とあるNPOが1万5000円を寄付者から受け取りました。寄付者はNPOから

・「寄付」の条件にもよると思いますが、何も無い場合は「d.1万5千」でしょう。

・別途、該当NPOがチケット入手にかかった費用は支出の項目に計上する。ことによって、なんらかの関係者で「ただ」でもらったのなら、支出費用は０円でしょうし。

・上記のような例はあまり実例として思いつきませんが、寄付者に対し、「領収証を送る」「NPOのパンフレットを贈る」などはどこでもやっていることです。その場合、領収証やパンフレットの印刷費、送料は寄付金収入を減らして記録するのでなく、別途、事務費、広報費などの支出として記録します。

寄付をしようがしまいがチケットがもらえるのなら別ですが、15000円が実質的にチケットをもらうための条件になっているのなら、それはチケットの対価ですから寄付ではなく事業収入として扱う必要があります。

その場合はa.0円。

原則として、会計は収入と支出は別。

収入として寄付金として　１５，０００円

チケットの経費が必要な場合は、支出項目として記載すべきです。

ただし、特別な定めがある場合においては。

　寄付金が１口5,000円、それに対しチケット１枚(3,000円)を出すと決まっている場合、2,000円×口数などとして記録する場合もあります。ただ、その記録を別に整備しないと会計上はよろしくないです。