素朴な疑問。
乳幼児向けの絵本には「クマ」とか
「カバ」「きりん」「たぬき」とかが
良く出てきます。
しかし、実生活で「クマ」に会うことは、まずないです。
というか、会いたくない。
「ひよこ」や「にわとり」もよく出てきますが、これも実生活では会わない。
(トリ肉としてお目にかかりますが)
逆に都内で散歩すると「ハト」「カラス」には厭というほど
お目にかかりますが、ハトとか絵本には殆ど登場しない。
動物園でしか会えないような動物ばかり絵本に登場させられるのは、
親としては、言葉を教えづらいのです。
散歩の途中で出会える動物を優先して登場させて欲しいと思いますが、
フリートーク宜しくです。
子供には、「これはフィクションなんだよ」ということをそれとなく伝えるために、生々しさを排除する意味で、動物を主人公にしたりして、擬人化しているんだと思います。
「どういう動物であるか」という中身より、イラストにしたとき幼児が見て親しみを覚えられる愛らしさを備えているか、という点で選んでるのではないでしょうかね。子供はやわらかくて丸っこいものに親近感と愛着をおぼえるものですから。
ハトなんかだと、人間生活の脇役として溶け込んじゃっているんで、なかなか主人公にしづらいのかも。擬人化しずらいフォルムだし。
でも、ネコが主人公になった本って、結構あるんですよね。孤高なカンジのする動物は、擬人化しやすいのかも。