例 「○○だけではなく、○○である」
「なぜなら、○○である」
のように、具体的なフレーズを教えてださい
教本を読む時間はないです
他にもなにか、説得力・表現力を高めるテクニックがありましたら、教えて下さい
分野がわからないので、何とも言いがたいのですが、特に自然科学の分野では「主語を明らかにする。」ことが大切です。
例えば「~と思われる。」「~がみられた。」ではなく、「私は~と考える。」「~という実験結果をえた。」とするほうがすっきりして、もってまわった表現でない分、説得力も増します。
「~のはずである。ならば~」
「例えば~。しかし~」
「要するに~」
「~は何だろうか(問題提起)。それは~(解決策)」
「~ればならない」
「しかるに、~のである」
小論文の中で自分が言いたいことは一つのはずである。
ならば、それを言い換えたり、例を出したり、反対意見を出して潰したりすれば良い。
相手を説得するときは当たり前のことを出していって、新たな提案として自分の意見を出した方が
受け入れられやすい。
例えば、私が戦争反対を訴えたとしよう。
この意見に賛成する者もいれば、反対する者もいるだろう。反対する者の主張は大体こうだ。
戦争は経済を発展させてきたとか、相手を武力で屈服させることで平和を勝ち取ってきたとか。
要するに、歴史上の必要悪らしい。しかし、誰もが思う『理想』は戦争のない世界のはず。
それを平和と言うが、数千年の戦争の歴史を経てきた今こそ、新たな理想の道を探して行かねばなるまい。
さもなくば、技術ばかりが先行している現代において、我々は自ら生み出した核や兵器によって
何万回と滅びなければならない。
その根本を解決するものはなにか。私は教育だと思う。
知識だけでなく、知恵を学ばせていくことによって、云々。
と展開させて行く。論とは相手を諭(さと)すことである。
さらに文で諭すには、見えない読み手を考えなければならない。
読み手とは一般人のことである。
しかるに、相手(一般人)を頭ごなしに否定しては自身を受け入れられないので、常識を取り入れつつ、
深く相手の懐に入り込んで行くことが肝要なのである。
こんばんは。
フレーズですか、ちょっと難しいですが…。
「確かに…。しかし…。」
はよく使えて説得力がある(ように見える)、効果的な表現だと思います。
譲歩、ってやつですね。
自分に反対する意見について言及するときに使います。
「…ではなく、…なのだ。/である。」
もほとんど同じです。二項対立はあまり好きではありませんが、
小論文の場面では積極的に活用すべきです、わかりやすいですから。
逆にあまり使わないほうがいいのは、
「…と思う。/思われる。」
です。ついつい使ってしまいがちですし、便利なのですが、
小論文での主張の内容は筆者の思っていることだと明らかです。
自信がないときにぼやかすことができるので実生活では便利ですが、
小論文で使うと自信がなさそうに見えます。
aoi-shizukuさんの例を使うと戦争反対ですが、
「戦争は歴史上の必要悪だと思う。」
ではなく、
「戦争は歴史上の必要悪だ。/である。」
と書くべきです。そのほうが説得力が増します。
同様の理由から、
「…だろう。」
なども最小限にとどめるべきです。
http://www20.0038.net/~gakushu-kai/index-day1.html
第一段落
自分の考えを述べる。「私は○○だと考える」「私は○○について賛成(反対)である」
第二段落
根拠(理由)を述べる。「なぜなら、○○だからだ」「例えば、○○を具体例として挙げることができる」「私の体験を述べると、○○という出来事があった」
第三段落
結論を述べてまとめる。「以上の理由から、私は○○と考える」「だから私は○○について賛成(反対)である」
序論-本論-結論という展開が基本だと思います。
以前、小論文の添削の仕事をしていましたが、あまりフレーズそのものを評価する、といったことはなかったように思います。
自分の考え、立場が一貫しているかどうか。
考えの根拠が示されているかどうか。
以上の二点が重要ポイントでした。もちろん、こうでなくてはならないということはありませんが、基本の型を覚えておくと楽ですよ。
「ワンフレーズ繰り返し作戦」
私がよく使う手法です。
はじめにかますと言いますか?伝えたいことを先に宣言してしまいます。それから、内容を説明をし、最後にもう一度伝えたいことを言い直す。この手法をよく使います。
・論点がぼけないこと。
・同じことを繰り返し言うので印象に残りやすい。
が使う理由です。
「ワンフレーズ繰り返し作戦」いかがでしょうか?
Aである。もちろん、Bということもある。しかし、○○なので、Aなのである。
Aという意見を主張したい時に使います。Bは、Aという意見の対となる意見・例外となるです。それを「しかし」以下で否定することでAを根拠付けます。いわゆる「譲歩の構文」です。
大きな流れとしては、
主張A
↓もちろん・もっとも・とはいえ
例外・反対の意見B
↓しかし・だが
主張A
例文
二酸化炭素によって地球温暖化が進行しているため、排出量を削減しなければならない。もちろん、温暖化の原因を短絡的に二酸化炭素だと言うことはできない。しかし、現在のペースで二酸化炭素が排出され続ければ地球温暖化が取り返しのつかない段階まで進んでしまうことは明らかである。よって早急に二酸化炭素削減の策を考える必要がある。
「二酸化炭素の削減」を譲歩構文で主張しています。例文では一段落内で譲歩構文をもちいていますが、最初のA、反例のB、そして最後の繰り返しのAの3つをそれぞれ一つの段落にしても使えます。
1、まず結論を先に述べる「~である」「~に賛成だ」
2、次に理由を述べる「~からである」
賛成or反対の根拠を述べる
3、賛成、反対の逆の意見(自分が賛成ならば逆の反対者の意見) を想定し、考えを述べそれを潰す意見を述べる
4、最後に結論
3がミソですね。読む側は読んでる最中に「いや、でも逆に・・・・」とへそ曲がりのことを考えてしまうものです(そういうしないと採点できません)そこへ先手をうって潰しにかかります。
1の結論を先に言うのもミソですね、読む側は一日何十何百の論文を読むわけですから(おそらく)分りやすさが重要です。
社会問題に対してどうするべきか、といったようなテーマです