私は日本では割と有名な大学の学部を卒業した社会人ですが,所謂大学院大学を受験して修士課程を取得しようと考えています。
当該の大学院は学部の大学ほど有名ではないのですが,履歴書的にはどう評価されるでしょうか?
ちなみに専攻は情報系です。
なお,私自身はやりたいことがあって修士に進むので,これが損だ得だで方針を変えるつもりはないのですが,周囲から見たらどうなのか知っておきたいと考えています。
なので,一般論としてどう思われるか教えていただければと思います。
URLはダミーです。
社会人大学院を想定、情報系で且つ、今の仕事を辞めるつもりがないということであれば学歴というより、人脈が広がることのほうが大きいのではないでしょうか?
ですので、実際に研究したいことがあるのであればなおさらですが、大学名で探すより良い先生がいるところを探すべきでしょう。
やりたい研究をする時間を作れ、ちゃんと評価してくれる人が出来るという点でも非常に役立つと思います。またネットで有名な人が講師として来てくれて知り合える可能性も高いですよね。
その上で、修士を取ってから(請われてor望んで)転職することになる可能性もあるかもしれませんが、いずれにせよ損になることは無いと思います。
以前は、大学院のレベルははっきりしていましたが、現在では大学院の数も、院生の数も飛躍的に伸びているので、大学院による格差はほとんどありません。
有名国立大学でも理科系大学院では、外国人院生が多数を占めていることも珍しくありません。ということは、特に、大学院の資格はあまり関係がありません。と同時に、どういう大学院を出たから、保障されることもないということです。
ただ、たとえば、COEや「魅力ある大学院教育」などが交付された大学院は、予算が比較的余裕があるので、チャンスが多いかもしれません。
いずれにせよ、自分自身での努力を信じた方が確実です。
なるほど。
大学院に入ることは悪いことではないけども,必ずしも評価の対象にはならないということでしょうか。
"日本の企業が高い学位の取得者を評価していない理由は、大学院での教育が悪いか、あるいは研究能力に秀でている人々を企業が必要としていないかの何れかである。"
企業によってマチマチだとは思いますが、使いあぐねている、が実情ではないかと思います。
週刊ダイヤモンドか東洋経済だったかは失念しましたが、
ソニーの人事担当者に言わせるところ、東京大学大学院卒の市場価値はゼロ、
との記事もありましたし、高い学位を持つ人をどう受け入れるべきか?
とするテーマ自体を真剣に考える企業は、実際少ないのではないかと思います。
院生30万人体制なんて一頃言ってましたけど、現実は、博士号を持ったプーな人、
昨今多い、学内でのパワハラ・セクハラ・権力闘争の洗礼を受ける人、
等々、なんだかなー、なお寒い状態で、米国のような駆動するアカデミックには程遠いですね。
やりたい研究や、その後の青写真が描けているのであれば、
進学大いに結構なのですが、モラトリアムに漫然と上がってしまうと、
ほんと無為な時間を過ごしたなー、と後々後悔するはめに陥るかもしれませんね。
その意味では、米国の大学院へ進み、外資系企業で上席の研究員になる、
なんて野望の方が現実的かもしれません。
ありがとうございます。
実は勤務しながら大学院に進学することができる,つまり週末を中心とした課程なので,モラトリアムにはならないと思います。
単に最終学歴が修士になるだけで,新卒として活動することはもう無いと思っています。
その最終学歴が変化することが,どんな意味を持つかなと思い,質問させていただきました。
米国の大学院は考えましたが,どうしても働きながらというのは無理なので,見送っています。
大学名ではなく、院生ということで学士よりは高評価されると思います。
情報系について、詳しく勉強しているとみなされ、
与えられる仕事・役割も違ってくるでしょう。
私は、能力的にはあまり学歴は関係ないと考えてますが、
まだ世の中は学歴社会といえます。
ないよりはあったほうがいいでしょう。
ないよりはあったほうがいい。つまり,損にはならないというご意見だととらえました。
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
う〜んどうでしょうか。ケースバイケースだと思いますが。
日本の学歴評価は複雑なので、具体的大学名を出さないとなんとも言えません。
一般的には、学部より大学院がランクの低い学校であった場合、こいつは自校の大学院に行けなかったから、落ちたから、そっちへ行ったと思われると思います。
たとえば、慶應文を出て、立教大学院、そういう人はあまりいませんが、いたとしたらただの慶應文学部卒よりは、アホっぽい感じがします。
ただ、それでも理系の場合は少々複雑です。理系はふつうは院までいくわけですから、修士はないよりはあった方がいい。学部だけの理系卒というのは、なんか変な感じがしますよね。工学部出て銀行つとめてる人とかたまにいますけど。
元の大学がどのランクかにもよるし、大学院との落差がどれくらいによっても、いいとも悪いともいいかねます。早稲田理工+明治工学部大学院、これならそう悪くない。でも、大阪大学工学部+日大大学院はどうなんでしょう?専門の必然性があればよいのでしょうが、世間はそんなこと斟酌しないし、ふつう専門のみからランクを無視して大学を選ぶということは日本ではまれだしね。
やっぱり、具体的にどの程度と明示しないと、なんとも言えないです。
具体的には某早計(情報)→某先端大(情報)です。
URLはダミーです。
社会人大学院を想定、情報系で且つ、今の仕事を辞めるつもりがないということであれば学歴というより、人脈が広がることのほうが大きいのではないでしょうか?
ですので、実際に研究したいことがあるのであればなおさらですが、大学名で探すより良い先生がいるところを探すべきでしょう。
やりたい研究をする時間を作れ、ちゃんと評価してくれる人が出来るという点でも非常に役立つと思います。またネットで有名な人が講師として来てくれて知り合える可能性も高いですよね。
その上で、修士を取ってから(請われてor望んで)転職することになる可能性もあるかもしれませんが、いずれにせよ損になることは無いと思います。
ありがとうございます。
研究者の人脈が学部時代の大学以外にも出来ることは大きなメリットだと思います。
アドレスはダミーです。有効と思います。同じような人材が最終選考まで残った場合,評価できる他の要素が限られている場合,有効になります。又ご自身にとっても,何の実績や経験が付かないということはありえないと思います。最終学歴の優先度は,未だ有効と思います。
ありがとうございます。
やはり学部<修士という評価なんですね。
「日本では最終学歴が割と重要」というのは「日本(の企業に就職する上)では」と読み替えてよいのでしょうか。であれば「履歴書的にはどう評価」という点は、(専攻や担当教授の関係なく学校名だけでランクなどというイナカモノか、オバサンの井戸端会議レベルでないのであれば)求人と求職のマッチングの問題となります。
大学院時代の専攻と、企業側で求める専門性が合致すれば、当然高く評価されます。しかし、以下は例えばの話ですが、一般消費財の営業マンの募集に大学院卒の人が来ても、体力がない、理屈っぽい、年齢が高いでは、アンマッチなわけです。
それ以前の根本的な話として、まともな就職先であれば、これまでの履歴として、大学院卒まで正しく“開示”したほうがよいと思います。書き方としては、必要に応じ(○○大卒、△△大院修)などという方法もありますし。ランク?を気にして開示しないほうが、ずっと心証悪いです。
そうですね。
隠すツモリはありませんし,できれば「働きながら修士を取った」ということが売りにできればいいなと考えています。
ありがとうございます。
http://www.arkstar.co.jp/MBA/about_mba.html
大学院での選考内容によりけりですね。
現行の民間企業においては、問題解決能力の有無が非常に問われています。よって、ゼミナールやMBAによる問題解決型思考能力の育成がなされていれば、必要な人材となりますが、単に学問を追及しただけですと、体制に影響はありません。
直面する課題につき①事実認識をする能力②当該過大に関わる関連法規・慣習・社会的要因の調査能力③あるべき姿の創生④あるべき姿実現に向けてのリスク・コスト分析⑤あるべき姿の実現と言ったスキーム構築力がどの程度あるかが試されるでしょう。
一寸話せば大体問題解決力の有無は分かりますね。付け焼刃ではどうにもならない能力ですから。
確かにそのあたりは勉強したくらいではどうにもなりませんよね。
(URLはあくまでも日本を代表する有名電機メーカの例であって、ここに勤めていたわけではないです、ダミーURLですいません)
以前、有名電機メーカ(正社員数、数万人規模)に勤めていました。
これだけの大企業になると、やはり学歴はモノを言っていました。高卒より学士、学士より修士、修士より博士が出世していました。
ただし、本人の能力が一定レベルを超えていないとダメで、たとえ修士でも明らかにダメダメな人は出世しませんでしたね。
つまり大企業では「同じ能力なら学歴があったほうが出世は有利」という、極めて当たり前の結論です。
ただ、高卒と学士の違いは歴然でしたが、学士と修士の違いはそれほどでもなかった印象です。
修士と博士の違いはかなり歴然とありました。っていうか、博士の人はほとんどの場合は恐ろしく優秀でしたから・・・
以上、実体験より、ご参考まで。
なるほど。
古い体質というのは好きではないんですが,そういう現状は確かにあるということですね。
はっきりいって「日本の修士」レベルで言えば、わざわざ働きながら取る理由はありません。
というのも、某大企業では就職時から「ふつーに修士」だから言っています。大卒は、そもそも採用していません。
「学歴社会」という人の意見に「違う」というつもりはありませんが、日本の場合は「入社時の学歴」が通用するのであって、「働きながら卒業した学歴」は、誰も見向きもしません。
問題になってない、というべきでしょうか。
こういう意見も割とあるのかなぁと思います。
実際のところはケースバイケースだと思うのですが,日本企業は新卒中心であることに変わりはないので,そうなってしまうのかもしれないですね。
>具体的には某早計(情報)→某先端大(情報)です。
早稲田理工から北陸先端大という経歴の人はけっこういます。
昔のnetnewsの世界には何人もいました。でも先端大が無名だし、田舎
なので不満かつコンプレックスなようでした。
いつも今は田舎にいるけど、昔は早稲田、早稲田と強調する人が多かった。
また情報○○といっても、SFCだと、むしろ先端大の方がランクアップになると
思います。
なるほど。参考になりました。
ありがとうございます。
研究者の人脈が学部時代の大学以外にも出来ることは大きなメリットだと思います。