その際に必要となる手続きや、注意すべき点を聞かれたのですが、私はよく知らなくて答えられませんでした。
そこで、どなたか詳しい方、教えていただけないでしょうか?
私に聞かれていることは、どちらかというと税務や労務、法律的なことだと思いますので、
「職場の人とはスッキリ別れる」とか「辞めると言っても仕事はキッチリ引き継ごう」といったマナー的なことや感情的なことではなくて、
例えば、「社会保険は2年間までなら任意継続できるから予めコレコレをしておいた方が良い」とか「個人となると税金の申告がコレコレになるから始めの段階でコレコレしておいた方が良い」とか、そういった感じで、よろしくお願い致します。
個人事業主になると、所得税は今までのように源泉徴収ではなく、3月15日までに前年度(1月~12月)分の確定申告をしないといけません。普通は白色申告なのですが、事前に青色申告申請をしておくと、奥様に専従者給与など経費で落とせて節税できます。銀行融資なども白色申告と青色申告では信用度が違います。ただ、青色申告は帳簿の記載義務があります。市販の弥生会計ソフトでもOKですが、忙しければ税理士に頼むか、規模が小さいのであれば、詳しい方にバイトで頼むかです。私も何件かバイトしています。
ありがとうございます!
個人事業主の場合は、その事業所では被保険者として加入できません。
社会保険は従業員(労働者)のための制度でして、法人企業(有限会社や株式会社など)であれば事業主も従業員という立場にて、社会保険に加入できるようになっています。
任意継続の手続きですが
退職日より20日以内に、保険者(保険証に記載されています。)に対して届け出ることが必要です。
任意継続被保険者の届出を提出することにより、新しい保険証が発行されますので、今まで使用していた保険証は、会社に返納するようにしてください。
また、任意継続被保険者は2年間やめることができません。やめるには下記の条件が必要となります。
ア.新たに就職し、社会保険の資格を得た場合。
イ.保険料を納期までに納付できなかった場合。
ウ.死亡した場合。
のいずれかとなります。
なお、任意継続中の国民年金は基本的に第1号被保険者となり、国民年金保険料(月額13,300円)を支払う必要があります。
ただし、出産手当金や失業給付の受給金額によっては、保険料が免除となる第3号被保険者となることも可能です。
ありがとうございます!
http://www.gyosei.or.jp/gyomu/index.html#1
http://www.best-gyousei.com/html/002_06.html
もし素人でしたら手続きや届出を全部自分でやるのは大変だと思うので、行政書士に相談してみるのもいいと思います。
確かにそうかもしれませんが、ここでは、具体的な手続きや注意点をお聞きしております。
よろしくお願い致します。
2006年5月1日から会社法が大きく変わりまして、まず、旧来の個人事業主が法人化しやすい受け皿となっていた有限会社の新規設立が不可能になりました。
その代わりとして、株式会社の出資金の制限(従来は1000万円。)がなくなり、取締役も1人以上(従来は3人以上)と言う風に、誰でも届ければすぐに株式会社が作れるようになりました。(住所があって、登記にかかる印紙代と、代書を頼む場合は行政書士費用があればOKという事です。)
ですので、その方は「やがて株式会社」と言っておられる様ですが、まず法人化するかしないか、メリットデメリットを見極めて出発したらどうかとアドバイスされたらどうでしょうか。(十分ご存知かもしれませんが)
それと、余談になると思いますが、退職後はクレジットカードが若干作りにくくなると思いますので、クレジットカードの作成が必要ならば退職前にやったほうがいいと思います。
http://www.inbloom.jp/foresight/07_new_comp_act/about_nca.html
(新会社法の概要)
ご回答ありがとうございます。
確かに、会社自体は作りやすくなったのですが、税法などを考えると、会社形態にするよりも個人事業の方が有利になる場合もありますよね。
ここでは、「今まで勤めていた会社を辞めて、自分で個人事業主になる際に必要となる手続きや、注意すべき点」をお聞きしております。
クレジットカードはその通りですね。ありがとうございます!
もしかしたらちょっとずれてしまうかもしれないのですが、
「会社員」でなくなって安定した収入がなくなった瞬間に
クレジットカードが作りにくくなったり、
新たに部屋が借りにくくなったり、
お金が借りにくくなったりします。
新たに事業を始められるのであれば
お金を借りたり、住居を変えたり、ということもあると思います。
できれば、
会社員の間に済ませておいたほうがいいと思います<経験上です。
ご参考まで
ありがとうございます。
参考になりました!
私も一時、個人事業主をしていました。
会社員時代にしておいたほうがいいこと
・歯の治療とか(国保になる前に)
・クレジットカード作成
あと青色申告会というのが
事業をしている場所の税務署ごとにあります。
入ると納税事務を教えてくれたりサポートしてくれます。
年間1万円かからないと思います。オススメです。
また、お住まいの地域により受けられる助成金等
もありますので利用されるといいと思います。
なるほど!
これはとても有用な情報です!
教えていただき、本当にありがとうございます!
私の体験なのでアドバイスになるかどうかわかりませんが・・・
・所得税の申告は白色申告と青色申告がある。
・白色申告は提出書類が少ないが、所得控除が少ない。
・青色申告は承認申請が必要、提出書類によっては所得控除が
最大65万円になる。但し、自分で申告するには簿記の知識(貸借対照票、現金出納帳が作れる程度)が必要。
・白色、青色何れも経費計上には領収書が必要。(こまめに集めておきましょう)
・一年目の申告は給与所得、事業所得それぞれで申告する。
・国民年金基金は年100万円まで非課税になるのでお得。(要国民年金加入)
・国民健康保険は大抵限度額で取られる(5万円程)
具体的にありがとうございます!
とても参考になりました!
ありがとうございます!