「知る楽~稲村和夫リーダーの条件」という番組を見ました。
番組自身は経営理念の話が中心だったのですが、
番組中に
「理念を曲げないと会社が持たないような時はどうするのですか?」という問いに、
「つぶれるんです。理念を曲げてまで生きてても仕方がないでしょう」とばっさりでした。
後日、友人とこの話をしていた時に、
稲村氏はこの質問自体が本来無意味であることを見抜いていたのでああいう回答をしたと言っていました。
いっけん賢そうな質問ですが、実は無意味な質問であるとも言っていました。
そこで教えてください。
この質問が無意味であるというのは何処にあるのでしょうか?
確かに理念は大事だとおもいます。しかし、日本社会の村畑主義の中では理念のある会社は少ないと思います。私から見れば理念=金の会社が生き残ってしまっているように感じますが。
理想、理念など追求しすぎれば倒産になりますし、あまりにも理念=金になってしまうとLD、村上ファンドのようになってしまいます。やはり最後は経営者の経営センス、理念、理想、金の頃合をどうするかにかかってくると思います。