ある若手の部下がいるのですが、
・叱責される
・難易度の高い依頼が来る
・仕事上でミスをした後
など、強いプレッシャーがかかると精神不安定になり、欠勤がちになってしまいます。(本人は体調不良と言い、医師からは自律神経失調症との診断されています)
スキルは訓練で向上することもできるのですが、仕事の負荷を上げるとすぐ欠勤してしまうため、どう育てればいいのか悩んでいます。私は30台前半、部下は20台前半です。
※潜在的なポテンシャルは評価しており、性格も真面目なので、退職勧奨等の選択肢は全く考えていません。何とか育て上げたいのです。
お疲れ様です。これは管理職の「永遠の悩み」の一つだと思います。
多分、「プレッシャーがかかると」凹んでしまうその「若手の部下」さんは、これまで余り「失敗を挽回して成功」の体験を積み重ねてこなかったのではないでしょうか。そう考えると一般的には「小さな成功をほめて自信をつけさせて」とか、そういうアドバイスも浮かびますが、仕事の中で成長して貰わなくてはならない時にそれをすると今度は周囲から「特別扱い」気味に見られたり、本人自身もそう思ってしまってかえってうまくいかなかったりするかもしれません。
そういう時に「自信」を持たせるもう一つの重要なポイントは、(いささか厳しい言い方になりますが)ズバリ質問者の「管理職」さんと「若手の部下」さんの信頼関係ではないでしょうか。自分のすること・良いところを認め、悪いところを心から心配し指摘してくれると思っている相手の前で失敗することは、誰しもそんなにプレッシャーにはならないと思います。逆に、自分の美点は認めて貰えず欠点ばかりをあげつらう(「管理職」さんがそうだというのではなく、あくまで一般論として)相手の前では、誰でもプレッシャーは普段より増大すると思います。従って、一般的な回答としては、非常に地味な答えになるとは思いますが「若手の部下」さんとの間に地道に信頼関係を構築する、というのが解決になるのではないでしょうか。古くくさいやり方ですが、一緒に飯を食う、共通の趣味について話をする、こまめに家での様子を聞く、など、必要なことだと思います。
が、もう少し即効性のある(劇薬的な)効果を期待する策も求めておられることと思います。
多分、「管理職」さんも管理職としてキャリアをこれから積んでいこうとしている、それなりに有能でやる気のある頃なのだろうと思います。文面から察するに、上司に打たれてもへこたれず食いついてここまで来たのではないでしょうか。しかしその「有能さ」が、同時に「若手の部下」さんが感じているかもしれないあなたとの距離感の原因である可能性もあります。彼(彼女?)は「管理職さんは有能だけど私はそこまでできない…」と思い、悩んでいるのかもしれません。「そんなことはない、私だって失敗は沢山したけどそこから立ち直って…」といわれるかもしれませんが、多分口でそれを説明しても、素直な彼(彼女)はますます「失敗から立ち直れるなんて管理職さんは本当に有能だなあ…でも私は…(以下同)」と思うだけだと思います。そこで、あえて失敗して見せるというのがこの場合一つの解決になるかもしれません。できればその失敗のフォローを「若手の部下」さんにも一緒にして貰う、なんていうのがベストです。上記のような状況であれば、こういった体験を通して「失敗してもいいんだ、次に…」的なあなたの言葉は「若手の部下」さんに心から染みこんでいくのではないでしょうか。もちろんこれは、上に上げたような「地道な信頼関係をつくる努力」と併用されることが望ましいことは言うまでもありません。
古くさい言葉をもじって言えば、「上司と言えば親も同然、部下と言えば子も同然」とでも思って、一生もののつきあいの相手だと思い、手のかかる子も大事に育てるようにつきあって行かれると良いのではないかと思います。大変でしょうが頑張って下さい。
URLは関係ないです
とにかく聞いてあげることです
あなたが、手取り足取り教えるのではなく、
あくまで伴走者の役割に徹してください。
そして、ほめるだけでなく、今、ゴールに向けて
どのようなポジション(現在位置)をしっかり
伝えてください
あなたが真剣になれば必ず伝わります
ありがとうございます。
ここのサイトの中にはヒントが沢山あります。
NECが運営しています。
http://www.blwisdom.com/pr/motivation/08/
上記タイトル以外にも、
http://www.blwisdom.com/metra/backnumber.html
上記のようなメンタルトレーニング的内容がよいと思います。ここのサイトをいろいろ探ってみてください。
もっとも大切なことは、noni_juiceさんが課題にしていることをその部下が気がついて問題意識があるかどうかです。それを克服したいと考えていなければ、何をやっても結果がでないように思います。
その問題を解決できると、潜在的なポテンシャルとの相乗効果でどんな素晴らしい将来があるかをイメージさせてあげることができると次に進める環境ができると思います。
その環境ができて初めて、『部下をプレッシャーに強くするための方法・アイデア』が活きてきます。
ステップを飛ばさないことが重要です。ステップを飛ばすとつぶれます。
なるほど、まずは問題意識の共有ですね。
http://www.wakagaeri.com/library/navi/contents/0814.html
1.撃たれづよくして使うか、煽てて使うか、どちらを選択するかですね。
2.自立神経疾患ですから、極度にストレスが蓄積すると、正常に物事を判断したり、普通に生活をすることが出来なくなります、この手の病気はショック療法が効かないばかりか、過度のストレスは病状を悪化させるだけなので、精神的にも好ましくないですね。
3.私も経験がありますが、この手の社員は煽てて得意分野のみを対応させ、苦手分野や次元性があり折衝能力を必要とするなど、極度にストレスが発生する業務はまわさない、と言うことしかないですね。
4.変にストレスを溜め込ませて、無理やり出勤させた場合、突然爆発するリスクが高く、こうなるとどうにもならないどころか、昨今流行の過剰勤務・職場内虐めと捕らわれかねず、企業ぐるみの問題となり、収拾が付かなくなる可能性があります。
5.得意分野で極度にストレスが溜まらない業務をまわし、煽てながら使う…これしかないですね。
具体的なアイデアで参考になります。
中小企業かつ常に過重労働な環境で、普通であれば「使えないヤツはクビ」なのですが、私としては部下をできるだけ守りたいのです。
私もそれほど余裕があるわけではないので、具体的かつすぐに使えるなアイデアは助かります。
今までの学生生活で、極度のプレッシャーや失敗を体験した事がない方なのではないでしょうか。
もっと長い目で見られることを前提に、
①怒らない
(注意程度にとどめ、褒めるところを探して無理やりでも褒める)
②今のところは、難しい仕事は渡さない
③ミスして落ち込んでいると、自分の失敗談などを話ながら励ます
(「ミスしても落ち込まない人間よりマシだ」と思えば、励ます事ができます)
当然といえば当然の事ですが…
私は講師をやっていて、精神的に弱い子の対応マニュアルにありました。
最初は精神面で不安定な生徒は、自信がつく出来事があったり、小さな自信の積み重ねで、良い方向に変化が見られます。
育て上げたいとおっしゃっているならば、根気良く成長を見守ってあげてください!がんばってください!!
>極度のプレッシャーや失敗を体験した事がない
自分でその通りのことを言っていました。
今まで重いプレッシャーを受けたことはないと。。。
自分は体育会系で、会社も体育会系なので
こうした人材の扱いはとても気を使います。
問題意識の共有+自信の積み重ねですね!
だんだん道筋が見えてきました。
大元帥のお言葉、しみいります。
その部下の方を、他の社員と並列に扱うのか否かで対応が変わってくると思うのですが、もし他の社員と同じ枠の中で(ペースなど)で育て上げたいと思われるのでしたら、潜在的なポテンシャル、真面目云々への評価は度外視されるべきだと思います。
神経の細い社員を、そうではない社員と同じように振舞わなければならない状態に置いたままで、その方を育てようとされるのであれば、今は単にできない社員として扱い、その方が途中であきらめるようなことがあれば、単に社会に着いてこられなかったできない社員が一人いたということで片付けられる覚悟をnoni_juiceさんが持つべきだと思います。
できない社員は、当然辛い立場に立たされ、待遇も悪いはずで、そこで自ら学ぶことこそ他に替えがたい材料だと思います。
あるいは、「なんとしても育てたい」ということに重きを置くのであれば、他の社員とは切り離して考えることが大切だと思います。
一般的な社員を育てる場合に比べ、結果(育つ)までに充てる時間を、長めに準備する必要があるはずです。
もちろん社内での規律に対する一貫性が保てなくなるのは当然で、他にも種々の弊害があるとは思いますが、最優先事項として「なんとか育てる」のであれば、育てている上司の責任として、本来あるはずのないトラブルを片付けていくことになると思います。
いずれにしても、育つことに価値を見ているのが誰なのかをまずはっきりさせるべきだと思います。
本人不在でどんなに価値をみていても、無駄な浪費を繰り返すだけです。
本来ならば、
・叱責される
・難易度の高い依頼が来る
・仕事上でミスをした後
に、見ることのできる状態は建設的なもののはずで、ヘコむ以外になにも起きないのであれば、それは単にできない社員です。
そこをなんとかできるのは、思いやりのある世界の話で、会社ですることではありません。
情熱で育てることができるとすれば、上司ではなくnoni_juiceさん自身として、相当な時間をその方のために費やした場合だと思います。
少なくとも就業時間内のみ、上司としてその方へのアドバイスがある程度では、潜在的な可能性しか持ち合わせのない方が活躍するときが来ることはないと思います。
将来性だけが頼りのできない社員ができるようになる背景には、できる管理職がいてしかるべきです。
長々とすみません。私も同じようなことでずいぶん悩みましたし、失敗も多々ありました。
とにかく方法論で片がつく話ではないということだけははっきりしていると思います。
がんばってください!
↓ダミーです↓
その通りですね。
少なくとも待遇面(評価・給与など)は低くつけざるを得ないと考えています。
本人に向上心はあるので、それが望みです。
自分は逆の立場に近いです。
だらだらと自分のことを書いても仕方ないので、一言だけ。
過労で体壊しました。もう治りません。
まず、彼の資質がどれほどか解りませんが、更に追い込んで取り返しがつかなくなったら、責任取れませんよね?
彼は欠勤することで挽回可能かどうかのぎりぎりラインではないでしょうか?
現時点で既に医者の診断も出てる以上、下手な追い込みは危険かもしれません。
また、潜在的なポテンシャルが高いとのことですので、難易度は高くても、彼なりのやり方でそれを乗り越えられるところを用意してあげてはどうでしょう?
彼自信が仕事に前向きになれるように。
有能な部下を育てて、手元に残しておきたいなら、率直に彼と話して、彼自身にどうすれば彼が伸びるかを聞くのが良いのではないでしょうか?
いわゆるコーチングと言う奴で。
育て上げても、信頼関係が無くなって去られるのは、本望ではないでしょう。
最後に、通りがかりで、かなり気になるものだったので、入会して回答しております。
ここの流儀に合っていなかったらすみません。
乱文失礼しました。
今相談している部下がもし
あなたのような文章の書き方をする人だったら、
とっくにクビです。
心療内科に通っていたことがあります。
病のことは医師に任せるしか方法はないと思います。
精神的な病は患っていない人にとってはたいしたことではなくても
本人にとっては深刻なものです。
上司としてできることは、部下をプレッシャーに強くすることではなく
プレッシャーを感じさせないよう配慮することではないでしょうか。
「責任はすべて私が持つから好きなようにやりなさい」
というスタンスで接して、たとえ一度や二度くらい失敗しても、
とやかく言わないように徹すれば部下としても仕事をしやすい
と思います。
ありがとうございます。
上記URLはダミーです。
昔の話になりますが、そのような人が後輩としてはいってきた事があります。職を転々としてきた人で、精神不安定・プレッシャーがやってくると、あなたの部下とは違い休むのではなく、辞めてしまう事を繰り返してきた人です。私の職場でも3ヶ月ほどで辞めてしまったのですが、他の人達が真っ先に頭にはいったものすら最後まで一人で出来ませんでした。(抗欝薬の影響もあったのかもしれません。)
今は、よい友人としてつきあっているのですが、
叱責はプレッシャーを与えるだけで駄目です。こういう人は、常に自分自身と向き合っているような人です。周りが見えなくなってしまう瞬間が他の人に比べ非常に多く、集中力というものが少ない人と見るべきでしょう。叱責によって日ごろ出来ている事すら出来なくなってしまいます。彼に対する注意を他の部下の3倍にはしなくてはならないでしょう。あなたの他の部下にも協力を要請する必要もあるでしょう。
少ない集中力をフォローすべく、その一日の仕事を細分化したチェック表などを渡し、一つ一つ本人がていねいに確認しつつ仕事をこなせるような感じが望ましいと思います。
育てていく側が、あせらない事、他の部下や自分と比べない、比べても本人にその事を悟らせない事が必要でしょう。
また、その部下のかかりつけの医者にストレートにどのように接していったらよいか聞く事ができたらいいと思うのですが・・・
>部下のかかりつけの医者にストレートにどのように接していったらよいか聞く事ができたらいいと思うのですが・
なるほど。
診断書が会社に出ているので、恐らく担当医師を知ることは可能だと思います。検討してみます。
他にも集中力のフォローなど、具体的なアドバイス、参考になります。
お疲れ様です。これは管理職の「永遠の悩み」の一つだと思います。
多分、「プレッシャーがかかると」凹んでしまうその「若手の部下」さんは、これまで余り「失敗を挽回して成功」の体験を積み重ねてこなかったのではないでしょうか。そう考えると一般的には「小さな成功をほめて自信をつけさせて」とか、そういうアドバイスも浮かびますが、仕事の中で成長して貰わなくてはならない時にそれをすると今度は周囲から「特別扱い」気味に見られたり、本人自身もそう思ってしまってかえってうまくいかなかったりするかもしれません。
そういう時に「自信」を持たせるもう一つの重要なポイントは、(いささか厳しい言い方になりますが)ズバリ質問者の「管理職」さんと「若手の部下」さんの信頼関係ではないでしょうか。自分のすること・良いところを認め、悪いところを心から心配し指摘してくれると思っている相手の前で失敗することは、誰しもそんなにプレッシャーにはならないと思います。逆に、自分の美点は認めて貰えず欠点ばかりをあげつらう(「管理職」さんがそうだというのではなく、あくまで一般論として)相手の前では、誰でもプレッシャーは普段より増大すると思います。従って、一般的な回答としては、非常に地味な答えになるとは思いますが「若手の部下」さんとの間に地道に信頼関係を構築する、というのが解決になるのではないでしょうか。古くくさいやり方ですが、一緒に飯を食う、共通の趣味について話をする、こまめに家での様子を聞く、など、必要なことだと思います。
が、もう少し即効性のある(劇薬的な)効果を期待する策も求めておられることと思います。
多分、「管理職」さんも管理職としてキャリアをこれから積んでいこうとしている、それなりに有能でやる気のある頃なのだろうと思います。文面から察するに、上司に打たれてもへこたれず食いついてここまで来たのではないでしょうか。しかしその「有能さ」が、同時に「若手の部下」さんが感じているかもしれないあなたとの距離感の原因である可能性もあります。彼(彼女?)は「管理職さんは有能だけど私はそこまでできない…」と思い、悩んでいるのかもしれません。「そんなことはない、私だって失敗は沢山したけどそこから立ち直って…」といわれるかもしれませんが、多分口でそれを説明しても、素直な彼(彼女)はますます「失敗から立ち直れるなんて管理職さんは本当に有能だなあ…でも私は…(以下同)」と思うだけだと思います。そこで、あえて失敗して見せるというのがこの場合一つの解決になるかもしれません。できればその失敗のフォローを「若手の部下」さんにも一緒にして貰う、なんていうのがベストです。上記のような状況であれば、こういった体験を通して「失敗してもいいんだ、次に…」的なあなたの言葉は「若手の部下」さんに心から染みこんでいくのではないでしょうか。もちろんこれは、上に上げたような「地道な信頼関係をつくる努力」と併用されることが望ましいことは言うまでもありません。
古くさい言葉をもじって言えば、「上司と言えば親も同然、部下と言えば子も同然」とでも思って、一生もののつきあいの相手だと思い、手のかかる子も大事に育てるようにつきあって行かれると良いのではないかと思います。大変でしょうが頑張って下さい。
お察しの通りです。
私自身は体育会系で、打たれ強さが身上です。
信頼関係の構築、という面では、飯を食ったり、遊びに行ったりもしていますが、今回の部下に限らず、非体育会の部下との付き合いは大変です。
「あえて失敗してみせる」というのも新鮮で、参考になりました。ありがとうございました。
もしかしたら性格上の問題もあるかもしれないので
性格に合わせた仕事を進めるようにした方が
効率もいいと思います。
その部下一人に振り回されてたら、
本来の仕事自体も遅れを取る様になってしまいます。
でもどうしても強くしたいなら、いきなりではなく、
少しずつきつい仕事を与えるようにしてはどうでしょうか。
回答をいただくのはうれしいのですが、
ここまでの回答の内容を受けて、もう少し具体的な要素を書いていただきたかったです。
お察しの通りです。
私自身は体育会系で、打たれ強さが身上です。
信頼関係の構築、という面では、飯を食ったり、遊びに行ったりもしていますが、今回の部下に限らず、非体育会の部下との付き合いは大変です。
「あえて失敗してみせる」というのも新鮮で、参考になりました。ありがとうございました。