こういう場合、井戸端会議をうまく活用して、よりよい結論を導き出し、実行に移せるような制度を確立するにはどうすればいいでしょうか?
いわゆるインフォーマルな場面から出た意見が公式で通用する、さらにはもっと活発な公式な議論がなされるための「ご意見箱」的なシステムということですが、「実績」を出すことが何よりも大切だと思います。つまり、「公的な会議ではない○○から発した意見なんだけども、今度全社として取り上げることになった・・・というような例があれば、公式な会議と井戸端会議の溝は埋まるのではないでしょうか?
もちろん「ご意見箱」の設置としては、社内LANの利用、採用アイデアに報奨金など、色々考えられますね。
http://sysad.0kara.org/archives/000232.html
井戸端会議をそのまま討議システムに組み込むのは困難ですが、確立した討議法の中ではバズセッションがそれに近いと思います。井戸端会議のメリットは、より小規模で、自由に、構えない意見を出せるところにあると考えられますので。
これをさらに応用するなら例えば、1~3日の時間をとっておき、事前に小グループで話し合いをしておくことを義務づけ、本会議で小グループのリーダーにその内容を発表させる、という形にすれば、その小グループセッションはより井戸端会議に近いものになるでしょう。
ということは、会議の各議案を小グループに割り振り、1~3日間検討させるということですね。これも面白そうですね。
議案配布から会議まで、時間がない場合には、何か良いお知恵はないでしょうか?
以前、勤務していた会社では、会議室以外に、お茶を飲みながら休憩するようなオープンスペースがありました。机と椅子が点在していて、社員は、そこでちょっとしたミーティングをしていました。
思い立った時にリラックスして話し合えるのが良かったように思います。
但し、この場合は、自由に席を立つことができる社風、何より、休憩ばかりする=サボル社員がいないという前提あっての話なのですが。
他には、年に数回、社外に宿泊し、カジュアルな格好でお菓子を食べながら会議をする場もありました。
こんな話では、参考にならないかもしれませんが、以上です。
ありがとうございます。
こういうオープンスペースから素晴しい企画が誕生するのでしょうね!
ウチの会議は発言者が限られてしまう嫌いがありますので、後になって「サイレントマジョリティー」が「あれはこうだったよな」とぶつぶつ言い合うことが多いのです。この「ぶつぶつ」がなかなかバカにならないので、何とか前向きに生かしたいのです。
「広い机から大きな発想が生まれる」と聞いた覚えがあります。
例えば「「見晴らしの良い高台」や「高い天井のある空間」など、臨場感があり、共有する大きな(=容積のある)空間がある場所での議論は、ご質問の結果に結びつくと思います。
つまり、日常と乖離した場がもたらす「集中力」、
そして、思考するときに発散する”気”を反発しない空間がもたらす「創造力」がもたらす成果は大きいと言うことです。
また、「実行にうつす」については、何よりも自らが積極的にかかわって出した意見や結論であるため、これを実行しようとするモチベーションも高くなるのではないでしょうか。
そういう意味では、大切なのは「制度」というより、「仕組みづくり」なのかもしれません。
これは考えさせられます。
ウチの会議室は狭く、天井が低く、会議が中盤を過ぎると酸欠と室温上昇でモーローとしてきます。「早く終わってほしい!」と思うようになってしまいます。改善の余地大です。
さっそくのご回答、ありがとうございます!
「ご意見箱」は、新しいアイディアの発掘に非常に有効ですね。
それでは、すでに議案が配布され、実際の会議まで時間がない場合に、"井戸端会議"を実行する、良いお知恵はないでしょうか?