いは無いと思います。
ただ、雑誌の書きたい流れとして、「男は以前どおりなのに、女性は結婚を諦めるようになってきた」ということが前提として捉えられているのではないでしょうか。以下はもちろん想像ですが・・・
女性が社会に進出し出し、男は外で働き女は専業主婦という構造が崩れて外に進出しだした。そうすると、以前から外にいた男性は未婚だろうが既婚だろうが変化は無いので気に留められないが、女性は変化したので目立ちだした。すると、男性は何もしてないのに、女性が「勝手に」「突然」社会進出しだしたように見える。
この見方を一般化すると、男性は女性の社会進出の影響を受けた客体でしかなく、進出させた主体ではないことになる。この考えを強引に押し進めると、女性の結婚に対する諦めも、女性の社会進出を原因とするものであり、女性の社会進出は女性が原因だから、結婚を諦めたのも女性ということになる。よって、男性としては、「勝手に」「突然」女性が結婚を諦めだしたように見える。勝手に社会進出しだして、勝手に諦めだした。
以上をふまえると、質問のような文章になった。
勝手に諦めだした点に関しては確かに男女に差は無いはずなんですがね。女性が進出しだした主体であり、男性はその間主体的には何もしていなかったという暗黙の了解が見え隠れしますね。
おっしゃる通りだと思います。
この記事の中心は、従来の結婚における環境や
結婚という物に対する考え方が変わってきた、
という所にありますから、ここは、
少なくないビジネス・パーソンは、「結婚しない」を一つの生き方として選び始めている。だとすれば、結婚願望を持つ人は、「いつかは理想の相手に巡り合う」「誰かが結婚相手を紹介してくれる」という甘い幻想を捨てるべきだ。仕事と同じで、自分からの積極的な行動が求められている。白馬に乗った王子様や王女様は、あなたの前にはもはや現れないのだ。
といった結論に持って行く形で論証していった方がよさそうです。
原文がことさらに男女差を際だたせようとするのは、
男性の「下方婚」、女性の「上方婚」志向の崩壊
という論点にこだわるからでしょう。
しかし問題の本質は、
さらにつけ加えれば、金融広報中央委員会が実施した2005年の「家計の金融資産に関する世論調査」によると、貯蓄の全く無い世帯が全体の2割に達したという。中流階級の崩壊とともに、いわゆる普通の人々の世帯における生活の苦しさが如実に表れている結果だ。これでは「結婚は幸せいっぱい」という夢はもはや描けない。
の方にあると考える方が実体に近く、
これは男女の性差を超えて深刻な問題であると思われます。
ありがとうございます。
おっしゃるように
>白馬に乗った王子様や王女様は、あなたの前にはもはや現れないのだ。
であれば、私も問題ないと思います。
論理的には、男女を入れ替えても結果に違いは無いと思います。
ただ、雑誌の書きたい流れとして、「男は以前どおりなのに、女性は結婚を諦めるようになってきた」ということが前提として捉えられているのではないでしょうか。以下はもちろん想像ですが・・・
女性が社会に進出し出し、男は外で働き女は専業主婦という構造が崩れて外に進出しだした。そうすると、以前から外にいた男性は未婚だろうが既婚だろうが変化は無いので気に留められないが、女性は変化したので目立ちだした。すると、男性は何もしてないのに、女性が「勝手に」「突然」社会進出しだしたように見える。
この見方を一般化すると、男性は女性の社会進出の影響を受けた客体でしかなく、進出させた主体ではないことになる。この考えを強引に押し進めると、女性の結婚に対する諦めも、女性の社会進出を原因とするものであり、女性の社会進出は女性が原因だから、結婚を諦めたのも女性ということになる。よって、男性としては、「勝手に」「突然」女性が結婚を諦めだしたように見える。勝手に社会進出しだして、勝手に諦めだした。
以上をふまえると、質問のような文章になった。
勝手に諦めだした点に関しては確かに男女に差は無いはずなんですがね。女性が進出しだした主体であり、男性はその間主体的には何もしていなかったという暗黙の了解が見え隠れしますね。
ありがとうございます。
なかなかに冷静かつ論理的なご意見で参考になります。
「女性の社会進出は女性が原因だから、結婚を諦めたのも女性ということになる。」
このように記述するのであれば、私も何ら疑問を抱かないのですが、
客体であるはずの男性に対して
「男性が悪い…」とか「男性が変わらなくてはならない…」というような
圧迫を与える印象を受けるとしたらその点は疑問を感じているところです。
どんな結婚を望むかは、基本的に個人の自由だと思うし。
「男は以前どおりなのに…」ということですが、
問題の記事では、男性の「下方婚」と女性の「上方婚」志向とが併記されているので
「以前のとおり」という意味では、男性も女性も同レベルともとれますよね。
女性の場合、昔から自分より収入の多い男性を望む傾向はあまり変わっていないと
この記事でも認めているのです。
それなのに、幻想をいだいているのは、男性の方だけとも取れる書き方には
アンバランスを感じています。
私は幻想を抱いているのは、男女共だと思うのですが。
「白馬に乗った王女様」という書き方をしていることから、この文章は
意図的に男性に向けて書かれたものであると捉えていいと思います。
この文章はビジネスをする男性に書かれたものだと考えます。
「いつかは理想の相手に巡り合う」「誰かが結婚相手を紹介してくれる」
という思いは、女性にこそ強くあります。
それを無意識男性も持っているのだという事を、
この文章は示唆していると考えます。
ありがとうございます。
この記事の中で
上方婚、下方婚のことなど男女併記されていますし、本文中に
「さあ、では、結婚適齢期にあるビジネスパーソンはどうしたらいいのか」
と明記されているので、この文章が、男性向けに限定されるものではないと判断できるのではないでしょうか。
終始男性向けのスタンスであれば、わからなくはないですか。
色々と分析した後で、
結論部分だけ、男性向けの批判になっていることに違和感を感じています。
この文章の展開では、女性に関しては
「女性は、「結婚しない」を一つの生き方として選び始めている。」
とあります。ですから、女性は一人でも生きていける活路を見つけ始めているので、・・・つまりこれまで保っていた男女の結婚に関するバランスが崩れ始めているので、もはや、男性はかつてのように、時期がくれば理想の尽くしてくれるような結婚相手がほいほい現れるとは言えなくなった、ということではないでしょうか。
女性側に結婚に代わる道が出来たが、男性にはまだ其の準備がない、という感じで・・
ありがとうございます。
「もはや、男性はかつてのように、時期がくれば理想の尽くしてくれるような結婚相手がほいほい現れるとは言えなくなった」
もしそうだとして、だから男性が女性の理想に合わせて考え方を修正しろ!
とでもいっているような違和感を感じます。
この著者が
「女性は、「結婚しない」を一つの生き方として選び始めている。」
と認めている以上、
「男性も、「結婚しない」を一つの生き方として選んでいこう!!」
という結論に至っていないところが、私にとっての謎になっています。男性の場合、もともと社会での地位はあるので、新たな道を用意するまでもなく、男性が結婚しないことは選択可能だと思いますが。
僕男なんですが、男女平等原理主義者です。ご意見にまったく同感で、結婚しない男性というかリアルな女性よりも2次元を選ぶ男性が増えているので、入れ替えたほうがより深刻な話だと思います。こういうのよく見ますけど不快ですね。
なぜ、こういう書き方になるんでしょう?まず、編集部が男性をターゲットとしているので、男性に向けてあーしろこーしろと言う記事にしてしまったのではないかと思います。
次に、男性が能動的にアプローチすべきで、女性の能動的なアプローチは女らしくないみたいな、儒教的ジェンダー意識に染まっているような感じを受けます。こういうのいやですね。
ありがとうございます。
>結婚しない男性というかリアルな女性よりも2次元を選ぶ男性が増えているので
まさしくそうですよね。
ご指摘のとおり
恋愛や結婚を諦めている男性が多いことは
周知のことのように思うのですが。
ま、両方じゃないですか。
男女ともに結婚に理想をえがいている人もいるし、男女ともに
結婚に幻滅している人もいると。いろいろですよ。
ありがとうございます。
私も両方だと思います。
この記事は続きものになっています。
前の記事から通しで読まれることをお勧めします。
一つ前の「現実を知る女性、夢覚めぬ男性」を読みましたが、
ひどい内容ですね。
たとえば、
女性の男性に対する希望条件は
>>収入をいちばんに掲げ、仕事の価値観や育児への参加を男性に求める
と分析していますが、高い収入を得ている男性はエリートであり、当然、多忙になる要因であるのに、さらに家事や育児への参加も求めるというのは、現実的とは正反対の、非現実的な夢の世界だと思いますが、これを「現実を知る女性」と分類しているのは私には??です。収入は低くても時間に余裕があり家事や育児に参加してくれる男性というのであれば、現実的な希望だと思いますが。
収入は高くなくてはいけず、かつ家の仕事もしなさいでは、明らかにオーバーワークであり、これでは、共働きの女性が家事と仕事の両方を押し付けられてきたという不満の現状を、今度は逆に男性をそういう状況に追い詰めようとしているのと同じではないですか。現実的に無理があるので、このような夢覚めぬ女性は、結局、結婚できないのではないかと推測してしまいます。
結婚に関して幻想を抱いているのが、男性だけというのは違うと思いますが、女性の場合は、わりと若いうちに実際の男性を見ていると幻想だったんだな。と気付くようになると思います。
私は、男性ではないのでわかりませんが、周りの男性を見ていると
結構何歳になっても幻想を抱いている人もいてる気がします。
この文章の場合、結婚の平均年齢があがってきているという話なので30歳前後の男女で考えた場合、女性が幻想を抱いている事はまずないと思います。男性でも、そうでない方も多いと思いますが、結構幻想抱いている人にも会います。
この文章の場合、ある程度の年齢の人が対象になってるので、こんな文章になってるのでは?
先の回答者の方もおっしゃっていましたが、
男性の方が幻想派よりは、あきらめ派の方が多いような印象があります。男性のヲタクに比べると女性のヲタクというはそれほど多くないのでは?
ありがとうございます。
なかなかに冷静かつ論理的なご意見で参考になります。
「女性の社会進出は女性が原因だから、結婚を諦めたのも女性ということになる。」
このように記述するのであれば、私も何ら疑問を抱かないのですが、
客体であるはずの男性に対して
「男性が悪い…」とか「男性が変わらなくてはならない…」というような
圧迫を与える印象を受けるとしたらその点は疑問を感じているところです。
どんな結婚を望むかは、基本的に個人の自由だと思うし。
「男は以前どおりなのに…」ということですが、
問題の記事では、男性の「下方婚」と女性の「上方婚」志向とが併記されているので
「以前のとおり」という意味では、男性も女性も同レベルともとれますよね。
女性の場合、昔から自分より収入の多い男性を望む傾向はあまり変わっていないと
この記事でも認めているのです。
それなのに、幻想をいだいているのは、男性の方だけとも取れる書き方には
アンバランスを感じています。
私は幻想を抱いているのは、男女共だと思うのですが。