>芦屋パレスハイツ:4 井戸水が地域を変えた(震災一年)/兵庫
ここで扱われている私の自宅も、実家も共に井戸水がありました。
震災で水道が止まったので、まぁそれぞれが活きたということなのです。
で、自宅の方のエピソードです。電気も来ないし、タンクも壊れたので、井戸は使えない。ところが住民の一人に水道屋さんがおられ、至急ポンプと自家発電を手配、使えるようにした。で、ご近所にも解放したのです。
喜ばれましたね。それまで、高級住宅街の中に唯一あるマンションなので、結構嫌われていました。自治会にも入れて貰えず、子供会だけのお付き合いでした。それが井戸水のお陰で、自治会と和睦ができ、参加も認められました。
実家の方も似たような話で、お向かいにも井戸水を提供しました。それまで、こっちから挨拶しても応対のなかった方なのですが、以後向こうから挨拶してくれるようになりました。
感動できると言う話ではありませんが、
地元の小学生達10人ほどが、背中にいっぱいの荷物を背負って大阪市内から被災地まで歩いて行ったそうです。
そのまますぐに荷物だけ置いて帰ってきたそうですが、その後学校を挙げて保護者を含めいける人で物資を運んだという話を聞きました。
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