ギリシャの首都アテネの守護神アテナは芸術の女神、知恵の女神として知られますが、この女神のお供がフクロウです。
ギリシャからローマを経由してキリスト教とともにヨーロッパにフクロウ信仰が広まりました。(ローマではミネルヴァの女神のお供)
日本では「幸せを呼ぶ鳥」として人気が高まっていますが、これは日本の商業主義が広めたもので、本来は「学術の神、知恵の神」だそうです
既に8人の方が回答してるので(妥当なものは既出と想定して)少し趣向を変えて答えます。
半村良の「石の血脈」中にシュリーマンがトロイで発掘したクロノスの壷と言うのが出て来ます。
その表面の梟の模様の下にはオリハルコンかまたはアトランティスの地図が隠されている・・・と言うことでした。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4041375037/250-1941873-242025...
調べてびっくり。いろいろあるんですね。
http://home.att.ne.jp/gamma/dug/sinmei/su.htm
ストラス
Stolas
ユダヤにおける魔神で、ソロモン王に封印されたという72柱の魔神の一人。「鴉公子」と称する。オオカラスやツグミ、あるいはフクロウに似た奇怪な鳥の姿をし、銀の爪を持ち、眼のまわりは赤いという。ときには人間の姿でも出現する。薬草や霊石の知識に詳しく、その魔術的効能について教えてくれるほか、占星術にも通じており、その知識を与えてくれる。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/owl.html
ギリシア人はフクロウは、古代メソポタミアの「眼の女神」のギリシア版である女神アテナに捧げられた鳥だと言った〔フクロウはギリシア語で"glaux"。この語は、フクロウの「大きくて輝く(glaukos)眼」に由来する〕。フクロウのように凝視する眼を持つ「眼の女神」の像は、中東一帯、とくに女神マリの名を取って名づけられた都市周辺で発見されている[註2]。
http://www.lib.mie-u.ac.jp/archive/tenji/200507.html
ギリシアの女神アテナはフクロウの化身で、「知恵の神」である
アイヌ神話では、最も真確の高い神様の一つがシマフクロウのコタンコロカムイです。
登場する神話は無数にありますが、有名なところでは金田一京助が発見したことで知られる知里幸惠の「アイヌ神謡集」有名な一節、第一編の「銀の滴降る降る……」は、フクロウの神が自ら歌った、とされているものです。
神格自体がフクロウの格好をしているとなると、オカルティズムで扱われる場合のアモンが最も有名でしょう。アモン神そのものはエジプトのアメンに起源を持つ太陽神の一種でしたが、中近世以降に悪魔崇拝が盛んになる中で異教の悪魔とされ、エノク書のマモン(「富」を意味する言葉)と関連付けられ七つの大罪のうち「強欲」を司る悪魔マンモンと同一視されたりもしました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A2%E3%83%B3
またアイヌにはミミズクを神格化したイショサンゲカムイという神様もいます。アイヌの人々は鳥を崇拝することが多く、イショサンゲカムイは夢に現れ吉兆を伝える一種の託宣神的な性格を持っていたようです。
中国では『山海経』という書物に蠹蜚(タクヒ)という一本足の人面フクロウが一種の妖怪として伝わっています。この鳥の羽を持つものは雷を避けられるとの言い伝えから、益鳥として信仰されていたようです。
ほか、ギリシアの女神アテナはフクロウを従者として従えそのシンボルとしていたりします。
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