有料のものでもご紹介頂きたいですが、無料のものがあれば、そちらの方が嬉しいです。
IT業界だと、原価計算方法は、「個別原価管理」ですよね、恐らく。
私の勤務先では、オービックの「勘定奉行21Ver.II[個別原価管理編]」を使ってます。
http://www.obc.co.jp/products/std/21/kanjo_kobetsu/index.html#a
http://www.obc.co.jp/products/std/21/kanjo_kobetsu/index.html#a
万能ツールは無いのですが、リシテア Cost(工数管理)
http://lysithea.hitachi-system.co.jp/products/cost.html
が完成度は高いと思います。
IBM eServer iSeries インターネット・セミナー | 今!時代はiSeries Siteへ!(12) iSeries Site生産管理(プレミア)
IT系ばかり3社程内容を見ました。
企業規模も違いますし、考え方も全然違うので変わる度に驚かされます。
例えば、営業の売上げ目標です。最初に入った大手IT企業では契約金額ベース。ですから、契約書に1億円と書いてあれば、1億円が売上の数字です。現在の勤務先は大手事務機メーカで、契約金額-社内振り替えが売上金額で、売上金額-仕入れ金額を粗利として管理しています。
ですから、最初の大手IT企業では連結の売上金額を合計すると契約金額の2倍以上になりますが、現在の会社ではちゃんと契約金額の合計と一致します。
2番目の会社は何の管理もしていませんでしたので略します。
さて、両方の会社で共通しているのはプロジェクトの工程別に原価計算を行うところだけで、
原価=工数×単価+仕入れ金額という式においても考え方が違います。
1番目の会社では、単価が間接費用も含めた人件費+経費の総合計を総労働時間で割った標準単価。3番目の会社では給与の平均額である実単価で計算しています。
パッケージの長所でもあり短所でもありますが、その辺を整理されては如何でしょうか?また、1番目の会社ではプロジェクトの原価率を厳しくするあまり、他のプロジェクトのオーダを流用することは日常茶飯事でした。
現在の会社ではそういったことは行われていません。
両者で共通していることはパッケージを使用していないことです。1番目の会社ではExcelのシートに日付別・プロジェクトの工程ごとで作業時間を記入した月報で報告していました。(これをオフコンで集計)
現在の会社でも部署によっては同じようなことが行われています。(直接入力させるよりも加工しやすい)
tomoyuki28jpさんの会社で原価についてその辺りの考えがまとまっていないようであれば、そのような所から始められた方がいいのではないでしょうか?パッケージの導入はその後で考え方も含めて決めればいいのではありませんか?
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