http://d.hatena.ne.jp/keyword/iTunes%20Music%20Store?kid=23824
PodCastingで話芸というモノに再び注目が集まっている状況を考えると、落語に関しては一時のような悲観的な見方は変わりつつあると思います。
実際、iTunes Music Storeにおいても落語が配信され予想以上の反響にApple日本法人も驚いているとのことです。
さらに未来の展望としては、CSの専門チャンネルやGyao等のWebTVによる中継によって、今まで無かったニッチな市場を開拓することができますので、少なくとも現在の地上波TV中心よりも多くの人が「落語」に触れるチャンスが生まれると思います。
この状況を落語家の皆さんが上手く利用すれば、落語ファンの底辺を広げることができると私は考えています。
(少なくとも首都圏・関西圏に比べると地方では落語そのものに触れる機会があまり無いのです。ファンの底辺が拡大すれば、もっと地方でも“定期的”にレベルの高い寄席が行えるようになるのではないかと…)
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4091517919
という漫画で、実力はあるが地味すぎて売れない兄さんが語るのですが、
「軽いお笑いに駆逐されるか、カブキや脳と同じように伝統として保護されるかのどちらかだ」
という予想に同意します。
なぜなら、結局落語は基本的な面白さとは別に「背景」を知る必要が出てきます。
江戸のしきたりや風俗、歴史背景や古典芸能・・・を聞き手が学ぶより、落語的な面白さも取り入れた、「現代の笑い」を受容するほうが手間要らずですから。
最後は政府から補助金などをもらっての寄席の存続かもしれません。
TBSの「タイガー&ドラゴン」の落語をテーマにしたドラマをご存知でしょうか?最終回まで視聴率は良好でした。
O.Aしている期間中は、他局で放送されている大喜利「笑点」が15~16%→毎週20%越えになったのは勿論、ドラマ放送の翌日には寄席に訪れる若者も増え週末には2階席を開放するという『落語ブーム』になりました。
若者の「落語」に対する考えも変わってきているのが現状ですよ。若者から絶大な支持を持つジャニーズの起用、そして脚本にクドカンをもっていったのが視聴率につながったのは言うまでもありませんが。。
私の通っている大学に落語の授業があるのですが、今でも席は満員ですよ♪上演している風景をビデオで観るのですが、学生みんな笑ってますし「落語って楽しいね」と友達間でも言っています。
古典も好きですが、新作を主に上演した方が現代の若者(私含め)には溶け込めるかも。
私的な考えですみません(^^;)就職活動でTV局での面接の時に「伝統芸能」の話をタイガー&ドラゴンと混ぜながら話しているもので書かせて頂きました。
参考までに・・・↓
わたし伝統芸能を嗜んでおります。おっしゃられるとおり、現在の伝統芸能の廃れ方は尋常ではありません。しかし皆無、絶滅することは無いです。復旧するしないは、ほんとスターがひとり出れば飛躍的に解決します。ボクシング界、、、亀田三兄弟。キックボクシング界、、、魔裟斗。演歌界、、、氷川きよし。野球界、、、イチロー。ヒーローがひとり出れば30年分は取り戻せます。大切なのは容姿と実力とカリスマ性すべて満たしたヒーローがでれば解決するのです。ヒーローはモテます。だから、人は自分もモテたくてその世界に足を踏み入れます。その数が増えれば増えるほど、ヒーローになるのは難しくなる。そうしたら隣の奴より一歩でも努力しないと頭角は現せない。そして心地よいより自然な競争世界ができあがる。それが続くと繁栄というかたちになります。これは落語もなにも同じことです。http://q.hatena.ne.jp/1147180208
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