ハードブック・文庫本のそれぞれのメリット・デメリットはなんでしょう?
(サイト管理者の要望に基づき、はてなにより削除しました)
こんな人もいますが、以下は私の個人的感想です。
ハードブック
<<<メリット>>>
1.作品の出版と同時に入手可能。
2.多少ぞんざいに扱っても丈夫。
3.長期愛用用。
<<<デメリット>>>
1.風呂場に持って入る気がしない。
2.値段が高い。
3.本棚がすぐに埋まる。
文庫本
<<<メリット>>>
1.値段が安い。
2.持ち運びに便利。
3.風呂場に持って入ってぐじゃぐじゃにしても「また買えばいいか」と気軽に扱える。
<<<デメリット>>>
1.文庫本化まで待たないといけない。
2.他人に貸すと戻ってこなくなる可能性が高い。
3.買ったのを忘れて同じものをまた買ってしまう。
おまけ:ハードブック・文庫本両方を買う
<<<メリット>>>
1.微妙な訂正のチェック。
2.解説者の違いのチェック。
<<<デメリット>>>
1.破産の危機がしのびよる。
2.置き場に困る。
出版社側にしてみると、ハードカバーには
・でかいので目立つ(帯とかも目立つ)
・単価が高い
の2つの利点があります。
なので、まずハードカバーにすることによって注目を集め、単価が高いので売り上げも伸びます。
その後、ハードカバーだと手を出さない人(でかいのが嫌い・そこまで高値だと欲しいと思わない人)向けに、
・小さい
・安い
というハードカバーを補完するタイプのものを売ることによって、取りこぼしをなくして利益を上げる。
という戦略があると思われます。
ありがとうございます。
先ほど回答したものです。申し訳ありません、ご質問の意図を取り違えていました。
単純に考えれば、一般的な経営戦略上の問題といえます。一冊の本を販売するためには、いろいろな手間=経費がからんでいます。それを回収するために、多少お高い値段とつりあうだけの(外見的)品質を確保し、高いお値段で売り、最低限でも経費は回収します。
そして、それが売れ筋と判断されれば、廉価版の文庫本を発売し、薄利多売で利益を出します。ですから、文庫本化されない本は沢山あります。
このような価格の決定方法は、一般的な商品でも多くとられるものです。顕著なのは、家電製品でしょう。
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http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/215/21508.pdf
ただ、書籍の価格決定問題は、再販制度と密接にからんでいます。単純なものはないので、この部分に関する解説は別の回答者様にお譲りしたいと思います。
以上、お詫びかたがた再度投稿いたします。
少し質問の仕方が悪かったですね…。
度々ありがとうございます。
基本的には同じ商品であっても、形態を変えることでもう一度利益を上げることができるからでしょう。
文庫化されるのはハードブックででた書籍の中のほんの一握りであることからもわかります。
ハードブック
・紙質、デザインなど自由度が高いため、装丁に趣向を凝らすことができ、表現の幅が広がる。
・単価が高いため利益が大きい。
文庫本
・一度ハードブックで購入した人が携帯用に再度買うことが見込める。
・ベストセラーに絞って出版できる。
・サイズ、紙質、デザインなどが一定の規格に沿っているため出版にかかる単価が安く抑えられる。
・値段がネックになって購入を控えていた読者層を取り込める。
ありがとうございます
単行本は言わば、愛蔵版であり、保存に適しています。表紙が本誌より若干大きい事で、本を守っています。
また、ある程度豪華に作る事で付加価値をつけ、その分価格を高く設定し、製本にかかったコストを回収します。こうする事で例え当たらなくてもトントンぐらいにはなります。
文庫版は、普及版であり、携帯に便利でリースナブル。更に広い購買層を狙い利益をあげる事が出来ます。逆に言うと利益の見込めない物はわざわざ文庫にはしません。単行本だけで文庫化されない本があるのはそのためです。
ありがとうございます。
ハードブックはCDやゲームでいう初回限定特典盤みたいなものなのでしょうか。あ、むしろCDを買う(ハードブック)のとレンタルで借りる(文庫本)の違いですかね。
本なんて読めればいい!って考えであまり愛着心持たないからか、ハードブックを買う気持ちがよくわからなかったのですが、納得いたしました。皆様どうも、ありがとうございました。
なるほど、ありがとうございます。
メリット・デメリットはよくわかりました。以下同様の回答はお控え願います。
何故出版社はハードブックと文庫本を分けて出版するのか、知りたいです