何故ハードブックを出版してから文庫本を出すのでしょうか?


ハードブック・文庫本のそれぞれのメリット・デメリットはなんでしょう?

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  • 終了:2006/03/28 01:25:47
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回答5件)

id:Guadagnini No.1

回答回数128ベストアンサー獲得回数4

ポイント4pt

(サイト管理者の要望に基づき、はてなにより削除しました)

こんな人もいますが、以下は私の個人的感想です。


ハードブック

<<<メリット>>>

1.作品の出版と同時に入手可能。

2.多少ぞんざいに扱っても丈夫。

3.長期愛用用。

<<<デメリット>>>

1.風呂場に持って入る気がしない。

2.値段が高い。

3.本棚がすぐに埋まる。


文庫本

<<<メリット>>>

1.値段が安い。

2.持ち運びに便利。

3.風呂場に持って入ってぐじゃぐじゃにしても「また買えばいいか」と気軽に扱える。

<<<デメリット>>>

1.文庫本化まで待たないといけない。

2.他人に貸すと戻ってこなくなる可能性が高い。

3.買ったのを忘れて同じものをまた買ってしまう。


おまけ:ハードブック・文庫本両方を買う

<<<メリット>>>

1.微妙な訂正のチェック。

2.解説者の違いのチェック。

<<<デメリット>>>

1.破産の危機がしのびよる。

2.置き場に困る。

id:akkun_choi

なるほど、ありがとうございます。

メリット・デメリットはよくわかりました。以下同様の回答はお控え願います。

何故出版社はハードブックと文庫本を分けて出版するのか、知りたいです

2006/03/27 23:55:09
id:yasyas No.2

回答回数117ベストアンサー獲得回数0

ポイント24pt

出版社側にしてみると、ハードカバーには

・でかいので目立つ(帯とかも目立つ)

・単価が高い

の2つの利点があります。

なので、まずハードカバーにすることによって注目を集め、単価が高いので売り上げも伸びます。

その後、ハードカバーだと手を出さない人(でかいのが嫌い・そこまで高値だと欲しいと思わない人)向けに、

・小さい

・安い

というハードカバーを補完するタイプのものを売ることによって、取りこぼしをなくして利益を上げる。

という戦略があると思われます。

id:akkun_choi

ありがとうございます。

2006/03/28 01:13:40
id:Guadagnini No.3

回答回数128ベストアンサー獲得回数4

ポイント24pt

先ほど回答したものです。申し訳ありません、ご質問の意図を取り違えていました。


単純に考えれば、一般的な経営戦略上の問題といえます。一冊の本を販売するためには、いろいろな手間=経費がからんでいます。それを回収するために、多少お高い値段とつりあうだけの(外見的)品質を確保し、高いお値段で売り、最低限でも経費は回収します。

そして、それが売れ筋と判断されれば、廉価版の文庫本を発売し、薄利多売で利益を出します。ですから、文庫本化されない本は沢山あります。

このような価格の決定方法は、一般的な商品でも多くとられるものです。顕著なのは、家電製品でしょう。


(サイト管理者の要望に基づき、はてなにより削除しました)

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/215/21508.pdf

ただ、書籍の価格決定問題は、再販制度と密接にからんでいます。単純なものはないので、この部分に関する解説は別の回答者様にお譲りしたいと思います。


以上、お詫びかたがた再度投稿いたします。

id:akkun_choi

少し質問の仕方が悪かったですね…。

度々ありがとうございます。

2006/03/28 01:15:01
id:libraria No.4

回答回数31ベストアンサー獲得回数0

ポイント24pt

基本的には同じ商品であっても、形態を変えることでもう一度利益を上げることができるからでしょう。

文庫化されるのはハードブックででた書籍の中のほんの一握りであることからもわかります。

ハードブック

・紙質、デザインなど自由度が高いため、装丁に趣向を凝らすことができ、表現の幅が広がる。

・単価が高いため利益が大きい。

文庫本

・一度ハードブックで購入した人が携帯用に再度買うことが見込める。

・ベストセラーに絞って出版できる。

・サイズ、紙質、デザインなどが一定の規格に沿っているため出版にかかる単価が安く抑えられる。

・値段がネックになって購入を控えていた読者層を取り込める。

id:akkun_choi

ありがとうございます

2006/03/28 01:15:13
id:erimasarama0118 No.5

回答回数79ベストアンサー獲得回数0

ポイント24pt

単行本は言わば、愛蔵版であり、保存に適しています。表紙が本誌より若干大きい事で、本を守っています。

また、ある程度豪華に作る事で付加価値をつけ、その分価格を高く設定し、製本にかかったコストを回収します。こうする事で例え当たらなくてもトントンぐらいにはなります。

文庫版は、普及版であり、携帯に便利でリースナブル。更に広い購買層を狙い利益をあげる事が出来ます。逆に言うと利益の見込めない物はわざわざ文庫にはしません。単行本だけで文庫化されない本があるのはそのためです。

id:akkun_choi

ありがとうございます。

ハードブックはCDやゲームでいう初回限定特典盤みたいなものなのでしょうか。あ、むしろCDを買う(ハードブック)のとレンタルで借りる(文庫本)の違いですかね。

本なんて読めればいい!って考えであまり愛着心持たないからか、ハードブックを買う気持ちがよくわからなかったのですが、納得いたしました。皆様どうも、ありがとうございました。

2006/03/28 01:23:49
  • id:zipzap
    ハードカバーの作品は、読み手にある程度読む姿勢を強要すると言っていた作家さんがいました。値段も持ち歩きの不便さも作品に『読み倒す』気合いを強要する試合のようだとおっしゃってました。それだけに出版する側は厳しい注文をつけるのだとか・・・・
  • id:shink-tank
    本棚が少ない我が家でも、新刊本(ハードカバー)の容量には難を感じています。
    新刊発行時に、単行本でも発行して欲しいです。
    http://oak.zero.ad.jp/shink-tank/center0131.html#2006
  • id:smarple
    文庫化したものを
    もう一度、
    全集として厚く豪華にすることは
    どのような戦略なのでしょうか?
  • id:takahata_kazuo
    takahata_kazuo 2006/04/01 14:50:52
    文庫化は、時間を通した価格差別の一つです。詳しく知りたいときは、経済学の本を読むと書いてあるでしょう。

    以下、2,3,4の回答と大体同じです。
    本を買う人に、2,000円出しても買いたいAグループと、500円しか出したくないBグループがいるとします。
    ハードカバーしか出さないと、Bグループの人からお金がもらえません。けれど最初から単行本を出してしまうとAグループの人も500円しか払ってくれません。
    そこで、まずハードカバーを出してAグループに2,000円の本を売ります。その後しばらく経ってから文庫本を出して、取りこぼしていたBグループに500円の本を売ります。出版社側から見ればこうして利益を増やすことができます。
    読者としても、高いお金を払ってもすぐに読みたい人は読めますし、読みたいけど少ししか払いたくない人もしばらく待てば読めるようになります。出版社がハードカバーしか出してくれないときよりは良い結果になります。独占企業は利益を最大化するために社会的に望ましい価格よりも高めの値段設定をして供給が過小になるので、文庫化のような価格差別は消費者にとっても悪いことではないんです。
  • id:Lt_yukikaze
     出版業界の発想から行くと、『本』というのはハードカバー(一部ソフトカバー含む)だけなんです。
     ノベルズや文庫は『本』として扱われていません。

     各種文学賞の選考対象はハードカバーだけですので、ノベルズで人気を博していた作品が、賞を捕るためにハードカバーで出版して受賞した例も(それなりに)あります。
     短編については文芸雑誌掲載の作品も対象になりますが、例外です。

     ハードカバー以外の判型が『本』として扱われないのは歴史的な理由があり、(長くなるので割愛いたします)文庫書き下ろし作品が増えてきた現状では、このルールもそぐわなくなりつつありますが、まだまだ変わることはないと思います。

     ハードカバーは注文建築、文庫は規格品建て売り住宅と見ていただくと、解りやすくないでしょうか?

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