JR、地下鉄などで違いがあればご指摘いただければ幸いです。
ちょっと失礼します。
「電車好き(でんしゃずき)」です。すいません、電車マニアでは有りません。
基本的に電車は、
電動車(モーター有り:「M」とか、「M車」と略記します)
付随車(モーター無し:「T」とか、「T車」と略記します)
の2種類に分けられます。
現在使われている電車の多くは、台車(電車の下側に有る、車輪が4つ付いた部分)が1つの車両に2つ付いています。
台車を極々簡単に上から見た図にしてみました。
I―I
I―I
上の「I」を車輪とすると、「―」を車軸、と呼びます。
電動車1両で、
1つの台車の2つの車軸にモーターが1つずつ、
合計4つのモーターが付くのが、最近の基本です。
「阪神電車」です。「主電動機」の横の「出力」の「数字(kW)×4」で4つついていると分かります。
「伊予鉄」の電車です。古めの電車ですが、「主電動機個数」は4と書いて有ります。
新幹線の一番最初「0系」車両です。「主電動機」「個数」は4個です。
新幹線「はやて」の車両です。「主電動機」の欄に「MT205 300kW×4」で、4個有るのが分かります。
でも、古い路面電車等では2個の場合が有ります。「ちんたら」走っていて良いからでしょうね。
また、
札幌市営地下鉄「東西線」の電車です。モーターの数が書いて有る表は有りませんが、M車には8つもモーターが付いています。
変わった処では、こんなのも有ります。
千葉県の京成本線ユーカリが丘駅から走ってる「山万ユーカリが丘線」です。新交通システムの「走り」ですが、京成の遊園地で実験されてた程、「ちゃちい」ものなので、1車両にモーターは1個です。
そして、車両同士の繋ぎ目に着けられた1つの台車を2つの車両で共有するタイプの「連接台車」では、1つの車両で幾つ、とか数え難いかと思います。
「広島電」の路面電車です。1編成3両ですが、「出力・駆動方式:85kw×4」で4つモーターがついていると分かります。。
幾つかの電車の車両がつながって走れる様になっている状態の電車の一列分を、1編成と呼びます。
編成の中で電動車(モーター有り)と付随車(モーター無し)が有るので、
4M4T
と云う表現のしかたで1編成中の電動車と付随車の構成を表現します。
地下鉄等、線路のアップダウンの激しい路線では、例えば
10M
とか、
8M2T
とかと云う感じで、M車を多くしてモーターの出力を確保します。
札幌市営地下鉄「東西線6000系車両」が1つの車両にモーターが8つも付いていたのは、
鉄の車輪より摩擦が大きいゴムタイヤで走る地下鉄で只でさえ走るのが大変なのに、
全電動車(オールM)方式ではない(編成中にT車が有る)、
モーター1つ当たりの出力(kW数)が少ない、
等の理由が有るからです。
新幹線は昔はオールMでしたが、今はTを適当に使ってます。
大体、こんな処です。
まずは御話まで。御役に立てれば幸いです。
大抵の電車は1両あたり2つの「台車」と呼ばれる装置の上に載っています。車輪がついている部分です。
次のページに、台車の構造が載っています。
この図でオレンジ色の「主電動機」と書かれているのが、モーターです。1つの台車に2本の車軸があり、それぞれの車軸に1台の主電動機が搭載されているのが分かると思います。1両あたりでいえば台車が2つですから、4台ということになります。
ただ、すべての電車がこのようにしてモーターを装備しているかといえばそうでもなく、長い編成を組む電車の場合、モーターの出力やコストのバランスを考えて、モーターをつける車両(電動車)とつけない車両(付随車)を分散配置するのが普通です。次のページにある私鉄の編成表が出ていますが、電動車と付随車(左上に凡例があります。下の線が太いのが電動車です)が1:1程度の割合で混ぜられているのが分かるかと思います。
というわけで、ご質問の答えとしては、「8両編成なら、平均的にはそのうち4両ぐらいに、1両あたり4台のモーターがついている」ということになります。
なお、電動車はふつうは4本全部の車軸にモーターをつけますが、まれに、2軸にしかつけないといった場合もあります。
「JR、地下鉄などで違いがあれば」とのことですが、地下鉄は勾配が多かったり、一部のモーターが故障しても自力で動けるようにという配慮から、電動車の割合を増やしているものが多いようです。また、新幹線は1964年の開業当時は全ての車両が電動車でした。現在はモーターの性能が上がったおかげで付随車も増えてきました。
分かりやすくご回答いただき、ありがとうございました。勉強になりました!!!
ちょっと失礼します。
「電車好き(でんしゃずき)」です。すいません、電車マニアでは有りません。
基本的に電車は、
電動車(モーター有り:「M」とか、「M車」と略記します)
付随車(モーター無し:「T」とか、「T車」と略記します)
の2種類に分けられます。
現在使われている電車の多くは、台車(電車の下側に有る、車輪が4つ付いた部分)が1つの車両に2つ付いています。
台車を極々簡単に上から見た図にしてみました。
I―I
I―I
上の「I」を車輪とすると、「―」を車軸、と呼びます。
電動車1両で、
1つの台車の2つの車軸にモーターが1つずつ、
合計4つのモーターが付くのが、最近の基本です。
「阪神電車」です。「主電動機」の横の「出力」の「数字(kW)×4」で4つついていると分かります。
「伊予鉄」の電車です。古めの電車ですが、「主電動機個数」は4と書いて有ります。
新幹線の一番最初「0系」車両です。「主電動機」「個数」は4個です。
新幹線「はやて」の車両です。「主電動機」の欄に「MT205 300kW×4」で、4個有るのが分かります。
でも、古い路面電車等では2個の場合が有ります。「ちんたら」走っていて良いからでしょうね。
また、
札幌市営地下鉄「東西線」の電車です。モーターの数が書いて有る表は有りませんが、M車には8つもモーターが付いています。
変わった処では、こんなのも有ります。
千葉県の京成本線ユーカリが丘駅から走ってる「山万ユーカリが丘線」です。新交通システムの「走り」ですが、京成の遊園地で実験されてた程、「ちゃちい」ものなので、1車両にモーターは1個です。
そして、車両同士の繋ぎ目に着けられた1つの台車を2つの車両で共有するタイプの「連接台車」では、1つの車両で幾つ、とか数え難いかと思います。
「広島電」の路面電車です。1編成3両ですが、「出力・駆動方式:85kw×4」で4つモーターがついていると分かります。。
幾つかの電車の車両がつながって走れる様になっている状態の電車の一列分を、1編成と呼びます。
編成の中で電動車(モーター有り)と付随車(モーター無し)が有るので、
4M4T
と云う表現のしかたで1編成中の電動車と付随車の構成を表現します。
地下鉄等、線路のアップダウンの激しい路線では、例えば
10M
とか、
8M2T
とかと云う感じで、M車を多くしてモーターの出力を確保します。
札幌市営地下鉄「東西線6000系車両」が1つの車両にモーターが8つも付いていたのは、
鉄の車輪より摩擦が大きいゴムタイヤで走る地下鉄で只でさえ走るのが大変なのに、
全電動車(オールM)方式ではない(編成中にT車が有る)、
モーター1つ当たりの出力(kW数)が少ない、
等の理由が有るからです。
新幹線は昔はオールMでしたが、今はTを適当に使ってます。
大体、こんな処です。
まずは御話まで。御役に立てれば幸いです。
詳しいご回答ありがとうございました。勉強になりますm(_ _)m
電車マニア・・・失礼致しました。
電車好きの方という言い方がよかったですね。
気をつけます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%BB%8A
まず、電車にはモーターが付いている車両と付いていない車両があり、一般的にはこれらを組み合わせて編成を作っています。
JRの場合、モハ・クモハという記号が付いている車両は電動車と呼んでおりモーターが付いています。クハ・サハはモーターがない付随車(トレーラー)です。
京浜東北線の209系電車10両編成を例にとりますと、電動車は2号車・3号車・7号車・8号車の合計4両、山手線のE231系電車11両編成の場合、電動車は2号車・3号車・5号車・6号車・8号車・9号車の合計6両です。
地下鉄用車両は、勾配登坂力を上げるために電動車比率が一般的に高い傾向があります。
東海道・山陽新幹線500系のように、16全部の車両が電動車という場合もあります。
電動車には通常1軸に1つ(台車1個に2つ)、合計4つのモーターが付いています。
ただしJR西日本の223系電車や、JR東海の313系電車などは、編成中のモーター比率を調整するために、あえてモーターの数を減らした車両が組み込まれています。
ありがとうございました。
モハ、クモハ・・・なんお暗号なのでしょうか(笑)
詳しいご回答ありがとうございました。勉強になりますm(_ _)m
電車マニア・・・失礼致しました。
電車好きの方という言い方がよかったですね。
気をつけます。